時代の流れも取り入れた、ブルース・ウェインのクルマ選び。

たとえば『スーパーマン』や『スパイダーマン』、『X-MEN』のメンバーたちとは違い、スーパーヒーローたちの中でも『バットマン』には身体的な特殊能力が備わっていません。

が、そこはウェイン家の莫大な資金力でカバー。科学の粋を結集したスーツや武器、バイクやジェット機などで並み居る強敵に立ち向かうのです。

おっと、もちろん欠かせないのが...自宅からゴッサム・シティへ通うのに乗るバットモービルですよね。特にハリウッドで映画化されてからと言うもの、毎回新しいバットモービルのデザインが出てくるのは、ファンにとってはたまらないポイントです。

というワケで今回は、1941年～現在までの歴代バットモービルをまとめたチャートを皆さんにご覧いただきたいと思います。以下へどうぞ！　

「JALOPNIK」に掲載されていたこのチャートでは、原作コミックから実写版、テレビアニメに至るまでの全てのバットモービルが描かれており、当時の流行も垣間見ることができます。

1940年代ではほぼ普通の乗用車に乗っており、徐々に『バットマン』っぽいカスタマイズがされていっているのが判りますね。

70年代はスーパーカー・ブームのせいか、フォード・マスタングや、シボレー・コルヴェットなどにも乗っていたのがちょっと意外ですね。しかも無改造でしょうか？　

そこからまた1980年代には、スーパーカーに『バットマン』らしいデザインが加わり、1986年には突如として戦車型のバットモービルも登場しています。

映画化が活発になってきた1990年代においても、アニメ版なども変わらず作られ、そちらも独自の進化が見受けられます。

ですがやはり実写のリアルなカッコ良さったらないですね。1995年の『バットマン・フォーエヴァー』に出てきた、アバラ骨みたいなデザインも当時は斬新でしたが、『ダークナイト』3部作に登場したタンブラーのなんとゴツいこと！　中からバットポッドが飛び出すなんてギミックにも心トキメキました。

そしてつい最近、『バットマン vs. スーパーマン』のザック・スナイダー監督がチラっと公開した、新型バットモービル...まだ全貌は見えないものの、タンブラーと『フォーエヴァー』版の長くて垂直尾翼が付いたバットモービルを掛け合わせたような雰囲気が漂っています。

今ネット界では、こんなデザインになるかも？　というウワサでもちきりですが、実際に公開されるまではホントかどうかわかりません。とにかく待ち遠しいですね。

ちなみにこちらのチャート、もう少し大きい画像はこちらのリンク先からご覧いただけるようになっていますので、興味のある方はぜひどうぞ！　

All The Most Important Batmobiles In One Handy Chart［JALOPNIK］

（岡本玄介）