あと数週間もすればサッカーの祭典ワールドカップが開幕します。

しかし、開幕戦が行われることになっているサンパウロのアレーナ・デ・サンパウロの屋根は開幕までに完成しません。ブラジルの建設会社オーデブレヒト が施工していますが、その屋根の一部は、ワールドカップが終わった後に完成します。

屋根の側面に取り付けられることになっていたカバーガラスを取り付けるための十分な時間がありませんでした。建設会社オーデブレヒトと 地元の運営者はワールドカップが終わった後まで作業を延長することを決定しています。


理想


現在（5月8日撮影）



建設会社オーデブレヒト は、観戦に訪れる観客には影響がないと述べました。
同社は「最初のプロジェクトの一部であったとしても屋根自体は既に付いているので、ガラスのカバーは必ずしも必要ではない」と述べ、安全性を強調・保証した。しかし、一部のレポートではガラスのカバーが雨から観客を保護するために必要であることが述べられている。

FIFAとワールドカップ組織委員会にコメントを求めたが回答は得られなかった。


このスタジアムは2013年11月27日に作業中のクレーンが倒れ作業員2人が死亡。その際にスタジアムの一部も一緒に倒壊しており、これにより工期に大幅な遅れが生じた。

このスタジアムで行われるグループリーグの試合は

6月12日 17:00 ブラジル×クロアチア
6月19日 16:00 ウルグアイ×イングランド
6月23日 13:00 オランダ×チリ
6月26日 17:00 韓国×ベルギー

Via:Daily