後日、岡村隆史さんがラジオで“ただのクイズコーナーやった”と話していたこのコーナー、実際はどんな内容のコーナーだったのでしょうか。→ Geinou Ranking
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事の発端は、めちゃイケのHPにアップされた5月3日放送分の予告動画でした。
そこに、重盛さと美さん(25)が小保方さんによく似た女性“阿呆方さん”に扮し、会見場のような場所で
「あります!」
といった瞬間スリッパで頭をはたかれるというシーンがあったのです。
ネットでも大きな騒動となりました。
(以下引用)
「小保方さんは一般人なのにやりすぎ」
「これは名誉毀損なのでは」
「ナイナイの岡村は『大人のイジメ』みたいだと小保方さん騒動を批判してたのに…」
「不安定な時期にネタにしていいものじゃない」
「フジテレビは最低のメディアだな」
(以上引用 メンズサイゾー)
など批判が集まり炎上状態に。
さらに、小保方さんの弁護士がフジテレビに「人権侵害」だとして抗議文を送付。
フジテレビは当初、“阿呆方さん”を“渦中の女性”に表現を修正するなどしてこの企画を放送しようとしていましたが…。
→ 【めちゃイケ】小保方さんを「阿呆方さん」とネタに → 批判殺到、修正
結局、このコーナーはお蔵入りとなってしまいました。
→ 「めちゃイケ」小保方氏ネタ放送されず!ネットで物議
すると今度はネット上ではこんな声が。
(以下引用)
「不謹慎だとか言ってる連中がテレビをつまらなくしてる」
「小保方さんはもはや一般人じゃないだろ」
「嫌なら見なきゃいいのに批判してる奴らは何なの」
「ネットの炎上ごときで取りやめるほどの覚悟しかないのかよ」
(以上引用 メンズサイゾー)
確かに、この企画を放送しようと決断したのもどうかと思いますが、ちょっと批判を受けたからと言ってあっさり引っ込める姿勢も、メディアとしてはどうなのよと思わなくもありません。
なぜフジがこうもあっさりこの企画を引っ込めたかというと、ネットの炎上が原因ではなく、BPOが怖かったから、なのだそうです。
(以下引用)
この一件について、
「BPO恐怖症ですよ」
と話すのは、フジテレビのスタッフである。
放送倫理上の問題などを審査するBPO(放送倫理・番組向上機構)は過去に、「ヤラセ」が発覚して打ち切りになった同局の番組「ほこ×たて」について審議し、
「制作過程に重大な放送倫理違反があった」
との意見書を発表したことがあったからだ。
このスタッフが続ける。
「だから、またBPOに指摘を受けるのではないかとビクビクするわけです」
(以上引用 アサヒ芸能)
※ほこ×たてヤラセ騒動詳しくはコチラ。
→ 打切り決定「ほこ×たて」やらせ炎上 真相と告発した広坂正美氏の想いとは
ここのところのフジテレビは、何をやっても裏目に出ているイメージですしね。
だったら放送前にもう少し影響などをよく考えればいいのにと思うんですけど…。
ナイナイの岡村さんは、この件についてラジオでこう弁明しています。
(以下引用)
「ハッキリ言えることは、別に小保方さんを、小馬鹿にしたようなネタでは全くなかった、と。」
「おそらく、小保方さんがこのコーナー観たら、笑ったと思うのよ。」
「このままどこでも放送されへんのやったら、小保方さんの病院に持って行ってあげたら、ちょっと笑顔戻るかもわからんな、っていうくらいのコーナーやってんけどなぁ」
「もうね、ホンマのこと言いますけど、ただのクイズの番組やったんですよ。」
「ただのクイズで、正解するか正解しないかっていう、クイズのコーナーやったんですけど。放送する前にあちこちでジャッジが下ってしまったのでしょうがないですけど。」
(以上抜粋引用 世界は数字で出来ている)
矢部さんも、
「観てもらったらね。「なんやぁ」ってなる感じだと思いますよ。」
と話しています。
では、それはいったいどんなコーナーだったのでしょうか。
(以下引用)
「基本的には重盛のバカさかげんをイジるコーナー。
誰でもわかるようなクイズを出題し、小保方さんとソックリの格好をした阿呆方さんが答えるというものです。
『アメリカにパリはありますか?』
といったバカな質問に、重盛がつい
『ありまーす!』
と答えたくなるようなもので、正解することも時々はありますが、大半は間違う。
で、そのたびにスリッパで頭を叩かれるというオチです」(テレビ誌記者)
(以上引用 アサヒ芸能)
これはホントに、“なんやぁ、てなる感じ”です。
小保方さんは全く関係ないですし、本当に名前をもじっただけのコーナーだったんですね。
もし、予告がネットに載らずに当日突然このコーナーが放送されただけだったとしたら、ここまで大きな騒動にはならなかったかもしれませんね。
ほぼ同時期に、大久保佳代子さんが小保方さんのモノマネをした番組はそのまま放送になり、物議はかもしたようですがめちゃイケほどの騒動にはなりませんでした。
【画像】ロンハー「久保方さん」に賛否両論。小保方晴子を大久保佳代子がパロディ「STAP細胞はありません」
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「STAP細胞はありません」と言ってしまっている分、こちらの方がある意味おちょくり度は高いとも言えそうなのに、弁護士さんもこちらはスルーでした。
やっぱり、名前に侮蔑語を入れるというのがまずかったんでしょうね。
例えば、大久保さんが久保方さんになったように、重盛さんだから重方さんとか、さと美さんだからさと方さんとか、名前が最初から別のものだったとしたら…予告動画もあそこまで炎上することはなく、弁護士さんが動くこともなかったのではないでしょうか。
弁護士さんは、“阿呆方さん”という名前がネットに残っていることを気にされてましたしね。
まあ、重箱の隅といえばそうなのかもしれませんが、不特定多数の人が見ているのがテレビというメディアです。
BPOが怖いのなら、フジテレビも突っ込まれないように放送前にもう少しよく吟味した方がよさそうです。
ギリギリのラインを狙って笑いを取るのが、テレビマンの腕の見せ所、じゃないんですか?
そのラインが読めなくなったからこそ、今のフジテレビの凋落があるのかもしれませんけど…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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