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ARROWS NX F-05Fレヴュー:快適さを求める人に、富士通が本気出してきた : ギズモード・ジャパン

ARROWS NX F-05Fレヴュー:快適さを求める人に、富士通が本気出してきた

2014.05.21 22:00
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最高のコミュニケーションを皆様へ

5月14日、NTTドコモが夏の新製品発表会を開催しました。高音質な通話が可能になるVoLTE(ボルテ)をはじめ、いくつかの新サーヴィスと、スマホ7機種、タブレット2機種、フィーチャーフォン2機種、通信端末1機種が発表されました。


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先日こちらでご紹介した、スマホ史上最高の日本語入力システムを謳う「Super ATOK ULTIAS(スーパー エイトック ウルティアス)」を搭載した、富士通のスマートフォン「ARROWS NX F-05F」(以下ARROWS NX)もここで発表されました。


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カラーはゴールド、ホワイト、レッドの3色。ディスプレイサイズは5インチですが、薄型のボディと後述するU-Frameで大きさをあまり感じさせません。

さて、ギズモード編集部ではこの発表されたばかりのARROWS NXの入手に成功。どれほど高性能な機種に仕上がっているか、レヴューしていきたいと思います。


ARROWS NXって?


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5月14日に、NTTドコモから発表された富士通製の最新Androidスマートフォンです。富士通とジャストシステムが共同開発した、スマホ史上最高の日本語入力システムを謳う「Super ATOK ULTIAS」を搭載し、快適な日本語入力を実現しています。

CPUはMSM8974AB 2.3GHz クアッドコア、OSはAndroid 4.4.2を搭載。カメラの画素数は2,070万画素となっています。

新通話方式のVoLTE(ボルテ)にはアップデートにより対応。また、Wi-Fiと3G/LTEの通信方式を併用して、通信スピードを確保するマルチコネクションにも対応しています。

ボディはIPX5/8の防水仕様。フルセグチューナ搭載、おサイフケータイ、テザリング、NOTTVももちろん楽しめます。そう、ARROWS NXは全部載せ端末なのです。

その上、3日間もつロングバッテリを実現しているのですから、死角なし。富士通さんの本気を感じます。


デザイン


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全体のデザインは、丸みを帯びたデザイン。背面の「ラウンドフォルム」と、フレーム部のU-Frameにより、5インチクラスの大型ディスプレイを搭載しながら、手になじむようになっています。男性ならば、片手で気軽にホールド可能でしょう。

5インチのディスプレイには、「Corning Gorilla Glass 3」を、背面は「ハイパーダイヤモンドタフコート」を採用。キズや衝撃から本体を守ってくれます。


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そして、IPX5/8相当の防水仕様ながら、キャップレスmicro USB端子となっていることで、すっきりとしたデザインになっているのもポイント。

全体的に、シンプルながらも飽きのこないデザインで、TPO問わず気兼ねなく使える端末です。

ちょっと前のスマートフォンは、なんとなく野暮ったいデザインが多いと思っていたのですが、ARROWS NXのデザインはいいんじゃないでしょうか。上品でさりげない印象で、僕は好きです。


ARROWS NXのすごいところ


ARROWS NXのすごいところは、現在、世界で唯一の「Super ATOK ULTIAS」搭載機種というところです。このSuper ATOK ULTIASは、変換効率がバツグンに高いだけでなく、多少の入力ミスもなんのその、変換候補に正しい単語を表示してくれるという、親切設計なのです。

また「ATOK for Android」では有償となっている「キーワードExpress」が無料で利用可能(ジャストシステムのアカウント「Justアカウント」が必要)。登録するとニュースなどで話題になっている旬のキーワードを自動的に変換辞書に登録する「最旬キーワード」が利用可能になります。

友だちとのLINEでの会話などでは、旬のキーワードは欠かせません。この変換効率が無料で大幅にアップするのですから、とてもお得です。


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さて、変換効率の高さですが、これは実際に文章を入力してみるとわかります。長文を入力した場合、連文節の変換はもちろん前の文章を解析し同音異義語も正確に変換してくれます。

ほかのスマホで上の画面キャプチャのものと同じテキストを入力してみたら「改装工事」が「回想工事」に、「コンビニとして開店していた」は「回転」となってしまいましたが、ARROWS NXではご覧のとおり一発で正しく変換できます。

自分の頭の中に思い描いた文章が、ストレスなく入力・変換ができるのは、とても快適。何度も変換キーをタップして候補を探すというような作業は不要です。


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なお、Super ATOK ULTIASは、変換が賢いだけではありません。カーソル移動をタッチ操作ではなくフリック操作で行う「カーソルの十字操作」や、カーソル移動のつまみを大きくし、次の操作をわかりやすく表示してコピー&ペーストなどをやりやすくするといった、細かい使い勝手にも配慮されています。

また、キーボードをタップ・スワイプすると、本体が細かく振動し擬似的なキーストロークが感じられるようになっています。これにより、ミスタッチがかなり少なくなるような気がしました。文字入力へのこだわりが感じられます。


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そのほか、写真や画像内の文字をなぞると、OCR機能を使って文字認識し、コピーすることができる「なぞってコピー」といった、独自機能も搭載されています。

メールやSNS、メッセンジャーアプリなど、通話よりも文字入力が多いという人にとっては、日本語入力の快適さはとても重要。文字入力でイライラしたことがあるのなら、Super ATOK ULTIASが搭載されたARROWS NXはひとつの答えといえるでしょう。


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また、画面右下にある◯を付けたアイコンをタップすると、画面が下にスライドします。これにより、片手操作中、親指が届かないアイコンにも届くようになります。細かいところですが、気がきいていると思いませんか?


カメラ


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カメラ部ですが、撮像素子には1/2.3型CMOSセンサ「Exmor RS for mobile」を搭載。有効画素数は2,070万画素です。そして5群5枚のレンズ構成、富士通独自の画像処理エンジン「GRANVU」(グランビュー)を採用しています。


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実際に撮影をした写真を見ると、スマホで撮影した写真とは思えないくらい、シャープで鮮やか。やや背景の2線ボケが気になる場合もありますが、予想以上に表現力のあるカメラと言ってもいいでしょう。


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シャッター長押しで最大100枚まで連写するモードや、HDR撮影にも対応。もちろんフルHDでの動画撮影も対応しています。


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正直、こんなによく写るのならば、ほんとうにコンデジは不要なのでは、と思ってしまいました。CMOSやレンズもよいのでしょうが、おそらく画像処理エンジンがいい仕事をしているのでしょうね。


実際に使ってみて


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最近の5インチクラスのスマホは、自分にはやや大きいかなと思っていましたが、ARROWS NXは丸みを帯びたデザインと、薄型のボディになっており、まったく大きさを感じません。あまり大きなスマートフォンは持ちたくない派なのですが、このくらいならば許容範囲です。

そして、一番驚いたのはバッテリの持ち。レビューのための試用や撮影を含めて、2日間ほどかなり使っていましたが、充電なしでもバッテリが空になることはありませんでした。HCE(ヒューマンセントリックエンジン)による省電力機能と、3,200mAhの大容量バッテリーの組み合わせは伊達じゃありません。また、本体が熱くなるといったこともなく、非常に快適です。

Super ATOK ULTIASの変換精度や使い勝手は、お伝えした通り。とにかく、メールやSNSへの投稿が普段よりも3割ほど快適に感じられました(自分比)。

僕は、よく「インターネット」を「イントーネット」などと入力ミスをしてしまうのですが(フリック入力があまり得意ではない)、そんな些細なミスは気にするなとばかりに、変換候補に正しい単語を表示してくれる姿を見て、頼もしいと思う反面、ライターとしてこのままじゃいけないのではないかと、若干反省をしたりもしました。

全体的な使用感、快適です。全体的に動作もキビキビしている上、文字入力のストレスがかなり軽減されていることが、そう感じた要因なのではと思います。昔のAndroidは、ずいぶんもっさりしていた印象でしたが、もうそんなことはないんですね(遠い目)。


対象ユーザーは?


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今のスマホに不満がある人。特に、日本語入力でイラッとすることが多い人。今回のARROWS NXはスペックも高くまとまっていますし、Super ATOK ULTIASは富士通とジャストシステムがスマホ史上最高を謳う出来です。

今は、文字によるコミュニケーションが主流になりつつありますよね。ということは、スマホを使う際に文字入力をしている割合が大きいということ。その文字入力が快適になるということは、スマホの使い勝手が快適になるということになります。

すぐには実感できないかもしれませんが、数ヶ月使ったあと、Super ATOK ULTIASが搭載されていないスマホを使ったときに、大切さを痛感するかもしれません。一人暮らしをして、初めて家族の大切さに気付く、みたいな。

デザインも落ち着いた感じですし、カメラの性能が予想以上によい上、ロングバッテリ、さらにドコモのサーヴィス開始に合わせたソフトウェアアップデートによりVoLTEにも対応、そして現状のスマホに搭載されている機能がほとんど揃っています。スマホ選びに迷ったら、ARROWS NXにしておけば、満足度は高いと思われます。

富士通のスマホへの本気度と愛を感じる1台です。


ARROWS NX スペック

OS:Android 4.4.2
プロセッサ:MSM8974AB 2.3GHz クアッドコア
スクリーン:約5インチ TFT液晶(WhiteMagic)
RAM:2GB
ストレージ:32GB
カメラ:背面約2,070万画素、前面約130万画素
バッテリ:3,200mAh
寸法:約140×69×10.4mm
重量:約159g



source: ARROWS NX F-05FSuper ATOK ULTIAS

(三浦一紀)

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