2014年05月22日

劇場版パトレイバーロケ地巡り同人誌　「パトめし!vol.1」　ロケ地巡りで食べ歩き

サークルガキ帝国の劇場版パトレイバーロケ地巡り本『パトめし!vol.1』がCOMIC ZIN秋葉原店に21日に入荷した。1989年に公開された劇場版「機動警察パトレイバー the Movie」の登場場面を巡りながら、食堂や、立ち食いそば屋などを食べ歩いてる同人誌で、表紙は『台湾料理味王は実在した！』『パトレイバーロケ地巡って食べまくり』。

サークルガキ帝国の、劇場版パトレイバーロケ地巡り本「パトめし!vol.1」

「劇中より：画面左側より暴走ロボが飛び出して味王をブチ壊す」

「"昭和二十年東京地図"掲載の、現新宿駅東南口にあった飲食店街」

長野屋食堂（新宿区新宿）　「凡そ現代の光景、しかも新宿駅の目の前とは思えない
実に昭和的な大衆食堂が現存している」

サークルガキ帝国(刈部山本氏)のコミティア108新刊で、1989年に公開されたアニメ劇場版１作目「機動警察パトレイバー the Movie」のロケ地巡りをされながらの食べ歩き同人誌『パトめし!vol.1』が、COMIC ZIN秋葉原店に21日に入荷した。

サークルガキ帝国は、台東区のB級メシ屋レビュー同人誌「立喰いの挽歌デウスエクスマキな食堂10年冬号」、背脂マシマシラーメン同人誌「背脂番付セアブラキング」や、23区内を町歩き銭湯に入ったりラーメンを食べたりな同人誌「路地裏ら～めん漫湯記」、ダメ大人のためのサウナ＆温泉スパ＋近くで呑める町ガイドブック「ふろ式・酒場の叙景」などの同人誌を出されてるサークルさん。

同人誌『パトめし!vol.1』は、サークルさんコメントは『劇場版1作目でのタイラント破壊経路を追いつつ、実際の東京の風景の変遷を重ねあわせ、その土地ならではの食風景を見出す』で、書籍「昭和二十年東京地図」に掲載されている写真を参考に、劇場版パトレイバーの劇中のカットと、現在の様子、過去の写真を比較しながら新宿区・荒川区・台東区・江東区を巡り、食堂や立ち食いそば屋などを食べ歩いていて、表紙は『「台湾料理味王」は実在した！パトレイバーロケ地巡って食べまくり』。

本の概要は、実写版の公開がスタートした機動警察パトレイバー。25年前に公開されたアニメ劇場版１作目のロケ地を巡りながら立ち食いそば屋や食堂で食べるというもの。vol.1では劇中で暴走した土木作業用ロボが破壊した東京の家々は四半世紀の時を経てどう変わっているのかそのルートを追います。
実際の東京の路地裏の長屋や繁華街の飲食街、震災復興集合住宅といった風景に、終戦～劇場公開時≒バブル期～そして現在の変遷を重ねあわせ、その街角に佇む独立系立ち食いそば屋、食堂にその土地ならではの食風景を見出していきます。新刊情報

ゆさんの感想は『劇場版パトレイバーIのロケ地の歴史探訪。兎角濃くて掘り下げが深い、パトと押井愛に溢れる一冊。割と軽い気持ちで読み始めたら、あまりの読み応えに前のめりになってた』とのこと。

なお、サークルガキ帝国の刈部山本氏は、同人誌『パトめし!vol.1』のまえがきで、『（「機動警察パトレイバー the Movie」の）劇中には私の同人誌でこれまで扱ってきたような、東京の路地裏の木造家屋やアパート、廃墟など、決して近未来を描くSF（といっても公開当時の近未来で設定は1999年なので今からすれば過去なのだけど、公開当時からは未来ってことで）とは思えないような風景が沢山出てくる』、『これを読み解けば、パト1とはどういう映画だったのかが見えてくるし、アニメなんてキモイ！観るもんか！という向きにも拙著を手に取られるような方なら興味を持ってもらえるんじゃないか。引いては私がどうして単なる食レポを面白おかしく紹介するのみでなく、その食事処のある風景込みで追い求めているかが分かってもらえるんじゃないかと思うに至ったからだ』などを書かれている。

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