がん治療で全国でも有名な「千葉県がんセンター」(千葉市中央区)で手術を受けた
患者9人が、手術後に相次いで死亡していたと報じられています。
画像:【千葉県がんセンター】
http://www.pref.chiba.lg.jp/gan/
先月22日、千葉県は同センターで手術を受けた3人のがん患者が短期間で死亡したと発表。
検証委員会を設けて原因を調査するとしましたが、今月21日、がん患者計9人が相次いで亡くなり、
うち7人が消化器外科に勤務する同じ男性医師の手術によるものだったことが判明。
医療ミスの可能性も指摘されています。
同センターに勤務していた別の麻酔医師は、この件を県や厚生労働省に内部告発していましたが、
問題視されずに放置されていました。
麻酔医師は
「告発が受け付けられていれば、死亡事例が相次ぐことは防げたのでは」
と話しています。
「千葉県がんセンター」は全国で3番目のがん専門病院として、1972年11月に開設されています。
命を救うはずの病院でもし医療ミスが隠ぺいがなされていたのだとしたら、恐ろしいことです。
真相の解明が待たれますが、日本は本当に組織的な隠ぺい体質が根強いですね。