２３日、衆議院の厚生労働委員会は「過労死等防止対策推進法案」を全会一致で可決。

来週にも本会議で通過し、その後、「過労死防止法」が成立する見込みです。

「過労死防止法」の要点は

（１）労働者全体、さらには勤労市民全体の過労死を防止するという基本理念を掲げること

（２）国と自治体、使用者（雇用する側）の責務を明確にすること

（３）過労死・過労自殺についての調査・研究と、それに基づく総合対策を国などが行うこと

（引用元：http://www.bengo4.com/topics/851/）

労働に関する法律は現在、労働基準法、労働安全衛生法・労働組合法・労働契約法などがありますが、

「労働基準法」を例に取ると、労働組合や労働者の代表と協定を組むことで規制された労働時間以上に

働かせることが可能であったり、閑職に追い込まれることを危れてサービス残業に従事してしまう、時間以

外の厳しい労働などのパワハラなど、法的効果は限定的なものとなっています。

画像：【仲良くお休み中】

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そのため、過労死防止策としては不十分であることから、今回の新法成立で歯止めをかけようとしています。

また「基本法」とは、憲法と各種法律の間にある法で、国政に重要な問題について、理念や原則を定めた

ものです。

今後見込まれる動きは、過労死防止ひいては労働環境と意識の改善、国による過労死の実態調査や防止

策の研究などが考えられています。

今回の件に【ネットの声】は・・

などがあるようです。

とりあえずは施行されて、どのくらい効果があるかですね・・