車の運転座席には必ず死角があり、運転手からは、他の車や歩行者が全く見えないことがあります。
それがトラックほど大きな乗り物となると、死角はさらに広くなります。
「トラックにはこんなに死角がある」という、4台のバイクが見えない状態の写真が話題を呼んでいました。
この決して小さいとは言えないオートバイが、全て運転手から見えない死角にあるそうです。
これが歩行者や自転車でも同じことで、決して自分が見えているからといって、安心はできないことを物語っています。
これを念頭に入れておくと、大きな車のそばにいる時の注意のしかたも変わってくるのではないでしょうか。
海外掲示板には、トラックの運転手を含む、いろいろな意見が寄せられていました。
●確かにそうだったよ。(トラック運転手)
●もうトラックには360度のカメラを設置すべき。
●もしドライバーが凸状レンズを見ていたら、両側のバイクは見えるね。
●モーターサイクルギャングが囲んで完全犯罪ができるな。
●死角を確認するのも責任のひとつだ。それが法律だ。
●バイク乗りとして言うと、道路にいるやつは全員自分を殺そうとしてると思わなくちゃいけない。
●ドイツでトラック運転手をしているが、自分たちのトラックにはミラーを6つまで着けられる。すぐ目の前も見えるし、右側も見える。凸状レンズで自分のドアからトラックの後ろまで見える。あとはミラーの調整だけだ。正しい調整が出来ていれば、死角で問題が起きることはない。自分のトラックからはこの4台のバイクは見える。
↑さすがドイツだ。その他のところは仕方ない……だ。
●トラックは大きい。バイクは小さい。
小さいものは大きいものから離れろ。安全に。
●バイク乗りとしていうが、目が合わなきゃ誰も見ていないと思ってよい。バイクは他の全ての死角にいる。
自分が見えていることはもちろん、相手からも見えていることが重要ということのようです。
All bikes in this photo are in Blind Spot of the truck driver and are invisible to him.