Acerは22日(台湾時間)、NVIDIAの遅延レステクノロジー「G-SYNC」に対応した28型4K解像度液晶ディスプレイ「XB280HK」を発表しました。現在のところ価格は未定ですが、日本でも発売されます。発売時期は第2四半期(4~6月)とのことですので、あと1ヶ月程度で発売される見込みです。
Acer XB280HKは、3840×2160ドット表示(4K)に対応した液晶ディスプレイ。ディスプレイ方式は明らかにされていませんが、視野角は上下170度。なんとなく推測できてしまうところですが、確定事項ではないのであえて名言はしません。なお、バックライトにはLEDを採用しています。
さて、最大の特徴となるG-SYNCですが、こちらはNVIDIAがモニタ側に専用処理回路を内蔵させることで実現する遅延レステクノロジー。厳密にいえば、いわゆるリフレッシュレート60Hz環境下における、60Hzで描画できなかった際の垂直同期による遅延問題を解決するもの。いわゆるStutter(カクつく・カクつき)といわれる現象で、FPSゲーマーにとっては死活問題の一つです。もう一つは垂直同期を無効にした際に発生するティアリング(画面分断)。
これら2つをまとめて解決するNVIDIAによるゲーマーのための「可変フレームレート」テクノロジーがG-SYNCというわけです。PCパーツメーカー全体でいえば、高性能なパーツを揃えて50万円を超える自作PCを組んでくれたほうが嬉しいものですが、NVIDIAとしてはPCゲーマー人口を広げることを大切にしているものとみられます。
なお、XB280HKはノングレア仕様の「ComfyViewテクノロジー」を採用。その他、チラツキ軽減技術や低輝度でも十分な明るさを得られる技術などが採用されています。
まさにPCゲーマーのためのディスプレイといっても過言ではないものですが、価格的に安くなるとみられる4Kディスプレイだけに、他用途でも活用できそうな製品です。
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サイト管理と記事の執筆を担当しています。ガジェットなら何でも食べる雑食。メーカーや技術方式にこだわらず、いろいろな製品をタッチ&トライ!
TNばっかりで食指が動かない
PC用モニタのTNは比較的目と近いとこに置くから、大きくなると欠点が目立つんだよね。
>視野角は上下170度
あっ…(察し)
2万まで下がったら呼んでくれ
TNじゃないと現実的な値段にならないのかな
4k解像度に設定して、60fps以上でFPSゲーム動かすのは、GeForceだとどのビデオカード用意すれば良いのだろう…
安かろう悪かろう
可変フレームレートっていっても最大60Hzでしょ?
144Hzの普通のゲーミングモニターの方が有利だろ。
違うよ。
名言
プレステ4とかONE遊ぶならこれ意味ない?
素直にフルHDモニタの方が良いのかな?
2333a買おう買おうとしてなかなか踏ん切りがつかん、、、
PC側もNVIDIA製のGPUが必要なのでゲーム機には無意味です。
あと4K解像度も意味がないと思います。
これに掛けるお金をソフト購入に充てたほうがよほど有意義かと。
参考になった。
ありがとう。
VESAが噛んでいるAdaptive-Syncの方が本命だと思う
ここでこういうの扱うんか
意外だな
本命である理由が見当たらないんだが。
GeForceのKepler世代以降が必要、値段も1万以上上がる、接続にはDPが必要。
それならDP規格で標準化される予定のAdaptive-Syncを待ったほうがいい。
PCゲーマー人口を広げる技術ではないし、
G-SYNC対応ディスプレイを買った人にGeForceを買い続けさせるためのものと考えた方がいいでしょ。
そもそも4k/60Hzが可能になるのがDisplayPort1.2~で、G-SYNCも1.2~が必要。
Adaptive-Syncが1.2aという……
結局G-SYNCのメリットは現行DPのみだけど、将来的にDVIやHDMI接続でもAdaptive-Sync機能が使えるようになるかもしれない点ぐらいですかねぇ。
Nvidia自体がNVIDIA Adaptive VSyncと自社テクノロジーのように対応ページを出してたりするw
ライバル会社が提唱したのに、この面の皮の厚さは凄いなぁ
http://www.geforce.com/hardware/technology/adaptive-vsync
G-SYNCは先に出しちゃった手前やってる感
それ公開されたの2012年(AMDがFreeSync言い出す1年前)やぞ
そもそもFreeSync自体「提唱」というより既存規格に勝手に名前つけただけだし
今回の件に限れば面の皮の厚さはAMDの方が酷い