英語で"-gh"や"kn-"の"k"など読まない字を「黙字」といい、
昔は発音したが、時代の流れで発音されなくなったもの。
("kn-"の"k","wr-"の"w"など)、
時代の流れで発音は変化したが綴りはほとんど変わらなかったのが要因。
へえ
また語尾の"e"は昔は「エ」とはっきり発音したが
今は、"e"の前の母音が
例えば"a"を「エイ」などと発音するための目印として残っている。
単語の例:time(ティーメ→タイム)。
またisland の"s"や、receipt の"p"などは
古いヨーロッパの言語の綴りに合わせて敢えて書き入れたもの。
素直に成る程そーなんだ
黙字(もくじ)とは、単語や文を表す綴りの中で、
発音されない表音文字や、読み上げられることのない字素のこと。
概要:多くの言語の表記系に存在し、とくに表音文字による表記系において、
現在では発音されなくなった古い音の痕跡が綴り上に遺っているものが多い。
ほかに、借用語でもとの言語の表記に倣ったものや、同音異義語を区別するために
あえて挿入されているようなものもある。
英語の語末の e や gh などのように、それ自体は発音しないが、
前後の母音字などの発音方法を示唆するような役割を担っているものもある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%99%E5%AD%97
ためになるなぁ
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こちらも参考になる。Wikipedia:大母音推移
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%AF%8D%E9%9F%B3%E6%8E%A8%E7%A7%BB
大母音推移(だいぼいんすいい)とは、イングランドの言語である英語の歴史上、
中英語期後期(1400年代初頭)にはじまり、
近代英語期(1600年代前半)に入って完了した、
母音体系の一連の歴史上の変化(→英語の音韻史)である。
最初に研究を行った言語学者オットー・イェスペルセンによる
英語の術語Great Vowel Shiftの直訳。母音大推移ともいう
また、foreignやsignの"-gn"の"g"も読まない。
これは"gn"という綴りがラテン系(フランス語など)で
「ニャ・ニュ・ニョ」の言い出しの発音を表記したもの。
つまりforeignは「フォーれインニ」のような発音だったが、
英語には「ニャ・ニュ・ニョ」の発音が使われないので
"g"を無視して「ン」と発音している。
黙字をまとめてみる。
b: t の前の b =doubt, debt, subtle
m の後の b =bomb, climb,comb, tomb, womb,plumb, plumber
c: muscle, indict 他
d: Wednesday, handkerchief,sandwich (d を発音する場合もある)
g: foreign, sign, design, paradigm, campaign,
sovereign,gnaw, gnu, gnarl
二重母音・長母音の後のgh: fight, high, night, light, right,dough,
bough, thigh, droughbought, brought, caught, daughter, taught など
h:(単語の最初にあり、母音の前の h)heir,hour,honest,honor
kn- の k: knack, knee, knicker, knight,knit, knot, knowlege
n:(m の後の n )autumn, hymn, comdemn, solemn
*atutumnal になると、n を発音する。
p:cupbord,psychology, pneumonia,receipt
ps: corps
s: aisle, debris, island, isle
t: often
sの後のt: castle, Chirstmas, fasten, hustle,
listen, wrestle, whistle
母音の前のu: guard, guitar, guess, guest
w: sword
r の前の w =write, wreath, wrinkle, wrap, wrong
主な母音変化:
長母音[a:]は、二重母音→[e?]への変化。(nameなど。「ナーメ」→「ネィム」)
長母音[ε:]や[e:]は、長母音[i:]への変化。(feelなど。「フェール」→「フィール」)
長母音[i:]は、二重母音[a?]への変化。(timeなど。「ティーメ」→「タィム」)
長母音[?:]は、二重母音[o?]への変化。(homeなど。「ホーメ」→「ホゥム」)
長母音[o:]は、長母音[u:]への変化。(foolなど。「フォール」→「フール」)
長母音[u:]は、二重母音[a?]への変化。(nowなど。「ヌー」→「ナウ」)
わずか200~300年という短期間に
これほどの変化が起きた原因は特定されておらず、
現在も謎のままであるが、
黒死病(ペスト)により少数の知識階級の人々が死んだため、
大多数を占める下層階級の人々の間で使われていた発音が
表に出てきたという説もある。
詩や歌のライム(韻)のせいかと思ったけど違うのか
いや外国語苦手だから適当に思ったんだけど
英語そんなに勉強していないけどこういう教養は好き
ちなみに世界一黙字(置き字)が多い言語はチベット語だそうです。
古式をほぼ踏襲するチベット文字の綴り方は、
現在の発音とは大きく異なってしまっており、
黙字が非常に多い。たとえば「シガツェ」「タシルンポ」はそれぞれ、
"gzhis ka rtse", "bkra shis lhun po" と転写できるような綴りで表記される。
詳細については「チベット語のカタカナ表記について」などの項目を参照のこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E8%AA%9E%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A%E8%A1%A8%E8%A8%98%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
>>29
ちゃんと学校に行ったチベット人も
未だに正しい綴りが解らないということがあるらしい。
かといって黙字を全部削ったらそれはそれで混乱も起きるだろうし…
文字の改革は難しい。
深いな
英語も、スペイン語とかみたいに発音に表記を統一しろやデブ
と思うんだけど表記のほうが論理的で意味が通りやすいから
簡単にいっしょにはできないんだよな
まじおわっとるわ
他にもフランス語など、他の言語にも黙字はあるようです。
また、日本の歴史的仮名遣いも興味深いですよ。
へーへーへー
rの前のwは発音上の意味が良く分かる。
“R”って下唇を口に巻き込んで「ううーるっ」って発音するから。
しかしnの前のkは分からないな。
読まない文字にも価値がある場合がある
上に挙げたようなものに関して、
「発音に関係のない文字は全て削除せよ」というルールの綴り字改革案がある。
しかし、know と no、knight と night、write と rite、
whole と hole、psychosis と sycosis が
それぞれ同じ綴りになってしまうことを好む人はあまり多くないと思われる。
しかし、そういったタイプの綴り字改革案はやはり存在する。
http://www.geocities.jp/yomikata_spelling/silent-consonant-letters.html
昔の人はクナイグフトって読んでたってことでおk?
>>39 gh はもともと/f/の発音でした。
enough,laugh,toughにその名残りがあります。
ただ、多くの単語では発音しづらいためなのか次第に消滅し、
綴りだけ残ったとされます。
>>40 説明が足りないと思う。
実際はghは語中や語末でドイツ語の"ich""Bach"などの"ch"の発音だった。
現代では長母音の後では発音せず、短母音の後では/f/の音になった。
なるほどおもしろい
日本語でたとえるなら「和泉」の「和」とか「伊達」の「伊」などか。
前者は地名を漢字2文字にするために「和」を挿入したもの。
後者は昔は「いたて」と発音したが、「いでる→でる」、「いだく→だく」と同じ変化で
「い」が抜け落ち、「だて」になった。なので事実上「伊」が黙字に。
>>48 補足:>前者は地名を漢字2文字にするために「和」を挿入したもの。
これは地図や風土記を編纂するときに
地名を漢字2文字にしたほうが都合が良かったため。
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元スレ knight(騎士)の"k"や"gh"を読まない理由
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1400143119/
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総統閣下に「イヒカンニヒトツーラッセンダスディー…」と反論するブルクドルフの
早口ドイツ語なんか、なにを言ってるかわかってても日本人には到底真似でけへん。
コミュニケーションツールとしての英語と、言語学としての英語(正しい文法とかも含めて)と、分けて教えて欲しかったわ
「伊(い)」「達(たち)」と分解すると理解しやすい。
「い」が読みとして脱落して
「たち」が「だて」まで変化した。
余談だが、伊達政宗の時代ごろは「いだて」と発音したことがわかっている。
伊達政宗がスペイン国王に当てた書簡の中の署名が
ローマ字で「Idate Masamune」となっているから。
こういう言語学の分野で、古代の発音ってどうやって特定するんだろう。
英語は発音記号が残っているのかな、みたいなのがあるけれど、日本語とかはさっぱりわからない。
言いづらいとか、読まないほうがリズムが良いとか、なんかそういうのが流行った
とかだよ
「あしゃーす」とか「ちーす」っていうほうが口をたくさん動かさなくていいだろ
しかも人気者が略してしゃべるとかっこいい気がしてそれが流行ったりするだろ
フランス語などの"gn"やスペイン語の"ñ"などは[ɲ]という
発音記号であらわされ、別の発音という事になる。
発音通りの綴りに(日本語も)
1文字には音読みと訓読みを1種類に(日本語)
へんてこな度量衡のヤードポンドをメートル法にする。
60進法の時制を10進法に
とか、
今でもイギリスのある地方ではtを発音している。
(その地方では全て昔のままの発音らしい)
と高校の英語教師が言ってた。
それに限らず、イギリス英語はアメリカ英語より発音がしっかりしてて日本人には分かりやすい。Mobileを例に取ると
米→モゥブル
英→モゥバイル
と聞こえる
>だったらラウト66なのかい
それでもいい
南部の発音ではそうなる。また、軍隊でも「ラウト」が好まれる
newがニューでもヌーでもり、lawyerがローヤーでもロイヤーでもあるように許容範囲内の発音の揺れ
イギリスって一部の地方だけじゃなくて普通にオフトゥンって発音してね?
スケジュールもセジュールって読むんだよな
英語のつづりってラテン語とかギリシャ語やって初めて納得するというか
こんなんしょっぱなから説明なしに覚えされられる中学生可哀想
で、忘れないようにノートにメモしておいたわ。
こういう人の娘や孫は、今後苦労しそう。テレビは一週間で忘れるけど、Google先生は一生忘れ無いし、マスコミと違って官僚にも容赦しないし。
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