まゆ「この子……誰の子供だと思います?」モバP「えっ……?」
- 1: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 04:58:55.33 ID:vcsj+oXbo
ガチャー
まゆ「おはようございまぁす」
まゆ「(今日はオフですが事務所にきましたよぉ)」
まゆ「(もちろん隙あらばプロデューサーさんを拉致監禁して調教するためですよぉ)」
まゆ「(でも最近忙しいのか隙が少なくてまゆは困ってます……)」
響子「あ、まゆちゃんおはよう!」
まゆ「おはよう、響子……ちゃん?」
赤ちゃん「ばぶー」
まゆ「……え?その子は?」
まゆ「(まさか、先を越された……ッ!?)」
響子「親戚の子だよー。今日どうしても忙しいらしくて……何で私なのかわからないんだけどね?
とりあえず事務所なら大人の人もいるし大丈夫かなって!今日は私オフだしねー!」
まゆ「そうなの……(ほっ……!よかった!ほんとよかったですよぉ!)」
赤ちゃん「あうー♪」
響子「あ、この子まゆちゃんの事が好きみたい!」
まゆ「え、そうなの?嬉しいな……ほーら、よしよし」
赤ちゃん「きゃっきゃ♪」- 2: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 05:01:10.49 ID:vcsj+oXbo
佐久間まゆ
五十嵐響子
- 3: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 05:01:47.99 ID:vcsj+oXbo
ズダダダダダダダダダ
ダンッ
ガチャアアアッ!!
P「響子!!響子いるか!?」
響子「プロデューサーさん?」
P「いたぁああ!お前何で携帯切ってるんだ!」
響子「あ、うるさいからってサイレントにしてました……てへっ」
P「てへじゃねぇよ!!お前もしかしなくても、今日仕事だってこと忘れてないか!」
響子「……あーっ!」
P「ホラ急ぐぞ!TV局の人待たせてるんだから!」
響子「で、でも!」
P「でもも何も……ん?」
P「まゆ、何その子。新しいアイドル?てか誰の子?」
まゆ「アイドルじゃありませんよぉ……」
まゆ「この子……誰の子供だと思います?」
P「えっ……?」
P「ぜんっぜんわからん……」
- 4: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 05:02:54.02 ID:vcsj+oXbo
まゆ「この子はですねぇ」
P「あ、もしかして響子の親戚の子供とか?たまたま今日どうしても忙しいからって理由で、一日響子に預けられてるとか」
まゆ「……えっと」
響子「あ、はいその通りです……」
P「だろー?やっぱそうだと思った」
まゆ「(この人何者なんですかねぇ)」
P「とりあえず、その子を連れて行くわけにはいかんから……」
響子「え!?でもそれはちょっと……」
P「いやいや!子どもなんて連れて行ってみろ!説明しても問題あるんだよ!勘ぐられたらどうする!」
響子「え、えと、でも、その……」
P「まゆ、ちょっとその子頼めないか?」
まゆ「えっ?まゆですかぁ?」
P「ああ、頼む……!今度何か買ってやるから」
まゆ「……」
何か買ってやる
↓
何か買いに行く
↓
Pさんと一緒に何か買いに行く
↓
二人きりになれるチャンス!!
自然にデートできるチャンス!
まゆ「お任せくださぁい」キリッ
- 5: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 05:03:42.26 ID:vcsj+oXbo
響子「え、えっと、本当に大丈夫?」
まゆ「子どもは好きだし……大丈夫!」
響子「うん!一応、メモ渡しておくね?この通りにしてくれればいいって叔母さんが」
まゆ「はい」
響子「ごはんとかはそこの鞄に入ってるから……じゃ、おねがいね?本当にありがとう!」
まゆ「いえいえ。困った時はお互い様♪」
P「おし行くぞ!」
響子「はい!」
ドタバタガッチャン
赤ちゃん「だうだう!」
まゆ「ばいばーい、って言ってるんでしょうか……?」
――――――
赤ちゃん「きゃうー♪」キャッキャ
まゆ「可愛いですねぇ……私も子どもが欲しくなってきましたよぉ」
赤ちゃん「あうー」
むにむに
まゆ「ほらほら、ほっぺひゃをつねっひゃいけませんよぉ」
赤ちゃん「うー♪」
まゆ「(このまま遊んでもらって……疲れて寝てもらいましょう。
赤ちゃんは寝るとしばらく起きませんからね……!)」
赤ちゃん「きゃー♪」
- 6: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 05:05:03.07 ID:vcsj+oXbo
ガチャ
千枝「おはようございまーす♪」
まゆ「おはよう、千枝ちゃん」
赤ちゃん「たう」
千枝「わー!その子は?」
まゆ「響子ちゃんの親戚の子だって。ちょっと今響子ちゃんがお仕事で、代わりに私が面倒を見てるの」
千枝「なるほど……!まゆさんって子ども好きですもんね!」
まゆ「えっ、知ってたの……?」
千枝「普段を見てればわかりますよー。なんだか頼れるお姉さんみたいです♪」
まゆ「……そ、そう(うれしい……)」
赤ちゃん「きゃっ……」
まゆ「……あれ?」
千枝「様子が……」
プルプル
まゆ「これは」
千枝「まさか」
赤ちゃん「ふぇっ……」ジワッ
まゆ「……!」
赤ちゃん「びぇえええええ!!」
千枝「な、泣き出しちゃいました!」
まゆ「お、お、落ち着いて、まず、まず、落ち着いて」オロオロ
千枝「まゆさん意外とトラブルに弱いタイプですか!?」
- 8: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 05:08:30.53 ID:vcsj+oXbo
まゆ「えっと、こんな時は、こんな時は……!」
『メモは大事ですよ……』
『皆さん、メモを取りましょう、そして確認するのです……』
まゆ「!!」
バッ
まゆ「えっと、急に泣き出した時は、寒いか暑い、またはお腹が空いている……または」
千枝「お腹!」
まゆ「……!」ハッ
赤ちゃん「びええええええええええええええええええ!!!」
まゆ「そうだ、ここに確か……」
ゴソゴソ
バッ
千枝「……ミルク!」
まゆ「てい!」
カプ
ちう ちう ちう……
赤ちゃん「……」ゴクゴク
まゆ「……」
千枝「……」
まゆ「……ふー」
千枝「……はー」
まゆ「とりあえず一難去ったって……感じ、かしら」
千枝「な、なんか、どっと疲れましたね……」
- 9: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 05:12:05.59 ID:vcsj+oXbo
佐々木千枝
- 10: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 05:13:21.56 ID:vcsj+oXbo
―――――
赤ちゃん「たうー」
赤ちゃん「あー……」
ウツラ
まゆ「あっ」
千枝「……おねむですかね?」
まゆ「お腹いっぱいになったからかなぁ。じゃ、こっちの簡易ベッドに」
千枝「そんなものあったんですか?」
まゆ「事務所はなんでもあるみたい……」
スッ
赤ちゃん「たう……」
赤ちゃん「……」スヤ
まゆ「……」
千枝「……」
まゆ 千枝 「「ふ~……」」
千枝「な、なんか疲れましたね」
まゆ「育児って大変だったのね……」
千枝「とりあえず寝てくれたので、あとは待つだけですかね?」
まゆ「たまに起きて泣き出すことがあるらしいからぁ……それ待ちかな?」
まゆ「(ところでさっき……何か天の声が聞こえたような……具体的に言うと加奈ちゃんみたいな)」
まゆ「(気のせいかしら)」
- 11: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 05:15:14.25 ID:vcsj+oXbo
千枝「……」ニコニコ
まゆ「……?」
千枝「あ、いえ……寝てる赤ちゃん可愛いな、って思いまして……」
赤ちゃん「……」スピー
まゆ「……本当」ニコ
千枝「千枝も、大きくなったら結婚したいな……」
まゆ「(ん?誰と……?それは誰となの?千枝ちゃん)」
ピピピピー!
千枝「!」
まゆ「!!」
千枝「私の携帯です!」ボソボソ
まゆ「音!音!」ボソボソ
ピッ
スッ
赤ちゃん「……」スヤスヤ
まゆ 千枝「「 ふー…… 」」
まゆ「(私のもサイレントになってるか確認しておきますよぉ)」
まゆ「(大きな音を出して赤ちゃんが泣きだすなんてそんなのは……)」
ガッチャァァァーン!!!
きらり「おっすおっすばーっちし!皆おはおはー!」
杏「うなー」
まゆ「 」
千枝「 」
- 12: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 05:15:46.29 ID:vcsj+oXbo
諸星きらり
双葉杏
- 13: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 05:18:13.05 ID:vcsj+oXbo
赤ちゃん「……」パチッ
赤ちゃん「……ふぇっ」ジワッ
まゆ「……!!!」
千枝「……!!!!」
きらり「おつぁー……え、何かやっちゃったにぃ?」
杏「あー……何かやっちゃったっぽいね」
赤ちゃん「びええええええええええええええ!!!!」
まゆ「あわあわあわあわ」
千枝「まゆさん!落ち着いて!」
きらり「うきゃー……赤ちゃん?」
杏「どうせアレだよ。大方響子が面倒見てたんだけど仕事で抜け出したとかそんなんだよ」
まゆ「だ、大正解だけど!それよりこの子をなんとか……!」
杏「もー、めんどいなぁ。貸して?」
まゆ「え?う、うん……」
赤ちゃん「びええええええええええええええええああああああああ!!!」
杏「はいねんねころりよおころりよ~♪」
トントントントントントン……
赤ちゃん「びぇっ……」
トントントントン……
赤ちゃん「ふに……」
トントントントン……
赤ちゃん「きゃあ♪」
まゆ「!?」
千枝「!?」
きらり「!?」
杏「全員で『!?』って顔しないでよ……」
- 14: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/05/28(水) 05:21:34.87 ID:vcsj+oXbo
赤ちゃん「あう……」ウツラウツラ
杏「はい寝ろ~、ねんねころりおころり~寝ろ~」
トントン
赤ちゃん「……ぁう」スヤァ
まゆ「あ、杏ちゃんいつのまにそんな能力を!?」ボソボソ
杏「親戚がめんどくさがりでさ。子どもの面倒押し付けてくるの」
きらり「まさか杏ちゃんにこんな意外な特技があったとは知らなかったゆ……」ボソボソ
杏「なーんか腑に落ちないけど、めんどいからいいや」
まゆ「(しかしこれは好都合ですよ……!)」
まゆ「(杏ちゃんのこの能力があれば、多少のトラブルならなんとかなるはず……!)」
まゆ「(プロデューサーさんが帰ってくるまで杏ちゃんに何とかしてもらえば……!)」
きらり「あ、杏ちゃんトレーニングウェアあったよー!」
杏「あ、そう?じゃいこっか」
まゆ「えっ」
千枝「えっ」
きらり「え」
杏「え、えっと……なんか期待コメント一覧
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- 2014年05月28日 23:48
- 全体的にかなり良かった。けど、最後のPの乱暴描写がちょっとだけ嫌悪感。まあ泣き止ませる自信があったからこその描写だったんだろうけど
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- 2014年05月28日 23:49
- ゼクシィは重すぎるのでNG
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- 2014年05月28日 23:54
- まゆって、一人称を「私」と「まゆ」で使い分けてるんだっけ?
赤ちゃん預かりの定番「○○ちゃんお○ぱい出る!?」が無かったのが残念
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- 2014年05月28日 23:56
- 他人の子供の鼻吸うのはさすがにちょっと……
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- 2014年05月29日 00:00
- 母性オブザ母性のちゃまがいない…?
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- 2014年05月29日 00:00
- >>茜「ええ!?今度はだれが乳幼児化したの!?」
・・・今度は?
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- 2014年05月29日 00:00
- 永遠の17才のBBA!結婚してくれ!
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