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謎のベールに包まれていた南米パチモノファミコンの世界
 

謎のベールに包まれていた南米パチモノファミコンの世界


  ファミコンの海賊版、いわゆるパチモノの一大生産地といえば、アジア圏(とりわけ中国)が世界的に有名であるが、実は南米でも、せっせと作られていたという事実はあまり知られていない。
 
 今回、紹介するのは南米はアルゼンチンで、当時、作られていたとされるパチモノファミコンの数々である。

 いかんせん、地球の反対側のことなので、これらのゲーム機に関しては、日本にはまったく情報がなかった。おそらく初めて見るというひとが大半であろう。そこには中国のパチモノとは一味違ったものがあった。

 こちら↓

aryzebtuisiry.jpg
 車のカタチのやつ、めっちゃオシャレやん? 引用元:TARINGA! ※スペイン語サイト

 すべての広告画像を見る場合はリンク先へ。(アクセスは自己責任でお願いします)

 これらの画像は、当時の雑誌からスキャンした広告である。記事によると、これらのゲーム機は90年代前半にアルゼンチンにて販売されていたものだという。ファミコンの発売が83年であることを考えると、ずいぶん遅い。(なんならスーファミが出てる頃か)
 
 しかしながら、偽ファミコンの起源は中国であり、韓国、台湾ときて、そこからアジア圏を南下していったという歴史を見ると、アルゼンチンに到達するのは、だいたい、そのくらいの年代でつじつまが合うと考えらえる。(適当)


 一説によると、海外ファミコン(NES)はブラジルやチリでは正式に流通していたということである。したがって、アルゼンチンのパチモノは中国起源のものとはまったく異なる可能性も捨てきれない。
 そもそも、なぜアルゼンチンだけが、このような海賊版がはびこる事態になったのか、非常に興味深いテーマではあるが……

 おそらく誰も興味がないんじゃないかとは思うけど(笑)、もし南米のゲーム事情に詳しいひとがこの記事を読んでいるなら、ぜひ、教えて頂きたいと願います。


 情報元:La Repisa Nintendo



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これもその一環に過ぎない、黎明期に多様な国で発展してるパチ物ファミコンの大半は台湾小天才製だからな
しかし南米ではやはりメガドライブのパチモノが強かったように思う
2471. [ 2014/05/28 01:55 ] [ 編集 ]
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