5月29日に発売になった「マリオカート8」。
早速プレイして、とりあえず50ccカップ全てと150ccキノコカップを
クリアし、オンラインデビューもしたので、その感想をば。

■マリオカート8公式サイト
http://www.nintendo.co.jp/wiiu/amkj/index.html



Powered By 画RSS


海外レビューも概ね好評ということで、
クオリティに関してはあまり心配していなかったんですが、
やっぱりやってみなければ分からない部分もあったりするもの。
プレイの感想は、そんな動画ではよく分からない部分に触れていこうかな。


■グラフィックは綺麗、BGMもすばらしい！

グラフィックに関しては、動画サイトで見るよりもはるかに綺麗です。
当たり前ですがねｗ。

ほぼ60fpsということもあり、
滑らかに疾走するカートを操るのはとても爽快です。
キャラクターも表情豊か。

ゲムパでのプレイも遅延は無し。
寝転がりながらプレイできます。
さすがに液晶がSDなんで、テレビほどきれいじゃないけどね。

あと、BGMもレースを盛り上げてくれますね～。
マリかダイレクトで色んな人たちが演奏してましたが、
僕はやっぱり王道のマリオカートスタジアムが良曲だなぁとｗ。
クッパキャッスルも好み。
サンダーカップのレインボーロードの64版アレンジもイイねぇ。
グラフィックとサウンドに関しては、文句のつけようが無いっす。


■コースはどれも個性的、懐かしいステージのリメイクも嬉しい

コースは全32コース。
なかなかの多さですが、新規のコースとリメイクが半々といった感じ。

新規のステージは、そのギミックも楽しい。
動画でも散々流れている「サンシャインくうこう」の
ジェット機は、実際のテレビ画面で見ると迫力があります。

「クッパキャッスル」のでかいクッパ像は、
ステージを殴って進行を妨害するだけじゃなく、
コースも変化します。

「ワリオスノーマウンテン」は、
スタート地点が輸送機の中からといった凝った作りだったり、
他にもステージ一つ一つが、
かなり練られているなぁと感心するレベルｗ。

新要素の反重力も、しっかりコース内で生きていて、
アイデア倒れしてません。
「ヘイホーこうざん」なんかはいつの間にか滝くだりしてて
びっくりしましたｗ。


リメイクされたコースも、ピーチサーキットなんかは、
64版とほぼそのままでしたが、元から完成度が高いステージだし、
マリオカート64が一番遊んだマリカなので、懐かしい気持ちになりました。
特に64版レインボーロードのリメイクは、
もはや原型を留めてない位変わっているけど、
BGMが良アレンジだったので嬉しかったねｗ。
大事なことなので二回書きました。

どのコースが好き～とかは、個人の好みによりますが、
見ているだけで楽しそうな雰囲気をかもし出している各コースは、
本当に良く出来ていると思います。


■アイテムを使った駆引きもさらに面白くなった

マリカは単純なレースゲームではなく、
手に入れたアイテムを駆使して戦うといった要素が
むしろメインなんじゃないかと思うくらい重要なゲームです。
ここが純粋なレースゲーとは違う部分ですな。

ミドリ甲羅を前にいる相手に使うか、後ろに使うか。
それともアカ甲羅から身を守るために使うか。
甲羅ひとつでも選択肢が３つはありますたぶん。
相手のケツに甲羅をぶちこむとキモチイイー。

旧来のアイテム以外にも、新しく追加されたアイテムが3種あります。
手元に戻ってくるブーメランフラワー、自分の周囲を攻撃してくれるパックンフラワー、
自分の周りに音波を発生させて攻撃するスーパークラクション、

この3つの登場で、アイテムを使った攻防がさらにアツイものに。
というか、飛びぬけて強いとか言うアイテムでもないんですよね。

ブーメランは3回まで使えるし、ミドリ甲羅の上位互換かと思ったら、
軌道がちょっとつかみにくいので、使いづらかったw。
これは慣れなきゃなぁ。

クラクションは、攻撃にも使えるだけじゃなく、
自分に飛んでくるトゲゾーこうらも迎撃できるという攻防兼ね備えたアイテムですが、
範囲は意外と広いものの、一回しか使えないし、
こうらの接近音にビビッて、早めに押してしまうとスカってしまうことも。
せっかくトゲゾー対策に温存してても、これではいけませんね。
しっかり後方確認して迎撃しましょう。

まあ、温存しててもカミナリでロストするというのもよくある話ですがw。

パックンは使われるとかなりイヤらしいです。
周囲に噛み付くだけじゃなく、若干加速するようですね。
噛み付き動作はかなり速く、見て避けるのはムリ。
狭い通路で密集していると、パックン持ったカートが無双します。
ただ、そこまで入手できないのと、
あまりプレイヤーの居ないところでつかっても効果は薄い。

新アイテムの登場で、新しい駆引きや、リアルファイト要因も生まれましたが、
旧作で出来た、アイテムを2つ持つことが出来なくなってます。
こうらやバナナは、ホールド状態だとアイテム枠から消え、
？ブロックからまた一個アイテムを入手することが出来ましたが、
今作では出来ません。

アイテムの有効活用テクとしては、
ジャンプ台前でこうらをぶつける、カミナリ落とすなどがありますが、
今回からジュゲムからの復帰が気持ち早くなった気がします。


■オンライン対戦も当然ヌルヌル、長く遊べそう


今作のオンライン対戦は、

・せかいじゅうのだれとでも

・こくないのだれかと

・フレンドやライバルと

・大会で

の４つから選びます。

多くの人は上2つのどれかを選択すると思いますが、
選択すると、レース、バトル、カスタムルールと出てきます。

バトルはふうせんバトルなので割愛しますが、
レースを選ぶと、３つのコースとおまかせの4つの選択肢が出ます。
この４つの選択肢の中から、抽選でひとつのコースが選ばれる仕様。
某FPSよろしく投票ではないです。
みんなが選んだコースが当選しやすくなる仕組み。


また、「おまかせ」に抽選でとまると、
全32あるコースからランダムで選ばれます。

自分の好きなコースで遊びたいという人は、
フレンドと一緒にやっていただきたい。
僕はフレンドが居ないので試せません。
大会も開いてないんで、ノーコメントで。

このコースで遊びたいって人が簡単に集まれるようになってないのは
不便な気がしないでもない。
特定のコースばかり遊ばれないようにしてるんだろうけどね～。


■新要素「マリオカートTV」

リプレイ機能は今までもありましたが、
このマリオカートTVでは、それを自動で編集してくれるだけじゃなく、
共有やYoutubeへの投稿も可能。
簡単な選択をするだけで、それなりの映像になります。



自分のオンライン対戦の模様も、
メニューからマリオカートTVを選べば見ることが出来ます。
ハイライトのリメイクも投稿も可能です。

他のユーザーがミーバースにアップしている動画も、
マリオカートTVから見れます。


MKTVの機能に関しては、公式でも見ていただくとして、
多くの人が気になるのは、Youtubeへのアップロードでしょう。
Miiverseへの投稿も出来ますが、MKTVの動画をYoutubeにあげるにはどうすればいいか、

実際に試してみました。



今回、一番最初のコースである、マリオカートスタジアムのMKTVで
編集したものをあげて見ました。

最初ということで、マリオでプレイしてみましたが、
最後、まさかのクッパ勝利で終っているという、
間抜けな動画に仕上がっておりますｗ。

見ていただけると分かりますが、
ずいぶん本家から劣化してしまってます、。
これは歯車をクリックして720pにしても同じ。
グラはそれなりに綺麗になりますが、本編のヌルヌル感はなくなってしまってます。
ここはヌルヌルで見せたかったなぁｗ。

MKTVを使えば、簡単にアップできるけど、
画質はYoutubeらしい画質になってしまうようですね。
でも手軽にできるってのが重要なのかも。


あと、アップロードに関して、
グーグルアカウントを取得してそのまま投稿すると、
実名がそのまま表示されたりして困っちゃうってことがあるかも。

そういう場合にはチャンネルを作成すれば解決します。

その方法は、まずはグーグルアカウントを持ってること。
作るのは無償なので、作ってください。
そのあとYoutubeを開いて右上のあなたの名前が表示されてるアイコンをクリック。

新しいチャンネルを作成をクリックし、
適当なチャンネル名を付ける。
下の選択肢は「その他」にしておけばいいかと。

あとはＷｉｉＵのマリオカート8で設定を済ませていけるはず。
ハイライトをアップロードするを選択、
グーグルアカウントのパスワードを入れてログインすると、
本アカとさっき作ったチャンネルの2つからアップロード先を
選ぶことが出来るので、作ったチャンネルにアップしよう。

そうすれば、グーグルアカウントの本名表示で動画投稿をせずにすみますぞ(ﾟθﾟ)ｂ

ググって調べましたｗ。

実際にようつべで見てみたら「動画にブレがあるようです。修正しますか？」という表示が出たんだけど、
怖くて試したくありませんｗ。

この機能をいじっているだけで、1時間経ってました。


■気になったところも無くはない

MKTVの機能は面白いけど、凝った編集はできないので注意。
あと、ようつべアップロード時に60秒を選択したら長すぎて出来ないとか表示されてｼｮﾎﾞｰﾝ。
レース内容を丸ごと投稿は出来ないのかな。
アップロードも時間がかかり、イラっとする。

後、今作最大によくないところは、
ふうせんバトルがつまらないということだろうか。
オンラインでしか試してないんだけど、
参加人数4人と少ないのに、コースはレース用そのままなので、
めぐり合わないんだよねｗ。
こればっかりはもう少しどうにかならなかったのかと、、。

カメラの視点変更は後方を見れるだけ。
これも気になったなぁ。
せっかく綺麗なコースなんだし、色んな角度から見たいもの。
十字キー上下と右スティック左右あまってるんだから変更させてくれてもよかった。
これは好みの問題かもしれんがｗ。

マップも手元のパッドにしか表示されない仕様は、
画面を余計なものが占有しなくてすっきりする反面、
テレビに表示できないのは、気になる人は気になるかも。
まあレース中に見る暇なんかないけどｗ。

全体の水準が高い故に、
細かなところも気になったりするのだった。


■最後に

マリオカート8は、歴代のマリオカートの中でも非常にクオリティが高い一本だと断言できます。
コース、グラフィック、サウンド、どれも高い水準にある作品だと思いますね。
僕は近所のゲーム屋で買ったので、ほぼ定価で買いましたが、
その価値は十分あるかと思いますね。

WiiUをこのためだけに買う�