307 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/03(火) 02:37:33.00 ID:ZiaOl4nO0
小学校の頃姉と四国の田舎帰った時の話。
おばあちゃんと姉と三人で散歩してた途中で近所の人と会って、おばあちゃんは近所の人と立ち話始めた。
姉と暇持て余してその辺の草とか摘んだりしてたら茂みから白っぽい三毛猫が出てきた。
結構人懐っこくてごろごろ甘えてくれて姉と撫でたりしてた。
暫くしたら多分猫は飽きたらしく、脇道の垣根の方に向かった。
追いかけたけど猫は垣根の奥に行こうとしてたから姉と「バイバイ」って猫に言ったら、猫も振り向いて「じゃあね」って言ってきた。
人みたいにハッキリとじゃあねって言ったんじゃなくて、まぐろうまい猫みたいな感じだった。
けど面白くて姉と「スゴい!喋った」とかはしゃいだ。
猫にもう一回「バイバイ、またねー」って言ったら猫がまた振り向いて「三軒上の金本だよ」って言って垣根に消えてった。
今度は人みたいにハッキリ流暢に喋って、しかも声が若い男の人っぽかった。
最初に姉が驚いて逃げて、それ追って自分も逃げた。おばあちゃんと近所の人にこの事喋ってたらやっぱり笑われた。
でも、確かに坂を上った所に金本さんはいたらしい。この話の15年も前の話らしいけど。