渋谷凛「ふーん…新しいアイドル?」
- 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 21:54:26.09 ID:KlyBUYt5o
悠貴「乙倉悠貴、13歳ですっ。あ、あの、可愛いアイドルに憧れてますっ!」
悠貴「一生懸命頑張りますので、どうかよろしくお願いしますっ!」
P「…というわけだ。岡山からこっちに来たばかりだから色々と教えてやってくれ。頼むぞ。」
「「はーい」」
凛「よろしくね。悠貴。」
悠貴「は!ははは、はいぃっ!!」
悠貴「すごい…本物だ…」
蘭子「万物を司る理は我にあり!(わからないことがあったらなんでも聞いてくださいね!)」
悠貴「わ、か、神崎蘭子ちゃん!?」
悠貴「あ、ごめんなさい!ちゃんづけなんて!すいませんでした…神崎先輩っ!」
蘭子「よい。楽にせよ。(そんなに遠慮しなくてもいいですよ。)」
きらり「うきゃー☆かーわいーっ!」ギュッ
悠貴「ひゃぁっ!」
- 3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 21:54:52.41 ID:KlyBUYt5o
P「はっはっは。そうだろうそうだろう。キュート期待の星だぞう?」
卯月「キュートだったら私の後輩だね!一緒に頑張ろうねっ!」
悠貴「そ、そんな…私、背だってこんなに大きいし、可愛くなんか…」
P「いーや、岡山にこんなに可愛い子がいるなんて思わなかったぞ!まさしくキュートofキュートだ!」
悠貴「そ、そんな…///」
凛「…へえ?」
- 5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 21:55:18.64 ID:KlyBUYt5o
お母さんへ
今日、初めて事務所の方たちに挨拶しました。
テレビで見たアイドルばっかりですっごく驚きました。やっぱりみんなすごくキラキラしててかわいいです。
渋谷凛ちゃんに、島村卯月ちゃん、諸星きらりちゃん、神崎蘭子ちゃん…他にもたくさん!
あ、ちゃんづけなんてダメだよね。もう同じ事務所の先輩なんだからちゃんとしないと。
それに私だってアイドルになるんだから驚いてばっかじゃなくて頑張らないと。
東京はすっごく都会です。今まで岡山は日本一の大都会だって思ってたけどそれに負けないくらい。
色んな説明を聞いたり、荷物を片付けてるだけであっという間に一日が終わります。
今日はもう眠いのでこれで終わりにします。明日からも頑張ります。応援しててね。
- 6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 21:56:06.47 ID:KlyBUYt5o
悠貴「あ、Pさん。その…」
P「ああ、寮の手続きのことな…」
悠貴「はい、それで…」
P「…まあ、おいおい説明してくから。…今日は夕飯はどうするんだ?」
悠貴「あ、まだ荷物をほどいてないのでお弁当にしようかと…」
P「なんだ。じゃあ一緒に食べに行くか。まだこの辺も不慣れだろうしな。」
悠貴「いいんですか?ありがとうございますっ!」
P「ああ、もちろんだ。あんま高いものはナシだぞ。」
- 7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 21:56:41.63 ID:KlyBUYt5o
悠貴「えへへ。本当は一人で食べるのちょっとさみしいなって思ってたんですっ。」
P「そうだったのか。俺は悠貴のプロデューサーなんだからもっと頼ってくれてもいいんだぞ?」ナデナデ
悠貴「あ…///もうっ。子どもじゃないですっ。」
凛「…どう思う?」
加蓮「…地方から出てきたばっかだし、家族の代わりなんじゃないの?」
蘭子「蒼の姫君よ、審判の時は未だ来たらず!(凛さん、もう少し様子を見ましょう。)」
凛「…そうだね。まだ13歳なんだから。しょうがない面もあるよね。」
- 8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 21:57:12.78 ID:KlyBUYt5o
お母さんへ
今日は初めてのレッスンがありました。トレーナーさんは女の人でした。
途中でトイレに行ったらそこにもトレーナーさんがいてびっくり!
さらにドアの外にもまたトレーナーさんがいてまたびっくり!
あとで聞いたのですが、トレーナーさんは4姉妹らしいです。
…レッスンはちょっと大変でした。
でも、私と同じくらいの年の子や、私より小さい子達が普通にこなしているのを見ると早く追いつこうって思います。
でも、今日はもうへとへとで力が入りません。そろそろ寝ます。
あ、Pさんが私のことをほめてくれました。
私、才能あるのかな?…そうだったらいいな。
おやすみなさい。
- 9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 21:58:22.57 ID:KlyBUYt5o
凛「大丈夫?無理してついてこようとすると怪我するよ。」
悠貴「はい…でも、早く、みなさんに追い付きたいですっ…」
きらり「おっつおっつ☆きらりんパワーで回復するにぃ!」
ありす「どうぞ。スポーツドリンクです。」
悠貴「あ…ありがとうございます。ありすちゃ、じゃなくてっ、橘先輩っ。」
凛「初めてのレッスンにしては上出来だよ。手足が長いから見栄えもいいしね。」
悠貴「あ、ありがとうございます!…でも、みなさん本当にすごいです。びっくりしました。」
きらり「うきゃー!てれるー!」
- 11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 21:59:08.99 ID:KlyBUYt5o
P「おう、お疲れ。どうだ?初めてのレッスンは?」
悠貴「あ!お疲れ様ですっ!」
P「はは、座ったままでいいぞ。相当しんどそうだな。」
悠貴「いえっ…へいきっ……ですっ…」
P「そこでトレーナーさんに聞いたらなかなか素質があるって言ってたぞ。さすがは俺の見込んだアイドルだな!」
- 13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 21:59:35.64 ID:KlyBUYt5o
悠貴「えっ、本当ですか?お世辞でも嬉しいです。」
P「お世辞なんかじゃないぞ!こんなにかわいい子がアイドルになれないわけがないからな!」
悠貴「わ、私かわいくなんて…///」
P「いやいや、そんなことはないぞ…」
キャッキャッウフフ
ありす「…やっぱり、早めに言っておいた方がいいんじゃないですか?」
凛「…かもね。」
きらり「にょわー…うらやましいにぃ☆きらりもPちゃんとはぴはぴしたいにぃ…」
凛「…そうだね…みんなも一緒なのにね…」
- 14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 22:00:01.27 ID:KlyBUYt5o
お母さんへ
今日、寮の部屋に置く棚を買いに行きました。一人では持って帰れないのでPさんに車を出してもらいました。
お休みだったのに付き合ってくれるなんて、やっぱりPさんは優しい人です。
それにとっても力持ちでした。組み立て式の棚だったので、部屋で組み立ててもらいました。
何かお礼がしたかったのですが、お茶を出すくらいしかできませんでした。
今度岡山に帰った時に何か簡単なお料理とかお菓子の作り方を教えて下さい
- 15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 22:00:30.22 ID:KlyBUYt5o
悠貴「ありがとうございました!助かりましたっ!」
P「おー、じゃあなー…」
凛「こんにちは、悠貴。」
悠貴「あ、渋谷先輩!こんにちはっ。」
凛「今のってプロデューサー?」
悠貴「はい。今日ちょっと買い物に付き合ってもらったんです。」
凛「…買い物?」
悠貴「あ、部屋に置く棚をちょっと…私一人じゃ運べないし、助かっちゃいましたっ。」
- 16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 22:00:57.66 ID:KlyBUYt5o
凛「部屋までいったの?…一応、女子寮は男子禁制だからね。」
悠貴「あ…ごめんなさい。」
凛「まあ、プロデューサーは黙認されてるみたいだから…」
悠貴「あ、そうなんですか?Pさん、いい人ですもんね。今日だって休日なのに…」
凛「…そうだね。」
悠貴「あ、そういえばPさんって結婚してないらしいですねっ。私てっきり結婚してるのかと…」
悠貴「休みの日なのに悪いなーって…あ、でも彼女さんには悪いことしちゃいましたねっ。」
- 17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 22:01:23.97 ID:KlyBUYt5o
凛「…」
凛「…プロデューサーは彼女いないよ。」
悠貴「え、そうなんですか!?なんかモテそうな感じなのに。意外ですねっ。」
凛「うん。そう、だね…」
悠貴「ふーん…そうなんだー…へー…」
凛「…」
- 18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 22:01:50.41 ID:KlyBUYt5o
お母さんへ
私の衣装案が届きました。デビューはまだだけど、もう大体のイメージはできているそうです。
私は背が高いからカッコいい系の衣装かな、と思っていたらすっごく可愛い衣装でした。
Pさんが私がかわいいアイドルになりたい、って言ったのを覚えてくれていたんだと思います。嬉しいなっ。
Pさんについてきて正解でした。Pさんと一緒ならかわいい私になれるかもしれません。
写メしておいたので見てみてください。
- 19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 22:02:31.42 ID:KlyBUYt5o
卯月「悠貴ちゃん、何見てるの?」
悠貴「あ、島村先輩お疲れ様ですっ。これ、私の衣装の写真です!」
卯月「わあ…かわいい衣装だね。きっと似合うと思うよ!」
悠貴「本当ですか?うれしいですっ。まだできていないみたいですけどね。」
卯月「楽しみだね…あれ?ここに貼ってあるプリクラって…」
悠貴「あ、これ、この前Pさんと買い物に行った時に撮ったんですっ。」
卯月「え、そうなんだ…」
悠貴「東京に来た記念とアイドルデビューの記念に…Pさんちょっと照れてますよねっ。」
卯月「…」
- 20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 22:02:57.52 ID:KlyBUYt5o
凛「…へえ。この前はそんな話聞かなかったけど…」
卯月「…さすがにちょっと…」
未央「うーん、これは放置しておいたらまずいかなー」
卯月「他の子たちの手前もあるし…この辺で…」
凛「もう少し様子を見ようと思ったけど…」
未央「グズグズしてると誰かさんみたいなことになるかもよ?」
卯月「うん…そうなる前にちゃんとしといたほうがいいかもね。」
凛「わかった。じゃあ、今夜ね。」
- 21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 22:03:24.04 ID:KlyBUYt5o
凛「悠貴ちゃん。ちょっといいかな。」
悠貴「あ、お疲れ様ですっ!渋谷先輩!」
凛「頑張ってるね、どう?こっちの生活にも慣れた?」
悠貴「はい!みなさんとってもいい人ですしっ!」
悠貴「それに…Pさんも優しいですから!」
凛「…」
凛「そっか。よかった。実はさ、今夜暇なら悠貴の歓迎会をやろうと思うんだよね。」
悠貴「えっ!本当ですか!ありがとうございますっ!」
凛「うん。寮のカフェテラス。あそこだから。よろしくね。」
悠貴「はいっ!」
悠貴(わあ、すごい…!渋谷先輩に誘われちゃった!)
悠貴(えへへ…楽しみだな。)
- 23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/03(火) 22:03:49.86 ID:KlyBUYt5o
お母さんへ
緊急連絡ですっ!なんとあの渋谷凛先輩に誘われちゃいました!
私の歓迎会をやってくれるそうでコメント一覧
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- 2014年06月03日 23:43
- やっぱ紅と蒼って最大かつ最凶のライバルなんだな(遠い目)
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- 2014年06月03日 23:50
- すいません、なんかチーム19とか言うのがやったらエ口いんですけど?
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- 2014年06月03日 23:52
- 芸能界ってこわい(確信)
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- 2014年06月03日 23:53
- どこぞの某Pの手書き劇場みたいに超能力とか覇気を使いそうな事務所だな...
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- 2014年06月03日 23:57
- これが…アイドル…
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- 2014年06月03日 23:58
- とある姉妹の姉はロリータの天敵なんですね分かります
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