マイクロソフトが約15年前に描いたスマートホームのコンセプトとは?
もし、当時のマイクロソフトがこれに全力を注いでいたらスマートホームの歴史は変わっていたのでしょうか。
先日のWWDCでは、噂されていたようにスマートホームのための新機能Homekitが発表されました。そのうちiPhoneでスマートトースターなんてものもコントロールできるような未来が来るかもしれませんが、APIが発表されただけなので私たちが体験できるまでしばらくかかりそう。
ということで、その代わりといっちゃなんですが、マイクロソフトが1999年ごろに描いていたスマートホームのコンセプト・ヴィデオでもみるとしますか。
音声コマンドに対応していて、生活の各シーンに合わせて照明などをコントロールするなんて現代に通じるものがありますね。卵のケースをスキャンして自動的にショッピングリストに追加してくれる機能も、どこかで聞いたようなシステムです。アマゾンの魔法の杖、Dashみたいにヴィデオに出てくるテクノロジーの多くは実用化されています。
それでも、約15年も前に描いたコンセプトと、IoT(インターネットオブシングス)の概念がある今、描かれるスマートホームのコンセプトはとは似て非なるものなんですね。テクノロジーの進化を感じます。
Matt Novak - Gizmodo US[原文]
(たもり)
- Designing the Internet of Things
- Adrian McEwen,Hakim Cassimally|Wiley
- 図解と事例でわかるスマートハウス
- 家入 龍太|翔泳社