戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://japanese.engadget.com/2014/06/04/premium-usb-speaker/


パイオニアからマグネシウム筐体の『Premium USB Speaker』、ワイヤレスドック経由の接続にも対応 - Engadget Japanese
パイオニアが小音量でも高音質を謳う USB スピーカー、「Premium USB Speaker」を発表しました。型番は ISS-C270A-S。新シリーズ「DESK LIVE」の第1弾で、USB スピーカーとしてだけでなく、外部アンプなどに接続してパッシブスピーカーとしても使えます。また、パイオニアのワイヤレスドック APS-WF01J などを使った接続にも対応します。
 

Pioneer DESK LIVE ISS-C270A-S

See all photos

6 Photos


   

筐体には USB スピーカーとしては世界初というマグネシウム素材を採用し、高い剛性により共振を抑制します。また、スピーカー前面にはアルミ削り出しの12mm厚バッフル板を使用、同じくアルミ製のセパレート型ボリュームコントローラーとともに高級感を醸し出します。
 

スピーカーには近距離リスニングに最適化した新開発の52mm径広帯域フルレンジユニットを採用。高音域には音の伸びを加えるというハイエンド向け高音域再生技術「HSDOM(Harmonized Synthetic Diaphragm Optimum Method)」を、低域向けには独自開発の蝶ダンパーを組み合わせています。

さらにスウェーデンの Dirac 社が開発し、ロールス・ロイスや BMW などのステレオシステムにも採用される音場調整技術「Dirac HD Sound」も搭載します。

電源には USB バスパワー駆動でも瞬間的な高出力を得られるよう、大容量コンデンサーを2基と DC/DC コンバーターによる電源ブロックを構成。アナログアンプ回路は左右チャンネル個別に搭載してクロストークをなくしました。電解コンデンサーにはニチコン MUSE KZ を使用しています。
 
 
PC とは USB 接続で再生しますが、意外な使い方として無線 BD ドライブ BDR-WFS05J のワイヤレスドックや、それを単体で製品化した APS-WF01J に接続しての再生にも対応します。物理的に切り離すことで、PCからのノイズに影響を受けない再生環境を作れます。
 
 

すでに USB-DAC や外部アンプを使用している場合は、切り替えによりパッシブスピーカーとしても動作可能です。また、サブウーファー出力も装備。ヘッドホン出力はボリュームコントローラーにあります。

大きさは幅92 x 高さ177 x 奥行122mm。重さは右が約1.3kg、左は約1.2kg。

USB スピーカーとして対応するのは Windows XP 以降、Mac OS 9.1、OS X 10.1以降。USB 1.1 以降対応。

発売は7月中旬。予想実売価格は8万円前後。

初回生産の500セット限定で、真鍮削り出しの角度調整用スパイク型インシュレーターが付属します。

ちなみに ISS-C270A-S では、USB 接続で再生できる音源は 44.1kHz/16bit の CD 音質まで。ハイレゾ音源再生に非対応なのは残念なところですが、ハイレゾ対応の USB-DAC などからパッシブモードで再生することは可能です。