日本建築をクールに表現。デザイナー吉岡徳仁が制作したガラスの茶室「Glass Tea House」
デザイナー吉岡徳仁(Yoshioka tokujin)さんの制作したガラスの茶室「Glass Tea House」をご紹介します。吉岡さんはNewsweekの誌上で「世界が尊敬する日本人100人」の1人に選ばれているほど世界でも有名なデザイナーですね。この作品は2011年の第54回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に出品された作品です。以下は吉岡さんの言葉です。
「日本人の自然観は、その空間性に特徴されます。それは、気配やエネルギー、オーラのようなものを周りの空間から知覚することから始まるものです。このような本質的な自然美の知覚化は日本の茶道にも通じるものがあります。直接的な自然との対話ではなく、あえて非自然の建築を構築し、創り出された小宇宙的な空間から自然の要素を感知する。透明なガラスで創られた小さな宇宙を意味する「光庵」は、感覚で理解される自然の真相を体感する建築になる。」
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Yoshioka tokujin
吉岡徳仁「光庵‐ガラスの茶室」がヴェネツィア・ビエンナーレに
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