1: 幽斎 ★@\(^o^)/ 2014/06/06(金) 17:52:15.43 ID:???0.net集客世界一でも日本の美術館が一流になれない理由
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140603/266094/
高橋さんは初代館長として開館の前から美術館のコンセプト作り、スタッフの人選、展覧会の設計、
立ち上げ準備などを様々な業務に携わっていらっしゃいました。そもそも
国立西洋美術館(東京・上野)で学芸部門のトップを務めていらした高橋さんが、
民間の新しい美術館に転身したきっかけはどんなことだったんでしょう?
(前略)
-「日本の美術館に欠けているもの」とは?
高橋:まず、立地と建物です。三菱一号館美術館には、この2つのアドバンテージがあります。
そもそも、日本の美術館は絶対的に後発の施設なので、都市の周辺部に建てられる傾向があったんですよ。
これでは、市民生活に密着しているとは言いがたい。
-確かに、ニューヨークのメトロポリタン美術館はセントラルパークの中にあるし、パリのルーヴル美術館も一等地にありますね。
高橋:街の真ん中にある美術館、実はこれは非常に重要なことだと思うんですよ。
-三菱一号館美術館の場合、建物も明治期にジョサイア・コンドルが設計した趣ある赤レンガ建築を復元したものですからね。
高橋:ええ、コンセプトとしては非常に面白いですよね。ただ、その時は実は何が面白くて何が大変なのかをよく分かっていなかった…。
-実際に就任されてから大変だったわけですね。
高橋:この美術館は「先に建物の復元ありき」でしたからね。コストを考えれば、新しく美術館を作ってしまう方が、
よほど安上がりだったと思います。しかも、こうした復元建築を利用した美術館作りの経験者もいない。
美術館とは何なのか、何が必要なのか。そのことを議論しながら一つひとつ、関係者のコンセンサスを取っていく作業は本当に骨が折れました。
三菱地所はデベロッパーですから、オフィスビルや商業施設作りのプロですが、美術館は全く別物。そこを理解してもらわなければなりませんでした。
例えば、美術館の場合、空調は21度±2度以下、湿度は50パーセント±3パーセント以下ほどに保つ必要があります。
人間のためではなく、美術品保護のためです。
会社から見れば、どうしてそんなことにこだわるのか分からない。
-就任されてから開館まで4年弱。まずまずの余裕があるように思えても、館長の仕事はその他にも山ほどあったわけですから、実際はあっという間だったんでしょうね。
高橋:開館記念展の「マネとモダン・パリ」は力が入っていましたから、尚更です。
当時はスタッフも少なかったので、開館前の半年間くらいは本当によく働いていました。
実際、美術館の館長というと、館長室の重厚なデスクにどっしり構えているイメージですが、高橋さんは違うのですよね? 学芸の仕事もこなされるし…。
高橋:学芸員が5人いますので、私が大きな絵を描いて、細部は彼らに詰めてもらうとか…。
ですから、メインはプロデューサー的な仕事ですね。三菱一号館美術館は、マネジメント的なことを極力自前でやることをモットーにしているので。
-その辺りは、国立西洋美術館時代から問題意識を持っていらっしゃいました。
高橋:ええ。日本の場合、美術展のマネジメントを担っているのは主催する大手新聞社や放送局の文化事業部なんです。
美術館側は学芸的なことや美術展の運営に特化してしまっている。それでうまく回っているからいいという考えもあるかもしれませんが、
欧米諸国に比べると、非常に不健康な状態だと思います。
だって、美術館側にマネジメントができる人材が育たないじゃないですか? 常に前面に出てくるのは新聞社の人で、
海外の美術館関係者から見ると「日本の美術館スタッフってどこにいるの?」ということになります。
ですから、三菱一号館美術館では自前でマネジャー、広報、エデュケーションなどのプロを育てたいんです。
確かに時間もかかるし、人件費もかかるから短期的に効率は良くない。ありがたいのは会社がそれを理解してくれていることでしょうか。
私も海外出張の際は若手を同行させたりしてきましたが、4年経って効果が少しずつ出てきているように思います。
2: 幽斎 ★@\(^o^)/ 2014/06/06(金) 17:52:22.84 ID:???0.net>>1
-新聞社が仕切っている今の状況では、欧米のようなスター館長、スター学芸員が育ちづらい側面はありますね。
高橋:ですから日本の美術館の学芸員は、こまねずみのように働いて
疲弊して、ある程度の年齢になると皆、大学の研究者とかになって
美術館を出ていってしまう。こういう状態では、美術館文化は広がりませんよね。
-日本の美術展の集客力は世界一と言われているのに、皮肉なものですね。
高橋:特に国公立の美術館の場合、自前の展覧会は非常に少ないのが現状です。
大半は大手新聞社が資金を出して、それで展覧会を回していく「ブロックバスター」というスタイル。
新聞社からすれば投資した資金を回収したいという経営的な発想がありますから、集客のためにあの手この手を尽くすわけです。
一方で、美術館サイドには新聞社のやらないことをやりたいという思いがある。
そういう展覧会は必ずしも一般にアピールする内容ではないので、クオリティの高いものでも、
なかなか人は集まらない。まぁ、国公立の場合、多少人が入らなくても責任問題に発展する
ことはありませんから、「いい展覧会だから人は来なくてもいい」、
さらには「人が入らないのがいい展覧会だ」みたいなことを平気で口にする学芸員もいました。
私は個人的には「いい展覧会には人が来る」べきだし、「多くの人に見てほしい」
と願っているので、そのためにはできる限りのことをしたいと昔から考えてきました。
ですから、三菱一号館美術館では、いろいろと趣向を凝らしたプロモーションを展開しています。
-民間ですと集客やコストも意識せざるを得なくなりますね。
高橋:美術館は社会貢献事業という見方もありますが、当然、展覧会という投資に
対するある程度のリターンも考えなければなりません。集客は年間を通して30万人を
目標に置いていますが、過去14回の展覧会のうち、
「マネとモダン・パリ」が31万人、昨年の「奇跡のクラーク・コレクション」が21万人を記録しています。
ただ、「マネとモダン・パリ」は開館記念展で宣伝費がかかったことと、
レンタル先が多岐に渡ったために輸送料や保険料の負担が大きくなり、あまり利益に結びつかなかった面はあります。
収蔵品がないのは「美術館」じゃない・・・(下記リンクでつづき)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140603/266094/?P=4&mds
> さらには「人が入らないのがいい展覧会だ」みたいなことを平気で口にする学芸員もいました。
中の人だけどマジでこういう学芸員いる
「芸術を理解できない人のために展覧会やりたくない」とか平気で言い出す
違うみたいな顔して観覧者見下してる美術館も有るし。
オレだって一応芸大でてるからそれなりに美術芸術には触れて来ているが芸術とかって分かるとか分からない
なんかで簡単に語れるものじゃないしな。特に子供達には全ての美術館が無料開放してより多くの芸術に触れ
る機会を増やすべきだと思うわ。
NYメトロポリタンなんか口頭で、美術学んでるって言えばただ。
言わないと3000円近く支払わないと駄目だろ
靴音がしないように気を使うけど
サイトに「ハイヒール禁止」「タップシューズ厳禁」
とでも書けば、わかって貰えるのかね?
たまに、コツコツコツコツコツコツ
すんげーヤツいて、集中できない。
つか、週末は混みすぎ。
いっても屁のツッパリにもならんぞww
大航海時代に日本は引きこもってた。
誰も美術なんかにゃ関心無い。
メディアが煽れば話題に乗り遅れまいと見に行くだけ。それが日本。
客は満足してるんだろ
通ってるから、もう少し入館料をまけてくれwwww
がっかりしたのは見る目が無かったのか そのあと常設の
浮世絵の数々を見て 美しさに感動したのは何だったんだw
何がすごいんだか無粋な俺には分からねえw
日本にありません
欧米崇拝のバカ薩長土人が日本美術品など価値がないとして
すべて二束三文で売り飛ばしたために
近代的過ぎて、いや芸術過ぎて、いやある意味素晴らしすぎて
理解出来ないの、許してね
この作文のどこがニュースですか?>幽斎 ★
日本の美術館=撮影不可
スタッフがどうこう言う以前に恥ずかしいガラパゴス規則をやめることだね。
でも収益が悪いと橋下みたいにギャーギャー騒ぐのが増えたから
安牌に頼りたくなるのも分かる。
あれはいい番組だね
・東京富士美術館(創価学会)
・MOA美術館&箱根美術館(世界救世教)
・ミホミュージアム(神慈秀明会)
なにせ日本の植民地だった国にはまともな文化が存在しなかったからな
集客がなければ維持できないだろ。
趣味で美術館を開いているならともかく。
一流とかという視点じゃなくて
何に興味があるかだけだろ。
ニセモノも実に多いんだよ かって浮世絵で有名だったリッカー美術館の収集品はほぼ全部が複製の偽物だった
内部の人間がリベートとって見逃していたんだよ
三越が以前に企画したシルクロードの美術展も展示品の9割9分までがニセモノ
中には勝手な創作もあったし レントゲン撮ったら内側に これはニセモノですと線書きしてあるのも多かった
ルーブルやスミソニアン博物館や大英博物館なんて旅行の主目的になりうるけ
ど日本の美術館や博物館は正直そこまでのポジションにない。
文化の価値は恒久的なものなんだからもうすこし、国も長期的な計画立てない
とだめですな。
1001:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/04/13(日) 23:47:03.91 ID:AtoZ
いじめっ子がラーメン屋を開業したのでお礼にネットでネガティブキャンペーンをした結果…
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コメント
1.:2014年06月06日 19:38 ▽このコメントに返信
パソナ竹中平蔵会長が旗振り
人材会社を潤す「労働移動支援助成金」150倍に拡充!
助成金=税金
2.名無しAtoZ:2014年06月06日 19:48 ▽このコメントに返信
わからないならわからないなりに得難い経験になるんだよ
「億超のピカソ見たことがあるんだぞじいちゃんには落書きに見えたがの^^;」
と孫に語れたらそれはそれで十分に意味があるんだよ
3.名無しAtoZ:2014年06月06日 20:13 ▽このコメントに返信
寺にいけば仏像みれるしね。綺麗な庭園なんかある寺もあるし。
美術館に展示されてる物だけが美術芸術じゃないよ。
4.名無し:2014年06月06日 20:17 ▽このコメントに返信
こういう話題もまとめてくれるのは有り難い
今後ともヨロシク
5.名無しAtoZ:2014年06月06日 20:25 ▽このコメントに返信
都内の美術館なんてめちゃくちゃ立地良いじゃん。国立西洋美術館とか
ブリヂストン美術館とか、あの品揃えで上野駅や東京駅から徒歩圏内だし。
「日本にあること」自体が立地悪いということなら判るけど。
6.まとめブログリーダー:2014年06月06日 20:40 ▽このコメントに返信
ロンドンのミュージアム関連施設はほぼ全部が入場料かかんないもんね…羨ましい
もれなく撮影オッケーその場で絵を見ながら床に座り込んで模写したってオッケー話すのもオッケーで、あそこまでギャップ感じたのは生まれて初めてだった
不思議と騒がしくないんだよなあ
だけど日本のガチ真面目な雰囲気もそれはそれでいいと思う
似たような入場料高くて静かで撮影禁止なミュージアムもオランダベルギーなんかにはあるよ
7.:2014年06月06日 21:03 ▽このコメントに返信
ヤマナカ商会が。。
8.図画工作オール2:2014年06月06日 21:20 ▽このコメントに返信
美術館に行ってみたいなぁ…
9.名無しAtoZ:2014年06月06日 21:22 ▽このコメントに返信
メトロポリタンやルーブルと比べる必要はないよ
東京には各ジャンルの美術館がある
1館で勝負する必要ない
国立から大倉集古館みたいな小さいとこまで
西洋、陶芸、仏像日本画、前衛、ほかにもいろいろ専門のところがある
10.あ:2014年06月06日 21:27 ▽このコメントに返信
そもそも海外と日本と美術館での鑑賞の仕方について違いがあって
日本は静かに邪魔にならないように鑑賞する事が求められるから
作品を前にしたディスカッションなんてのも話す事が嫌がられ禁止されてる現状ではありえない
レスにあったような自由な撮影なんて以ての外だし観覧者が多いと混乱の元になる
ごったがえすほど集客しないと維持できないし集客の為には海外の有名作品を持ってくるからやはりなおお金はかかる
所詮見世物としてしか成り立たないのに美術なんて高尚なつもりでいる方が間違いなんだけどなあ
東洋美術には確かに賑やかなのは合わないけども
11.名無しAtoZ:2014年06月06日 22:08 ▽このコメントに返信
ワイ西洋美術館に一度しか行ったことない
そんな学芸員が三菱いたら余計見る気しねー!
12.:2014年06月06日 23:14 ▽このコメントに返信
海外でもフラッシュ撮影はOKなの?
作品に強い光が当たったらまずいよなぁ
些細なことかもしれんが、所詮借り物だし