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http://japanese.engadget.com/2014/06/09/xbox-e3-2014-10-1/


マイクロソフトのXbox E3 2014発表会はこのあと深夜、日本時間10日午前1時から - Engadget Japanese


マイクロソフトは発表イベント『Xbox E3メディアブリーフィング』をこのあと深夜、日本時間で6月10日の午前1時からストリーミング中継します。プラットフォームはリンク先の公式サイトのほか、Twitch や Xbox 本体など。


日本ではまだ80日ほど先の9月4日に発売を迎える Xbox One ですが、昨年のホリデーシーズンに発売済みの海外市場では、ライバルであるプレイステーション4と比較すると景気の良い話は聞こえてきません。

過去の歴代コンソールとロンチ時期の台数を比較すれば極めて好調の部類に入り、先代のXbox 360も大きく上回っているものの、マイクロソフト的にドヤ顔ができないのはライバルのプレイステーション4がさらに上を行く記録的な好調のため。

マイクロソフトもある時期までは出荷台数を意気揚々と発表しており、劣勢を察したあとも「販売期間が同じになるように12月だけを切り取って米国本土で比べると」やら「Xbox 360が依然として好評なので合算すると」的な苦心のうかがえる発表を続けていましたが、100ドル安いライバルのプレイステーション4が700万台超販売を発表した時点で、Xbox Oneは500万台出荷をそっと申告するなど、まるで生産出荷時代のソニーがごとき状態です。

というわけで試されるのは、この状況をひっくり返さないまでも追いつけるだけのコンテンツを独占で用意できるかどうか。(あるいはもっと控えめに、マルチタイトルで差をどこまで詰められるか)。

マイクロソフトは台数の劣勢を取り戻すため、高価なKinectセンサを別売りにしてPS4と同じ400ドルからのエントリー向けXbox One を投入しており、日本国内向けにも普通の『Xbox One』といえばこちらのKinectレス版になる予定です。

Kinectなしでお求めやすくどんどん普及させるよ!を表明してしまった以上、一時期までのようにKinectがあってこそ次世代的な売り方はできませんが、かといってこれまで開発して / させていた Kinect タイトルをなかったことにもできず、マイクロソフトとしてゲーマーや開発者に向けてどのようなメッセージを打ち出すのかが注目される舞台です。(本国向けには Halo 5 さえ外さなければいけるだろう判断なのかもしれませんが)。

なお、ソニーのプレイステーション E3 2014 プレスカンファレンスは日本時間で明けて6月10日の朝10時から。任天堂は水曜日の午前1時(火曜深夜25時)から。