アニメが好評放送中の「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」。そのコミカライズが3作品出てるのをご存知だろうか? 漫画家が変われば雰囲気も変わるということで、画風を見比べてみました。
・左 漫画家:奥田ひとし+武田充司
アニメ化決定以前に『週刊ファミ通』及びweb漫画『ファミ通コミッククリア』で連載していたもの。現在は連載終了しており全2巻で発売中。当方では1巻発売時にレビューしたのでご参考ください。
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 1巻 転居先の先住者はカワイイ自縛霊だった(2013/1/18)
・中 漫画家:御影甲六
正式タイトルが「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 The Animation」となっており、原作ラノベよりもアニメを基準に描かれてます。『月刊コンプエース』で連載中。
・右 漫画家:赤瓦もどむ
季刊?の『花とゆめ文系少女』に連載中。女性向け雑誌に掲載してることが最大の特徴です。
先ずはメインヒロインである七々々。重護との出会いのシーンです。左が奥田版、右が御影版、中が赤瓦版(以下 位置は同じにしました)。御影版が一番丁寧に描いてる気がします。ま、アダルト同人誌など出してる人だけに"時代に合った"雰囲気ですね。赤瓦版はまだ新人だけにちょっと…といった感じかな。
大家の真幌さん。奥田版・御影版とも胸の谷間から鍵を取り出すシーンはありますが、赤瓦版は無し。ってか、それ以前に正直言ってかわいくない…。これは女性向け雑誌だけにお色気シーンは不必要との判断があるかもしれません。また季刊誌?だけにトばせるところはトばしたい意向もあるのでしょう。
七々々を差し置いてメインヒロインとも言われてる天災ちゃん。初対面の重護の部屋で勝手に風呂に入ろうとして脱ぎだした場面。これまた奥田版・御影版にはあっても赤瓦版にはありません。またパイタッチしたいがために片腕を脱臼した場面も赤瓦版ではカット。いやはや男性向け雑誌・女性向け雑誌とでこうも違うのかと思わずにいられない。
雪姫さん。これは比較的大差ない部類に入るでしょう。
総括すると御影版のが一番丁寧な上にかわいく描けてる気がします。その反面 赤瓦版は…。とはいえ悪いことばかりじゃないぞ。重護がトイレに長時間入っていた場面にて、赤瓦版では七々々が下痢止めの薬を用意してくれたのです(他の二つは無し)。こういう心配りは女性ならではの機転と言えるでしょう。
どの漫画が好みかはアナタの気持ち次第です。
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金(1) (ファミ通クリアコミックス)
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 The Animation (1) (カドカワコミックス・エース)
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 1 (花とゆめCOMICS)
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ベジータみたいなもんでしょうモヒカン(赤)「ストライクウィッチーズ オーロラの魔女」 昔 見た夢が少し叶ったエイライッルちゃんがかわいすぎて鼻血出る名無しHUNTER×HUNTER No.341 暗黒大陸にあるのは希望か厄災か今週の話読んだ限りじゃ「こっちで見つかった縄状死体」は恐らくナニカ能力だろうけど
「新世界に行った人が縄状に殺される」=本の記述の詳細は明かされてないし
ガス生名無し