他人のネット銀行口座から不正送金していたなどの疑いで、中国人13人が逮捕されました。

画像:【不正送金事件の押収品】
不正送金事件の押収品
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140611/k10015146811000.html

11日、警視庁、千葉、神奈川などからなる合同捜査本部は「組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)」や

「窃盗」などの疑いで、20~40代の中国人男女13人を逮捕したと発表しました。

調べによると、中国人らは口座開設役や現金引き出し役、受け取り役、送金役などに分かれ、昨年から

約200件、個人や企業の口座から約6億円を開設した口座へ不正に送金し、日本の「地下銀行」を通じ

て、本国へ送金していたとみられています。

逮捕されたうち、送金役をしていた東京都江戸川区南小岩七の無職・林秀美(リンシウメイ 42才)容疑者

「中国にいる『社長』から電話で指示を受け、現金を送っていたが犯罪に関わる金とは知らなかった」

と容疑を否認しています。

捜査本部は現在、本国の主犯格の特定を急いでいます。

今年のネット銀行に関する不正送金の被害額(今年1月~5月初旬調査)は全体で873件で14億円以上

に上り、過去最悪となっています。

また昨年、同種の事件として摘発した全34件のうち、約84%が中国人だったとも伝えています。

首謀者は中国にいるようですが、非協力的で広大な中国から摘発できるのでしょうか・・

不正アクセスやフィッシング詐欺など、中国人による犯罪が目立ちます。

日本の警察には頑張って欲しいと思います。