大阪市で問題行動を起こす子供を隔離した教室に移動させる案が決定されました。
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10日、大阪市役所で開かれた教育行政について話し合う会議では、悪質な問題行動を起こす公立小中学
校の子供を、外部の教室に隔離し、在籍する学校と連携を取りながら、知識と経験豊富なスタッフが特別指
導にあたるという市教育委員会の方針を、出席した橋下徹市長が了承。
市では昨年から、問題行動を5つのレベルに分けて対応を検討してきましたが、今回の隔離案はレベル4
(激しい暴力を振るったり、危険物を所持)以上の児童・生徒らが対象。
教育委員会は
「公立の小中学校は重大な問題行動を起こす生徒に対応できる態勢になってない」
橋下市長は
「問題のある生徒のせいで真面目な生徒がばかを見ることは絶対にあってはならない。
(隔離後は)市が責任を持ってサポートしていく」
「問題のある生徒には、それに対応する指導をやってあげた方が生徒のためになる」
とそれぞれ語っています。
来春から制度化される見込みですが、一方で問題のある子供を排除的に扱うのはどうなのかという批判も予
想されています。
今回の件に【ネットの声】は・・
- リアル男塾か
- 真面目な子が教育を受ける権利は大切
- 高校だと学力とか進学コースで分けられるからいいんじゃない?
- 案はいいけど運用間違えると生徒への変な圧力になる
- 「おまえを隔離施設に送ってやろうか?」
- 隔離施設が少年院みたいになったらやばい
- 教師の権限濫用も監視できないとな
- 家庭での教育が期待できない時代だからなぁ・・
- 騒いだり、周りを巻き込む子供とかいるから賛成
- 停学や退学とどうバランス取るんだ?
などがあるようです。
動画:【荒れる中学校(福岡)】
問題行動を起こす子供がいるとそのせいで周りの子供たちも大きな迷惑がかかりますから、とりあえずの試み
として導入してみるのはよいと思います。
ただ、何が「問題行動」なのかという点についてより具体的にしないと、新たな問題を引き起こす可能性も秘め
ていますので注意が必要です。