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シンガポール出身のカメラマン、Justin Ng(36)は、2012年に天の川をとらえてから星の美しさに魅了され、天体の神秘を追い始めた。ネオンやライトなどの人工光害が叫ばれて久しい故郷シンガポールで撮影を繰り返し、いくつもの写真をデジタル処理してつなぎ合わせ、幻想的な雰囲気を表した。
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こうした見事な星の写真は、人工光があふれる500万都市からでは決して見ることはできない。Ngは、それぞれの撮影に2時間以上かけて、空中を移動する何万という星の動きをとらえた。
地球の自転による星の動きは、長時間露出で撮影すると、このような星の軌跡として撮影できる。デジタル処理してつなぎ合わせたことによって、なにかこの世のものではないような、幻想的な雰囲気を生み出し、なんとも魅力的なものになった。
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シンガポールのプンゴールで撮られたもの。明るすぎるこの町では信じられないと多くは疑った。
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2012年、インドネシアの火山、マウント・ブロモでたまたま天の川を撮影して以来、Ngはこうした天空の写真を撮り続けている。シンガポールの町は光害と言われるほど、光があふれていて、こんな眩い星の写真が撮れるわけがないと、多くは懐疑的だ。
しかし、Ngはジャーナリストとしてではなく、芸術家として自分の目で荘厳な光景を目撃した。さらに上質な夜空の写真を目指して、フォトショップで加工したという。シンガポールのように、光が多く明るい都市で撮影した写真の後処理は、根気のいる作業だ。Ngは、後世のために暗い夜空を保つよう、無駄な明かりを消して光害を阻止する努力を惜しまないで欲しいと言っている。
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シンガポール、テュアスの灯台
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インドネシア、マウント・ブロモで撮られたもの。3つ以上の違う写真をデジタル処理してつなぎあわせ、光度の違いを表した。/span>
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via:dailymail・原文翻訳:konohazuku
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