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http://chaos-info.ldblog.jp/archives/8413685.html

ブラウニーズ社長ブログ
http://brownie-games.co.jp/201410050613.php




ネットで各社のカンファレンスを拝見させてもらいましたが
個人的には、ここ数年毎年Ｅ３を見て感じている印象と、
今年もそれ程大きな違いはないように感じました。
XboxOne、PS4に向けての海外デベロッパーのタイトルは
今年も昨年にも増して、とにかくリアル！
驚く程リアル！
嫌になる程リアル！
リアル以上にリアル！
それはテクスチャーの密度やポリゴン数を贅沢に使っただけのリアルさではなく、
舞台全てを巻き込んだ演出表現のリアルさ。
プレイヤーが何かに触れた時の双方のリアクション。
ちょっとした目や眉の動き、表情。
遠景、近景の空気感。
毎年これ以上どこをリアルにするんだ？と思ってしまうんですが
毎年更なる進化、技術の向上をしてるんですよね。
本当にどこまで行ってしまうんでしょう・・・
来年がまた怖いです。
　
ただ、こうゆうリアルな海外のゲームを見ると
どんなに初出の新作ゲーム画面を見ても
”あー、また銃か刃物で人を殺すゲームなんだろうな。”
と思ってしまう自分がいます。
これだけリアルなゲーム画面で、
マンガのように盛大にジャンプしたり、
穴掘ったりするゲームはないですからね。
人を殺す（倒す）表現をよりリアルに見せる為にＣＧ技術が磨かれている気がして
少々悲しい気分になります。
こうゆう作品が増えると海外でゲームが社会問題のやり玉に挙げられてしまうのが、
わからなくもないですね。
　
そんな理由もあり、毎年ホッと安心して見れるのは
やはり我が日本が誇る”Nintendo”のカンファレンスですね。
Nintendoのプレゼンテーションは、先ほどのバイオレンス表現の有無とゆう視点よりも、
まず、ちゃんと”ゲーム”のプレイ映像を見せてくれます。
演出だけの映像ではなく、遊び方のプレゼン映像です。
ゲーム画面を見て直感的に”遊び方”がイメージ出来ます。
Nintendo作品がリアルよりもデフォルメ表現を多用しているのは
ゲームシステムを判りやすくユーザーに伝える為の最適な手段なのです。
オールドゲーマーとしては唯一キチンとゲームを見せてくれるメーカー
それが”Nintendo”。

（以下略）

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同じ元任天堂の人

北米は大画面でコンテンツを楽しむのが好きという性質が根強く、コンソールかスマートTVかはわからないが、大画面テレビ向けゲームプラットフォームは盛り上がってきている。（※日本ではそういう展開にはならないと思われる）

— 岡本　基 (@obakemogura) 2014, 6月 12

むしろ、日本のメディアの報道や、ユーザーの感想の呟きを見ていると、「日本では据置ゲーム機が盛り上がる気配が無く、北米では非常に盛り上がっている状況」について、かつてないほどの違和感を感じているのかもしれない。

— 岡本　基 (@obakemogura) 2014, 6月 12

そのため、カンファレンス等で紹介されているゲームの流血や暴力表現などへの違和感を強く表明しているのかもしれない。ただ、それは錯覚でもある。目についた相違点に飛びついただけ。

— 岡本　基 (@obakemogura) 2014, 6月 12

現実には、インディーズゲームという形で多様なゲームが拡大しており、ついにインディーズ枠からも飛び出し始めている。そこを見ずに、ステレオタイプなイメージ（流血、戦争、流血、戦争、…）に囚われてしまうと、今回のラウンドと同じ認識ミスを繰り返す羽目になる。

— 岡本　基 (@obakemogura) 2014, 6月 12

「PS3/Xbox360とPS4/Xbox Oneは、普通の人達には見た目の区別がつかない。だからグラフィックの進化はコアゲーマーを喜ばせるだけ」というロジックも、そもそも前提が違う。

— 岡本　基 (@obakemogura) 2014, 6月 13

普通の人達の中には、PS3/Xbox360をすっ飛ばして、PS2⇒PS4って人達も相当多いし、潜在的にはまだまだまだまだいる。

— 岡本　基 (@obakemogura) 2014, 6月 13

NintendoによりWiiU独占になった『Devil's Third』



今、自分でまとめたMSカンファとソニーカンファの記事見直してみたけど、全然「銃か刃物で人を殺すゲームばっかり」じゃないんだよなぁ

「銃か刃物で人を殺す」ゲームじゃない（『Inside』以外は全然暴力的じゃない）のだと『Forza』『Project Spark』『Ori』『Inside』『Entwined』『リトルビッグプラネット3』『Disney Infinity』『ラチェット＆クランク』『Grim Fandango』『Magicka 2』『ABZÛ』『No Man's Sky』、剣とか出てくるけど「人を」殺してないのなら『Destiny』『Evolve』『Dragon Age Inquisition』『The Witcher III』『Scale Bound』、「銃か刃物で」人を殺してないってなら『バットマン アーカムナイト』とかだってそうだし。

特にインディータイトルの『No Man's Sky』が大きく取り上げられて開発者が「自分を育ててきたSFモノへのリスペクト」とか語ってるシーンとか印象的だったんだけどなぁ・・・

（記事が縦に長くなりすぎるんで動画が気になる方はまとめ記事をごらんください。
MSカンファ　http://chaos-info.ldblog.jp/archives/8409076.html
ソニーカンファ　http://chaos-info.ldblog.jp/archives/8409442.html）

あと、移植だけどマイクラがPS4/XOに出るから「穴掘ったりするゲーム」はあるし、ついでに言うとミュータントぶっ殺すゲームだけど『Sunset Overdrive』は「マンガのように盛大にジャンプ」してるよね。


なんでゲーム業界にいる人がこうも視野狭窄に陥ってるんだろ。