大手水産会社マルハニチロ(東京都江東区)が「さけ缶」を回収すると発表しました。
画像:【「マルハ さけ中骨水煮」】
13日、同社は「さけ缶」の一部に金属片が混入していたことがわかったとして、108万個余りを自主
回収すると発表。
対象となる商品は「マルハ さけ中骨水煮」(内容量150g)で、賞味期限が2015年11月1日~20
17年4月1日までで、缶の底に「MNF27」と書かれているもの。
画像:【対象となる「マルハ さけ中骨水煮」】
http://file.tdx.co.jp/news/20140613_sakenakabone_owabi.pdf
販売地域は全国で、返品先は
栃木県宇都宮市清原工業団地8―2
マルハニチロ株式会社 東日本物流センター TEL 028(670)8866
となっています。
また返品する際は送料着払いで「郵便番号・住所・名前・電話番号」を添えるようにお願いしています。
マルハニチロ お客様相談室 専用フリーダイヤル (0120)040826
受付時間 9:00~17:00(土・日・祝日・弊社指定休業日を除く)
なお、6/14(土)、6/15(日)は受付いたします。
回収への経緯としては今月5日、同社に購入者から
との苦情が寄せられ、社内調査したところ、生産を委託している岩手県釜石市の工場で「さけ」の骨を
詰める機械が不具合を起こし、缶の一部を誤って切断し、混入していたことが判明したとのこと。
従業員に聞き取り調査をした結果、判明したものですが、故意による事故ではないと結論付けました。
対象商品購入者には、お詫びとしてクオカードで返金対応をするとしています。
今のところ、ほかには同様の被害報告は受けていないとのことです。
工場の従業員が金属片が入っている可能性を認識しながら、破損事故が本社に伝わってないのは過失
かもしれません。
以前にもマルハニチロの子会社「アクリフーズ」の冷凍食品で従業員による「農薬混入事件」が起きている
だけに、またかという印象もあります。