不正ログインの被害が判明した「ニコニコ動画」の提供する各種サービス
の被害状況が発表されました。
画像：【不正アクセスの告知】 
１３日、運営会社のドワンゴは提供するサービスで５月２７日～６月４日の間に約２２０万回の不正アク
セスを試みようとするログがあり、不正ログインの被害も約２２万件あったと発表。
不正ログインされた際、メールアドレスや生年月日などの個人情報を盗み見られた恐れがあり、うち１９
件で計１７万３６１０円分のポイントが不正に使用されたとしています。
同社では、サーバー内への不正アクセスは確認されておらず、会員が他のサイトで使用しているＩＤ
とパスワードを何者かが外部で入手し、不正ログインを繰り返した可能性があるとしています。
担当者は
「他のサービスと同じメールアドレスやパスワードを使用している方は、変更をお願いしたい」
「ポイントを不正使用されたユーザーへの対応は検討中」
「今回の事態を厳粛に受け止め、引き続きセキュリティ体制の強化に努めます」
と話しています。
なお、同社は９日にユーザーから問い合わせがあって初めて不正ログインなどの被害に気づき、内部調査
を開始した結果、今回の問題が発覚しています。
また公式サイトでは現時点で被害状況の「詳細」について明かしておらず、マスコミを通じて発表しています。
犯人はハッキングではなく、外部で入手した個人情報のリストをもとに、ユーザーがＩＤやパスワードを使い
回ししているスキを突いた攻撃をしたようです。 
どこで入手したのかも気になりますが、ユーザーもセキュリティを考えないと大きな被害を受ける可能性が
ありますね。
