性別がオス父親ヤギから乳が出てきたと報告されています。

画像:【乳が出るオスの父ヤギ「ネギ」】
乳が出るオスの父ヤギ「ネギ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140605-00000008-kobenext-l28.view-000

14日に報じられたもの。

兵庫県南あわじ市倭文庄田のパン屋経営・玉置秀憲(58才)さんは6頭のヤギを飼育していますが、先月

末から子ヤギの父親である「ネギ」(6才 人間年齢:30~40才)が、オスにもかかわらず、乳房が20センチ

ほどまで発達し、メスと同じようにしぼると乳まで出るようになったとのこと。

子ヤギの成長にともない、母ヤギから離乳させるように離した直後からこの現象がみられ、玉置さんは

「ネギはやさしい性格で乳がほしいと鳴く子ヤギに反応して、母性が芽生えたのもしれない」
「2年前にも母ヤギの乳の出が悪くなった時に同じ現象がみられた」

と語っています。

また玉置さんは初めに乳が出たときには「腫れ物」かと思い、獣医師の山崎博道(69才)さんのところへネギ

を連れて行き診てもらったそうですが、医学的にも「乳房」と診断されました。

また今月初旬にも山崎獣医師が玉置さん方を訪れ、ネギから約150ミリ・リットルの乳を搾り取り、専門機関

に分析してもらった結果、玉置さんが飼育しているメスのヤギの乳よりも9%乳脂肪分が高い乳であることも

判明。

画像:【「ネギ」の乳をしぼる飼い主の玉置秀憲さん】
「ネギ」の乳をしぼる飼い主の玉置秀憲さん
http://video.jp.msn.com/watch/video/雄ヤギ-ネギ-からミルク-兵庫-南あわじ/afdjeja8

味見した山崎獣医師やマスコミの記者によると

「濃厚なコクがある」

とのこと。

ただ父ヤギに乳房ができ、乳が出るようになっても父ヤギが子ヤギに飲ませようという素振りはなく、子ヤギ

も父ヤギには近づかず、飲もうとはしていないと伝えています。

今回の発見に全国ヤギネットワーク事務局長をつとめる鹿児島大農学部の中西良孝教授(家畜管理学)は

「出産していない雌が乳を出すことはまれにあるが、雄は聞いたことがない。
乳に関係するホルモンが特別に多い個体かもしれない」

と驚いています。

(参考:http://www.yomiuri.co.jp/national/20140614-OYT1T50091.html)

動画:【父ヤギのネギから搾乳する様子】

父親のオスヤギから乳・・・

不思議な現象です。

要研究ですね。