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優希「麻雀部№1アイドル決定戦?」



うはwwww2日で157万wwwオプション99楽勝すぎわろたwwwwwwwww
街コン終了wwwwオンライン合コンがヤヴァすぎるwwwwww
漆原「暑すぎてやる気でない」 芦屋「お前はいつもないだろ」
春香「ほ~ら、響ちゃんのグラビア巻頭特集だよ!」
漆原「ベルが遊びにやってきた」鈴乃「『面倒を見に来た』だ」
パズドラとかもう古いwww今一番アツいのはパズドルだろwwww
会社のトイレで嫁と戯れてたら会社クビ→女子社員からウンコ扱いされたったw
漆原「ベルが遊びにやってきた」鈴乃「『面倒を見に来た』だ」
【速報】5分間で23万ゲトw就職先が確定しますたwwwww
え?まじで?23万クソワロタwwww


1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:18:11.06 ID:dcY26DH90


和「麻雀部№1アイドル決定戦?」の続きです
いろいろ変なところがあるでしょうが温かい目でお願いします

アピールタイム終了から。ストーリーとかあまりないんで気にしないでください

だけど多少は繋がりがあるので前のを見てないとわけわかんないかも?


和「咲さん、アピールタイム最高でした」

咲「そ、そう?変じゃなかった?」

和「はい!あの…宜しければご褒美を頂けないでしょうか?」

咲「もう、和ちゃんは仕方ないな。ほんっとうに淫乱なメスなんだからっ!」バシン

和「あひぃぃん!」ビクンビクン

和(こ、こんな咲さんも…アリですね)


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:19:09.62 ID:dcY26DH90


~回想~


和「咲さん、次、次はこの服なんかどうですか」ハアハア

咲「えっと、本当に服を着替えてるだけで勝てるのかな?」

和「いや、次はこれなんか…こっちもアリですね…」ハアハア

咲「聞いてないし…和ちゃんは本当に勝つ気があるの?」

和「え?何です?女王様姿のお似合いですよ?次はもっと清楚な感じで…」

咲「もう!いい加減にして!」バチッ

和「あひん!」

咲「あっ!ごめん和ちゃん!鞭が上手く扱えなくて」ヒュン

咲(でも何だろう…この感覚)ゾクゾク


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:20:12.83 ID:dcY26DH90


和「…もっと」

咲「へ?」

和「もっとぶっ叩いてくださいぃぃ!このメスブタめを!」

咲「えっと、いいの?」

和「お願いしますぅぅぅ!」

咲「えい」スパン

和「うっほおおぉぉぉ!」

咲(なんなの?この感覚。結構ハマるかも…)

咲「えい、えい。えい!」ベチッバチッバチーン

和「らめぇぇぇぇぇぇ!」


~回想終了~


和(あれ以来いつも天使の咲さんが時々ドSになってしまいましたが…一粒で二度おいしいですね)

咲「アハハハハハハ!待っててねお姉ちゃん!新しい私を見せてあげるよ!」バチンバチン

和「アヘェ!」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:22:25.33 ID:dcY26DH90


一「ごめんね透華。あんまり活躍できなかったよ」

透華「問題ナッシングですわ、と言いたいところですけど弱りましたね。一の手品より他の人のオカルトの方がうけていましたね」

一「うん。まさか本物のオカルトだなんて僕もびっくりだよ」

透華「弱りましたね、これは手を変えるしか…」

初美「それなら私と組みましょう」バンッ

透華「な、何ですか!?あなたは確か、参加者の…」

初美「薄墨 初美ですよー」

透華「私達と組むというのはどういうことですか?」

初美「ユニットですよー!あのアピールタイムをみてビビッと来ちゃいました」

一「…奇遇だね。私もあなたとなら気が合いそうだと思ってたんだよ」

初美「そう!私達三人で売り出すのですよー!」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:23:12.60 ID:dcY26DH90


透華「三人?」

いくのん「この末原ちゃんもや!」

末原「ほんま…ほんま堪忍してください」

いくのん「なんで?さっきのアピールタイムで視聴者の人気の傾向がこの三人が近いと思ったんやけど?」

末原「あれは代行のせいじゃないですか!」

いくのん「ふ~ん、やめてもいいけど?でも末原ちゃんのイメージは固まっちゃったわけだし、今更方針を変えるのはちょ~っと厳しいと思うけどな~?」

末原(くっ!代行のいうことも一理ある。それに同じ方針で三人のユニットが組めるんは魅力的や)

いくのん「ここで辞めたらただの痴女。続ければ異色のアイドルや!勝つにはそれしかあらへんよ」

末原「よ、よろしく、お願いします…」

末原(善野監督のため、仕方ないんや…)

透華「分かりましたわ。この三人でいってみましょう。勝ちますわよ!」

初美一「おーー!」

末原「お、おー!」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:25:23.13 ID:dcY26DH90


絹「お、お姉ちゃん。いったいどうしたの?」

洋榎「はい?どう、とは?」

絹「いや、どこもかしこもや。しゃべり方までおかしくなっとるし」

洋榎「そうでしょうか?普段通りにしているつもりですが?」

漫「違いますよ!いつものあのガサツで五月蝿い主将はどこにいったんですか!」

絹「ちょ、漫ちゃん落ち着いて」

胡桃「ふふん、すごいでしょ」

絹「あなたは?」

胡桃「洋榎のパートナーの鹿倉胡桃よ。洋榎は意外ともの覚えが早くて何でもできるんだねー」

絹「あなたがお姉ちゃんをこんな風にしたんですか?」

胡桃「そうよ。いいでしょ、五月蝿くもないしこの人ちゃんとしていれば美人なんだから」フフン

絹「こんなの…こんなのお姉ちゃんじゃなーい!」ウワアアン

洋榎「き、絹!」

胡桃「はいはい、次のレッスンの時間ですよー。次はお料理、裁縫だよー」

洋榎「うぅ、絹ぅ…」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:27:43.98 ID:dcY26DH90


京太郎「ハギヨシさん、どこに向かってるんですか?」スタスタ

ハギヨシ「なんでも、智紀さんが私たちにお話があるとのことで」

京太郎「ああ、龍門渕の。でも何の用でしょうね」

ハギヨシ「お待たせいたしました」

智紀「ハギヨシさん、待ってた」

ゆみ「こんにちは」

ハギヨシ「おや?そちらの方は」

京太郎「鶴賀の部長さんでしたっけ?」

ゆみ「いや、部長は蒲原だよ。私は加治木ゆみだ」

京太郎「あ、すみません。部長っぽい感じでしたので」

ハギヨシ「それで、ご用件は?」

智紀「私達とユニットを組んでほしい。4人で」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:30:49.42 ID:dcY26DH90


ハギヨシ「ここにいる人たちですと、井上さん、加治木さん、京太郎君ということですか?」

智紀「そう。あとハギヨシさんも」

ハギヨシ「私がですか?私はアイドル登録していませんよ?」

智紀「大丈夫、竹井さんと福路さんのように登録しておいたから」

ハギヨシ「私は聞いていませんが?それに私は麻雀部では…」

京太郎「わあ!じゃあハギヨシさんと一緒に出れるんですか!?やった!頑張りましょう!ハギヨシさん!」

智紀「須賀さんはこう言ってる様だけど?あなたも執事である前に龍門渕の仲間。問題はない」

ハギヨシ「…わかりました。京太郎君はユニットには賛成なんですか?」

京太郎「えっと、いいんじゃないですか?多いい方が楽しいですよ」

ハギヨシ「分かりました。その話、お受けします」

智紀「よろしく」

ゆみ「よろしく頼む」

京太郎「はい!よろしくお願いします!」

智紀(ふふふふ、完璧完璧♪)


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:33:36.01 ID:dcY26DH90


~回想~


ゆみ「いやぁ、今日も豊作だったな」

智紀「ほんとに。最近BLの分野の発展が目覚ましくて嬉しい」

ゆみ「まったくだな。もっともっと世に広まるといいんだが」

智紀「実はBLを世に広める計画がある」

ゆみ「なんだと?」

智紀「これを見てほしい」

ゆみ「なになに?麻雀部№1アイドル決定戦?これがどうしたんだ?」

智紀「この大会に、うちの執事の萩原さんとその友人が出る」

ゆみ「なに!?あの君がいつも書いているカップリングのか!?」

智紀「そう。あの最高のカップリングを世に知らしめるチャンス」

ゆみ「それはそれは、見事だな」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:36:31.34 ID:dcY26DH90


智紀「うん。それとあなたにもあと一人イケメンな女性と組んで出てほしい」

ゆみ「どうしてだ?」

智紀「その二人とあなたのペア、そしてうちの純でユニットを組む」

ゆみ「なぜまたそのようなことを?男の花園に女を加えるなど…」

智紀「話しは最後まで。私達も初めからこの世界に飛び込んだわけではない。段階が必要」

ゆみ「なるほど、私はイケメン×ショタだったな」

智紀「そう、いきなり男性同士だと抵抗を覚える人もいるかもしれない。参入できる範囲を広げる」

ゆみ「そういうことか。わかった、ムッキーを連れてこようではないか」

智紀「期待してる」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:39:41.96 ID:dcY26DH90


~回想終了~



智紀「というわけで、私達はイケメン推しで売り出していくから…」

桃子(…ふふふ、終にこの時が来ました。ここでまとめて潰せれば計画は潰れるっす)

桃子(これで、終わりっす!)

ハギヨシ「貴方ですか、京太郎君の時に邪魔をしたお方は」

桃子「な!?私が見えるっすか!?」

ハギヨシ「当然です。執事をなめないことですね。これ以上邪魔はさせませんよ!」

桃子「くっ!」

ハギヨシ「…制圧完了です」

桃子「」モガモガ

ゆみ「モモ!どうしてここに!?」

智紀「どうやらつけられていたみたいね」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:42:39.91 ID:dcY26DH90


ハギヨシ「加治木さんのパートナーの方でしたか。どうしてこのような真似を?」

ゆみ「いや、私も知らなかったんだ」

ハギヨシ「…どうやら嘘はついていないようですね。東横さんはいかがいたしましょうか?」

ゆみ「…残念だが他の人を妨害するような者とはパートナーは組めないな」

桃子「モガァ!」

智紀「…まだ妨害する可能性もある。大会が終わるまで龍門渕の特別室に入って貰っておいて」

ハギヨシ「分かりました」

桃子「モガァ!モガァ!」

智紀(危なかった…勝手に自滅してくれなければやられていた…)

ゆみ(すまない、モモ…)


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:46:23.10 ID:dcY26DH90


やえ『ここからはみんなの王者、小走やえと』

ちゃちゃのん『ちゃちゃのんでお送りするんじゃ』

やえ『さあ、ついにこの時がやってまいりました。決勝トーナメント開幕だ!』

ちゃちゃのん『え?芸能活動は?』

やえ『残念ながらカットだな。長い』

ちゃちゃのん『ええ~』

やえ『その代り芸能活動編はダイジェストでお送りするぞ!』

ちゃちゃのん『ダイジェストにするなら決勝トーナメント参加者以外はいらなかったと思うんじゃが…』

個別に何個か書こうと思ってたんですけどきついんでカットです。すみません

~ダイジェスト~

高鴨穏乃は亦野誠子と共に世界中を冒険

未開の地や未知の生物との遭遇。その体当たりレポートは人気を博し毎回の視聴率が20%を超える超人気番組となった

老若男女問わず好感を得たがアイドルとしてはあまり票が稼げなかったようだが本人は満足気だ

親友の新子憧とは危険を乗り越えるうちに仲が深まったようだ


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:47:09.42 ID:dcY26DH90


国広一、薄墨初美、末原恭子は一部のコアなお友達に熱狂的な支持を受けた

特に末原には思わぬハプニングがいつも付きまとい変なファンが増えた

そのファンの中に善野監督が元気な姿で応援しているのを見つけ喜んでいいのか悲しんでいいのか複雑な気分になったという


天江衣は瑞原はやりの番組で大ブレイク

園児と一緒にお菓子を食べたり一緒に寝たり遊んだりと大忙しだったようだ

ドラマの子役などでも主題歌を歌ったりコアなファンから一般まで大きく受けた

しかし、車での移動中にプロデューサーの蒲原智美と共に事故を起こし怪我で休養を余儀なくされた



竹井久、福路美穂子はそれぞれの分野でファンをあつめいろいろな層のファンが出来た

福路は最初はバラエティ番組で少々ミスがあったが天江衣の代役の牌のお姉さんとして活躍した

竹井はバラエティ番組で活躍。ちょっと毒のある発言と営業の立ち回りにより最も多くのメディアに露出した

ふたりでの歌手の活動はなかなかの人気であったようだ

しかし、竹井久の熱愛報道がされた後、福路共々行方不明となった


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:47:42.15 ID:dcY26DH90


エイスリン・ウィッシュアートは主にバラエティ番組で活躍

天使のルックスと絵での会話が世間の注目を集めた。絵での会話の少し毒がある部分などがうけたようだ

流れに乗り、見事決勝トーナメント進出を果たした


大星淡はあほキャラとして活躍

生意気な言動も視聴者には気に入られ一時的なブレイク

プロデューサーの宮永照にもなぜか焦点が向けられ二人のボケボケな絡みが人気を博した

若干一名にはとても気に障ったようで夜はその人の寝室から何かをたたく音と喘ぎ声が途絶えなかったという

見事決勝トーナメント進出を果たした


愛宕洋榎は主婦層からの人気を勝ち取った

様々な特技を活かしローカルな番組からゴールデンまでそつなくこなした

彼女の対応は局内での人気も勝ち取り色々なことに融資をしてもらいもの覚えの良さから多くをものにしていった

さらに彼女は地方旅番組などで安定した人気を獲得し見事決勝トーナメント進出を果たした。


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:48:30.17 ID:dcY26DH90


江口セーラはドラマとバラエティで活躍

男装して男子校に潜入するというドラマが大ヒット。そこから仕事が増えもともと話し上手な面もあり安定した人気を誇った

普段の男らしさと要所要所ででる乙女な部分が多くの層に人気が出た

見事決勝トーナメント進出を果たした


須賀京太郎、萩原、井上純、加治木ゆみの四人ユニットはそれぞれが広い分野で活躍。主に女性ファンが多かった

最初のCDは初週でミリオンなど歌手としては圧倒的な人気であったようだ

イケメン男性二人とイケメン女性二人ということでライトな層からデープな層まで幅広く楽しめたようだ

加治木は舞台など役者としての活躍。名演技で世の女性を虜にした

須賀京太郎は自身の持ち番組である須賀's キッチンなど家庭的な面もみせ全年代の女性人気を獲得した

また、楽屋の様子などが何故かネット上に流出しフォロー上手な萩原といろいろ教わる(意味深)須賀との
コンビは謎の人気を博した

この四人は票が分かれ決勝トーナメント進出を果たしたのは須賀京太郎のみとなった


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:49:36.72 ID:dcY26DH90


片岡優希は王道的な人気を勝ち取った

元気いっぱいな姿は営業で好感をもたれどんな仕事でも一生懸命な様子は徐々にファンを集めていった

また流れを予んだかのような番組出演によりテンポよく駆け上がっていった

万遍なく票を集め見事決勝トーナメント進出を果たした


霞さんが人気が無いわけがないんだよなぁ

石戸霞、決勝トーナメント進出


やえ『以上の八名で決勝トーナメントを行う』

ちゃちゃのん『わぁー!』パチパチパチ

やえ『トーナメントはこうだ!』ババン

トーナメント表なんて作れないから許して。八人のトーナメント表を思い浮かべてください

一回戦①宮永咲vs大星淡

一回戦②石戸霞vsエイスリン・ウィッシュアート

一回戦③須賀京太郎vs愛宕洋榎

一回戦④江口セーラvs片岡優希


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:50:40.40 ID:dcY26DH90


ちゃちゃのん『トーナメントって対戦方法はどうするんじゃ?』

やえ『対戦方法は、自由!双方で話し合って決めてくれ』

ちゃちゃのん『わー、投げやりじゃのう』

やえ『正し、決まらなかった場合は私達が厳正なくじ引きににより大まかなルールを決める』

やえ『それでは一回戦、宮永咲&原村和vs大星淡&宮永照の対決です!』

咲「よろしくね」

和「よろしくお願いします、お義姉さん」

淡「よろしくー」ギュッ

照「よろしく」ギュッ

咲「…なんで二人は手をつないでるのかな?」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:53:36.24 ID:dcY26DH90


淡「だって照ったらすぐに迷子になるんだもん」

照「淡だっていつも待ち合わせに遅刻したりする」

淡「私は別に迷ったりしないもーん。寝坊するだけだもーん」

照「私も迷わない。目的地を忘れるだけ」

淡「えー!だってこの前遊んだときだって…」

咲「…二人とも、随分仲がいいようだね」ビキビキ

和「あの咲さん、私達も手を//」

咲「黙ってて」キッ

和「はい//」ゾクゾクッ

和(ああ~ん//もっと、もっと冷たい目で私を見て//)ハアハア

咲「淡ちゃん、私面白い対戦方法考えたんだけど」

淡「なになに?どうせ私が勝つから何でもいいよ」

咲「お姉ちゃんと淡ちゃんってすっごく仲いいよね。私と和ちゃんも仲いいんだ」

和「嬉しいです咲さん!」

咲「だからね、これを活かしたゲームをしよう」ニコッ


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:56:12.76 ID:dcY26DH90


淡「面白そう!それ乗ったよ!」

やえ『どうやらゲームの内容が決まったようだな』

ちゃちゃのん『仲の良さを活かすゲーム、伝言ゲームとかかのう?』

咲「じゃあルールは私が決めていいよね」

淡「どうぞどうぞ」

咲「ありがとう。じゃあ始めよう。仲引き裂きゲームね」ニコッ

淡「え?」

咲「パートナーを解消された方が負けね。始め!」ダッ

淡「え?」

やえ『さあ始まりました、仲引き裂き勝負です!』

ちゃちゃのん『ええー!?それはあんまりじゃ!』

淡(な、仲を引き裂くっていったい!?)


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 19:58:45.57 ID:dcY26DH90


咲「お姉ちゃん?私以外の子とあんなに仲の良さを見せつけてくれちゃって、どうしてあげようかと思ってたんだよ」ニコッ

照「さ、咲?」

咲「体にみっちりと教え込んであげるっ!」

ちゃちゃのん『アイドルがこんな勝負なんていいのかのう?』

やえ『視聴率は40%を超えているから続行だと』

ちゃちゃのん『多!みんなひねくれておるんじゃ!』

淡「え、えっと和さん?」

和「なんですか?」

淡「あのー…咲ちゃんとのパートナーを解消して…」

和「嫌です」

淡「あ、あの」オロオロ

ちゃちゃのん『これは、気の毒じゃのう』

やえ『断固たる意志を感じるな』


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:01:44.05 ID:dcY26DH90


淡「そ、そうだ!このままじゃてるーが咲の物になっちゃうよ!いいの!?」

やえ『ほう?的確についていったな』

ちゃちゃのん『相手の心理を逆手にとったー!』

和「別にお気に入りの一人になるだけでしょう。咲さんの一番は私です」

淡「」ガクッ

ちゃちゃのん『駄目じゃー!全く揺るがないー!』

咲「お姉ちゃん?分かった?」

照「はい、もうこのようなことは致しませんこのようなことは致しませんこのようなことは致しませんこのようなことは致しません」ガクガクブルブル

咲「じゃあ何を言えばいいかわかるよね?」

照「淡、私は咲様の物だからもうパートナーは続けられない」

ちゃちゃのん『おお!勝負ありー!』

やえ『一方的な試合だったな』

ちゃちゃのん『さすが宮永帝国の女王!開始早々魔王力で圧倒です!』

やえ『良い子は真似しないようにな』

ちゃちゃのん『勝者、宮永咲&原村和ペアです!』


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:04:23.76 ID:dcY26DH90


やえ『それでは第二試合に移ろう。石戸霞&俺vsエイスリン・ウィッシュアート&姉帯豊音ペアです!』

霞「よろしくお願いしますね」

俺「霞さんが負けるわけがないんだよなぁ」

エイスリン「ブットバス!」

姉帯「ちょー楽しみだよー」

ちゃちゃのん『さて、対戦方法はいかに!?』

姉帯「はい!絵の勝負がいいと思います!」ビシッ

エイスリン「」カキカキ

霞「面白そうね」

俺「いや、霞さん絵得意なんですか?」

霞「あまり挑戦したことはないですね」

エイスリン「」バッ

姉帯「おおっ!エイスリンさんの相手をブッ飛ばすという意思がすごい伝わってくるよ!」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:07:45.40 ID:dcY26DH90


俺「別!別の勝負にしましょう!」

霞「そうですね…私は思いつかないわ」

ちゃちゃのん『どうやら決まらないようです』

やえ『仕方がない、これに頼るとするか』ガサゴソ

ちゃちゃのん『…ちなみにどんな内容が入ってるんじゃ?』

やえ『ん?なーに簡単なものさ。ライオンの踊り食いとかだよ』

ちゃちゃのん『アイドルのすることじゃない!』

やえ『でた!種目は料理です!』

ちゃちゃのん『嫌ぁぁぁ!…って案外普通じゃの』

やえ『王者ジョークだ。それでは詳細をどうぞ!』

豊音「エイスリンさん料理得意なの?」

エイスリン「パンヅクリ、トクイ」フンスッ

霞「あらあら、私の得意な分野で良かったわ。パン作りでいいわよ」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:10:56.20 ID:dcY26DH90


俺(…まずい、まずいぞ。霞さんの料理なんてただの兵器ではないか)ダラダラ

エイスリン「キマリ!」

俺(そうか、エイスリンさんは焼きたてジャパン好き…ならば可能性はある)カッ

俺「料理はパン作りで結構です。しかし勝敗の決め方に提案があるのですが」

エイスリン「ナニ?」

俺「勝敗は、リアクションで決めましょう!」

豊音「リアクション?」

エイスリン「オモシロイ!ノッタ!」

ちゃちゃのん『どうやらパン作り対決に決まったようです!でもリアクション審査は誰がするんじゃ?』

赤土「まかせレジェンド!」

やえ『こんなこともあろうと呼んでおいたのだ』

ちゃちゃのん『それでは、開始!』


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:14:02.85 ID:dcY26DH90


……………………………………………



エイスリン「デキタ!」

霞「完璧です」

ちゃちゃのん『両者完成したようです!それでは、審査をどうぞ!』

赤土「どっちからいくレジェンド?」

霞「それじゃあわたしかr俺「エイスリンさんからお先にどうぞ」」

エイスリン「ソウ?ハイ、ドウゾ」

赤土「これは、五芒星のパン?どう食べれば?」

エイスリン「イッキニドウゾ」

赤土「わかった、あーん」パクッ

ちゃちゃのん『…なんもリアクションしないのう』

やえ『…いや、よく見ろ』


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:17:14.78 ID:dcY26DH90


赤土「」ググググ

ちゃちゃのん『ななな、赤土さんが背中を反りはじめた…90度…120度…150度…気持ち悪いんじゃ』

赤土「す、素晴らしぃぃ!」O

ちゃちゃのん『うぎゃあああ!あの人体を反って自分の足首を握ってるぅぅ』ガクガク

やえ『解説ご苦労』

赤土「五芒星角それぞれに別々の味を使いながら中心にそれらすべての味を見事に調和させている。見事だ」

エイスリン「イチゴジャムハ、サエ。クリームハ、シロ。アンコハ、トヨネ。チョコハ、クルミ。カスタードハ、ワタシ」

エイスリン「ミンナデデキタパン!」

豊音「エイスリンさんグスッ、ちょー嬉しいよー」グスン

やえ『五芒星か、まさに天使だな』

ちゃちゃのん『えっと、どういうことじゃ?』

やえ『ふっ、人は皆繋がっているということさ』

赤土「君たちの友情、見せてもらったよ。ありがとう」

ちゃちゃのん『えっと、取り敢えず高評価ってことでいいのかのう?それでは石戸選手の方もどうぞ』


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:20:58.96 ID:dcY26DH90


赤土「すまないがこの体勢では食べられない。口に入れてもらえるか?」

霞「はい、わかりました。あ~ん」

俺(なんと羨ま)

赤土「あ~ん」パクッ

赤土「こ、これはぁ!」


………………………………………………


赤土「…ん?ここはどこだ?何故か…とても心地いい」

赤土「人がいるじゃないか。おーい!」

レジェンド(17歳)「ん?」クルッ

赤土「わ、私じゃないか!」

レジェンド「え?わ、私?でもちょっと老けてるような?」

赤土「黙りなさい!あなたもすぐにこうなるわ」グイグイ

レジェンド「いひゃいひゃい」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:24:15.26 ID:dcY26DH90


赤土「で?なんでこんなところにいるのかしら?」

レジェンド「うぅ、知らないですよ。確かさっきまで小鍛治健夜と対局していたはずだったんですけど」サスリサスリ

赤土「あっ…」(察し)

レジェンド「何かわかったんですか?」

赤土「…レジェンドォナッコゥゥゥ!」ドゴォ

レジェンド「ぎゃあああああ!」

赤土「危ない危ない。ここは天国だったか。私も帰らないと」バキッ

~会場~

ちゃちゃのん『…反応がないのう』

やえ『…どうやら天に召されているようだな』

ちゃちゃのん『うええ!?大変じゃ!なんとかしないと』オロオロ

やえ『!?どうやら戻ってきたようだ』

赤土「ふぅ、危なレジェンド」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:27:30.62 ID:dcY26DH90


霞「審判さん、どうでした私の料理は?」

赤土「いや!あれはもう味とかそういう問題じゃ…」

俺「おらぁ!」

赤土「もがぁ!」

赤土「」チーン

ちゃちゃのん『えっと…判定は?』

俺「王者の言っていたように天に召されるほどの美味しさだったのでしょう?ならば自ずと答えは見えてくるはずですが?」

豊音「明らかに口封じだったよね!?」

エイスリン「トヨネ、イイヨ」ポン

豊音「エイスリンさん?」

エイスリン「ワタシハミンナト、タイカイニデレテタノシカッタ。アノパンデ、マンゾクシタ」

エイスリン「カチハユズル」

豊音「エイスリンさん…うん!わかったよ」

ちゃちゃのん『え~っと、よく分かりませんが勝者は石戸霞&俺ペアです』


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:31:08.29 ID:dcY26DH90


やえ『私も食べてみたかったな』

ちゃちゃのん『たぶん、絶対危険じゃぞ』

やえ『では次に移ろうか。須賀京太郎&萩原vs愛宕洋榎&鹿倉胡桃です』

京太郎「よろしくお願いします!」

ハギヨシ「よろしくお願いします」

胡桃「よろしく」

洋榎「よろしくお願いいたします」

ちゃちゃのん『さて、勝負内容は何にしますか?』

ハギヨシ「京太郎君の判断に任せます」

京太郎「俺は特に考えてないです」

洋榎「私も特に要望はありませんが、どうしましょうか?」

胡桃「じゃあ私の手に委ねられたってわけね」

胡桃(ふんふむ、洋榎には色々教育させたけど相手も結構万能型なんだよね。ここは…)

胡桃「わかった。ここはあなたの得意分野で勝負してあげる」

京太郎「得意分野?」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:34:41.05 ID:dcY26DH90


胡桃「人気らしいじゃん。京's キッチン。料理で勝負しようよ」

ちゃちゃのん『なんとまたしても料理対決のようだ!』

やえ『相手の土俵に立って勝負する、王者だな』

京太郎「おれはそれでいいですよ」

洋榎「私もそれで結構です」

やえ「では審査は私がしよう」

ちゃちゃのん『今回は両者自分の料理番組を持っているということで期待できる対決じゃ!』

ちゃちゃのん『では、開始!』

ハギヨシ「京太郎君」

京太郎「分かっています。料理はまず第一に相手のことを考えて、ですよね?」

ハギヨシ「はい、その通りです」

胡桃(ふっ、馬鹿め。洋榎は全国を回って色々な料理を習得してきた)

胡桃(それに、知ってるんだから。あなたの番組、ただオリーブオイルを兎に角かけまくったり、見たことも無い野菜を詰め込んだりと、テレビ栄えの為の料理を作っていただけなのを)

胡桃「洋榎、味は一つ一つ丁寧に作っていきな」

洋榎「はい」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:38:09.07 ID:dcY26DH90


ちゃちゃのん『洋榎選手は何を作ってるんじゃ?』

やえ「ふんふむ、煮物か。ああいうのは個人の味が出る。さらに少しの加減で味がとても変わってくる。年の功が出やすい、若者には難しい料理だ」

胡桃(ふふ~ん、洋榎は舌を特に鍛えたからね。加減なんて簡単簡単。さらに落ち着いた性格に矯正したおかげで粘り強さなら若者なんて言えないよ)

京太郎「」ジュージュー

ちゃちゃのん『対して須賀選手は…なにを作っているの?』

やえ「あ、あれは…お好み焼きだな」

ちゃちゃのん『おお!ちゃちゃのんも大好きじゃ!広島出身じゃけえの!』

やえ「私は奈良だから関西風か」

ちゃちゃのん『なるほど、地元の味を再現できるのかー!』

胡桃(料理対決でB級グルメ?あいつはあほなの?あんなの舌がぶっ壊れた食べ物じゃん)

京太郎「」ドバドバドバ

胡桃(ああ!あんなにソースをかけて…私には絶対食えないわ)

洋榎「…」ジュルリ

胡桃「…洋榎?」

洋榎「あ、いえ…何でもないです」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:41:29.14 ID:dcY26DH90


京太郎「完成です」

ちゃちゃのん『はやーい!もう完成のようです!それでは、熱いうちに審査しちゃったらどうですか?』

やえ「…」

ちゃちゃのん『両者の出来上がりを待つのかー?』

京太郎「どうぞ」スッ

洋榎「え?う、うちに?」

ちゃちゃのん『ええ!?いったいどういうこと!?』

京太郎「ええ、熱いうちに」

洋榎「で、でも…」オロオロ

胡桃「駄目だよ洋榎!そんなもの口に入れたら味がわからなくなる!罠だよ!」

洋榎(うぅ、でもこの匂い…ほんまに懐かしい香りや。)

洋榎「もう我慢できへん!」パクッ

洋榎「…ううううまーーーい!」テーレッテレー

洋榎「なんやこれ!?めっちゃうまいやーん!」バクバクバク

洋榎「おかわり!!…あっ//」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:44:20.00 ID:dcY26DH90


京太郎「いえ、まだまだありますから」ニコッ

洋榎「ほんまか!久々のお好み焼きや!」ワーイ

胡桃「ちょっと審判!あれは妨害じゃないの!?」

やえ「妨害がなしとは一言も言ってないが?それに、もし妨害なかったとしても須賀の勝利だったよ」

胡桃「え?」

やえ「私は無理して作った料理なんぞに興味はない。やつはそこを見抜いて愛宕にあの料理をつくったんだろうよ」

洋榎「いやー満腹満腹♪」

京太郎「それでは、俺は審査用の料理作りに戻るので」

洋榎「…いや、もうええ」

胡桃「洋榎!?」

洋榎「もう作れんわ…緊張の糸が切れてしもうたわ」ハハハ

洋榎「須賀の勝ちや」

やえ「勝者、須賀京太郎&萩原ペア!」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:47:09.23 ID:dcY26DH90


胡桃「…ごめんなさい。洋榎に無理させてたね」

洋榎「…まあな」

洋榎「でも、楽しかったで」

胡桃「…本当に?」

洋榎「本当本当。胡桃のおかげで新しいこといっぱい学べたしな。それに…こういうのも悪くないですよ?」ニコッ

胡桃「洋榎」パアア

洋榎「ちゅうわけや、今度は一緒に見て回ろうな。私だけじゃ不公平や!」

胡桃「うん!」

ちゃちゃのん『では一回戦最終試合!片岡優希&染谷まこvs江口セーラ&船久保 浩子です!』

優希「よろしくだじぇ!」

まこ「よろしく」

セーラ「おう、よろしゅう」

ふなQ「よろしくお願いします」

やえ『さて、ルールの方は?』


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:50:12.40 ID:dcY26DH90


セーラ「う~ん、うちは体を使ったものがええな」

優希「運動か!?面白そうだじぇ!乗った!」

ちゃちゃのん『ふんふむ、スポーツか。それで?何にするんか?球技か?』

まこ「それぞれ得意分野があるしのう」フム

優希「体力なら自信あるじょ!」

セーラ「ほう?うちに体力勝負か?ええ度胸やないか」

ふなQ「それならマラソンなんてどうですか?単純に差が出ますし」

優希「いいじぇ!」

セーラ「負けへんよ!」

ちゃちゃのん『どうやら勝負はマラソンのようです!』

やえ『よし。コースは五キロだ。誘導に従い進んでくれ』

ちゃちゃのん『両者準備はよろしいですか?』

優希「いつでも!」

セーラ「こい!」

ちゃちゃのん『では…レディ、ゴーー!じゃ』


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:53:46.28 ID:dcY26DH90


ふなQ(学年が二年も違う、体力差なんて相当ですわ。この勝負は頂いた!)

まこ(優希、あんさんの鍛えた根性みせてやれ)


優希(…お、お姉さんはやいじょ)ハアハア

セーラ(へへん、マラソンは千里山でいつもトップや。私の得意種目やで)

セーラ(この勝負、もろたで工藤!)ハアハア

ちゃちゃのん『さあ勝負も終盤です!江口選手がややリードといったところでしょうか?』

ふなQ「流石や!いける!いけるで!」

セーラ(さ、流石に五キロはしんどいわ…体力落ちたかな?)ハアハア

やえ『…江口セーラ、走りづらそうだな』

ちゃちゃのん『息も乱れてきているようじゃな』

セーラ(やっと、やっとここまで来たんや…怜…絶対病気を治してやるからな)ハアハア

セーラ「あっ!」ガッ

セーラ「」ズベシャァ

ちゃちゃのん『おおっと!江口選手転倒です!予想外の事態です!』


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:56:34.42 ID:dcY26DH90


セーラ(くっ、こんなことしとる場合やない、早く進まんと…くぅ!)ズキッ

やえ『…あれは無理だ。悪い転び方をした。もう走れる状態ではない』

やえ『運動をしばらくしていなかったのだろう。無理をするからだ』

ちゃちゃのん『ええっと、救護班お願いします』

やえ『…まて。まだやる気のようだ。それにまだ勝負中だ、邪魔をするな』

ちゃちゃのん『でも…』

セーラ(こんな…こんな怪我で負けるわけにはいかへん!怜は、怜はもっとつらいんや!)グググ

優希「お姉さん!」タッタッタ

セーラ「…なんや、もう来たんか」

優希「大丈夫か?動けるか?」

セーラ「今は勝負中やぞ!はよ行かんかい!」

優希「でも…」

セーラ「うちは…こんなもんで負けん」グググ

セーラ「くっ」フラッ


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 20:59:24.24 ID:dcY26DH90


優希「おっと」ガシッ

セーラ「…なにすんねん。はよ行きい」

優希「一緒にいくじぇ」

セーラ「これはお遊戯ちゃうぞ!勝負やねん!情けは無用や!」

優希「こんな勝負じゃ勝っても意味ない、ただの一人相撲だじょ」

優希「競争しなきゃ勝負にならないじぇ!だから一緒にゴールして次の勝負をしよう!お姉さん強いから次の勝負が楽しみだじぇ!」

セーラ「片岡…」

ちゃちゃのん『片岡選手肩を貸したー!感動、感動じゃー!』ウルウル

やえ『…』

ちゃちゃのん『そして今、同時にゴールするようです!』

セーラ「…片岡」

優希「なんだじょ?次はぶっちぎりで私の勝ちだ!覚悟するじぇ!」

セーラ「ありがとな」トンッ

優希「わわわ!」

ちゃちゃのん『両者一斉にっ…って、え?』


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:01:25.27 ID:dcY26DH90


やえ『ゴール。片岡選手の勝利だ』

優希「お、お姉さん?」

セーラ「あんたの勝ちや」

優希「な、何を言ってるんだじょ?まだ次の勝負が…」

セーラ「いや、ええんや。あんたには負けたわ」

やえ『片岡ァ!』

優希「ひっ!な、なんだじょ?」

やえ『勝負事で敵に手を貸すとはなんたる愚かしさ!王者は一人!そんなんでは勝ち上がれないぞ!』

優希「ひぃっ!」ブルブル

やえ『…だが、あそこで手を貸さなければ王者である前に人でなしだ。活躍、期待しているぞ』パチパチパチ

ちゃちゃのん『勝者はグスッ、片岡優希&染谷まこペアじゃグスッおべでどう!』

優希「でも…」

まこ「素直に受けとっとっきな。あんさんの魅力の勝利じゃ」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:04:24.36 ID:dcY26DH90


優希「…うん!お姉さん、また勝負するじょ!」

セーラ「おう!次はボッコボコにしたるわ!」

優希「こっちこそ!」

やえ『さて、一回戦終了だ!今日のトーナメントは終了。二回戦は後日だ』


出来れば終わらせたかったですけどこのペースだとたぶんさるくらうんでここで中断します
ちょっと暇がないので来週か…それか今日後でスレを立て直します


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:29:41.52 ID:dcY26DH90


支援ありがとうございます
残り25レスぐらいなので頑張ってみます
支援ありがとうございました

セーラ「…すまん怜!一千万はうちが必ず気合いでなんとかする!」ドゲザァ

怜「え、えっと…」

ふなQ「その…江口先輩。言いづらいんですが…」

セーラ「なんや?時間が無いんか!?なら今すぐにでも金をかき集めにっ…!」

ふなQ「すんませんでした!」ドゲザァ

怜竜華「すまんセーラ」ドゲザァ

セーラ「な、なんやなんや!?」

ふなQ「あれは嘘だったんです」

怜「うちの病気は確かにあるけど無理しなければ命に別状はないんや」

セーラ「お…お前ら…」ワナワナワナ

ふなQ「ひぃぃ!すんません!すんません!」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:32:38.58 ID:dcY26DH90


セーラ「よ、よかったぁ」ヘナヘナヘナ

怜「せ、セーラ?」

ふなQ「お、怒らんのですか?」

セーラ「力抜けてしもうたわ。よかったぁ、なんや冗談か」ヘタァ

竜華「そ、そのな、打ち明けるタイミング見逃してしもうて…ほんま堪忍や!」ドゲザァ

セーラ「ええんやええんや、怜が無事なら。芸能界もなかなか楽しめたしな」ハハハ

ふなQ「江口先輩…」ウルウル

泉「あっ!いたいた!おーい先輩方ー!」タッタッタ

泉「見てましたよ試合!何で諦めたりしたんですかもー!ケガさえしなりゃ先輩の圧勝でしたのにー!せっかく隙をみせてたんやからもうギッタンギッタンに…って、どうかしたんですか?」

怜「泉…お前なぁ…」

竜華「せっかくの感動を…」

泉「な、何ですか?顔怖いですよ?」

怜「じゃかしい!麻雀で再教育やぁ!」

セーラ竜華「おー!」

泉「い、いやあああ!」


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:35:21.81 ID:dcY26DH90


~二回戦前夜~


京太郎「ふぅ、なんとか勝ち進めたぜ」

ハギヨシ「お見事でした」

京太郎「いやいや、まぐれですよ。あのまま勝負していたらどっちが勝ったかわからないですし」

ハギヨシ「いえ、勝敗は関係なく見事な料理でした。私も見習わないといけませんね」

京太郎「ははは、ハギヨシさんには敵いませんよ」

ハギヨシ「いえ、私ならあの時小走さんに合わせて作っていました。京太郎くんにはもう教えることはありませんね。…っと、私はこれで失礼します。明日も頑張りましょう」

京太郎「はい、ありがとうございました!おやすみなさい」

京太郎「…ふぅ、準決勝か。おれがここまで来れるなんてな」

優希「なかなかやるな、犬。でも私に勝とうなんて100万年はやいじょ」

京太郎「優希!そういえば次の相手はお前だったな」

優希「はっはっは!なんならこのまま夜の勝負でもいいじぇ!」

京太郎「なっ//なにを言ってるんだお前は//!」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:38:14.86 ID:dcY26DH90


優希「ん?ちょっと寝る前に麻雀でも打とうかと思ったんだが?」

京太郎「お、おう!何だ…ビックリさせんなよ。ったくよ…でもお前はすごいよ。さっきの試合、ちょっと見直した」

京太郎(俺は…ハギヨシさんに教わるまであんなことはできなかったよ)

優希「おう!もっと褒めろ褒めろ」

京太郎「ほんと…凄いよ」ポンポン

優希「な//なにするんだじょ!」バッ

京太郎「おわっ!すまん!つい無意識に//」

優希「も、もう私は寝るからな//おやすみ!」ドキドキ

京太郎「お、おう//おやすみ」ドキドキ

ゆみ「…ネタを求めて来てみれば…結構いい雰囲気だな」

智紀(…面白くない。どうやらあいつは危険だ。手を打たないと)


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:40:27.05 ID:dcY26DH90


やえ『では、早速だが二回戦を進めていこうか』

ちゃちゃのん『もっということはないんか!?』

やえ『気にするな!二回戦第一試合!石戸霞&俺vs宮永咲&原村和だぁ!』

霞「よろしくお願いします」

咲「おらぁ!はやく進めこの豚ぁ!」バチン

和「ぶひぃ!」

ちゃちゃのん『しょっぱなから魔王モードじゃのう』

やえ『魔王か、だが私はすべての王者!にわかは相手にならんよ!』

咲「へぇ?」

やえ『ににに、にわ、かかは相手にならららんよよよ』ブルブル

ちゃちゃのん『弱っ!』

咲「で?勝負はなににするの?」

霞「あらあら、どうしましょう?」ドタブーン

咲「…」


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:43:17.22 ID:dcY26DH90


俺「癒し対決なんていいんじゃないですかね☆!」

霞「あらあら、私は構いませんけど?」ドタブーン

和「癒し対決なんて天使な咲さんの圧勝じゃないですか!いいですよ!」

俺「宮永さん…プッ、そんな貧相な体でプッ癒しですか?」ププププ

咲「○ねブサイク!」カン!

俺「イケメンッ!」ガハッ

咲「そっちは意見は無いわけ?」

霞「はい、私はどんな勝負でもいいですよ?」ドタプーン

咲「へえ…丁度あなたみたいなコレクションが欲しかったんだよね。お姉ちゃんとか淡ちゃんとか末原さんとかも可愛かったけど」

咲「じゃあ私が決めるね。ルールは簡単。相手に負けましたと言わせるか気絶させた方の勝ち!」

ちゃちゃのん『なんでこの子はこんなに攻撃的なんじゃ?』

やえ『まるで味をしめた子供の用だな』

咲「なに?」キッ

やえ『ナンデモナイッス スンマセッ』

ちゃちゃのん『そ、それでは勝負開始!』


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:47:06.89 ID:dcY26DH90


咲「ふふふふふ」ゴゴゴゴゴ

霞「あらあら、うふふ」

咲「…へぇ、私のこのオーラで屈しないなんてすごいじゃん。でもここで身を委ねておけば痛い目見なくて済んだのにねっ!」ヒュッ

霞「あらあら」パシッ

咲「こ、このっ!離せおっぱいお化け!」

やえ『どうやら完全に見切られているようだな』

ちゃちゃのん『なんでアイドルにバトルが必要なんじゃ…』

咲「舐めないでよね!宮永妖術、紙吹雪!」ザアアア

ちゃちゃのん『おおっと!突如会場に膨大な量の花びらが!これでは視界が見えません』

やえ『王者なら見える…右だ!』

霞「あらあら」パシッ

ちゃちゃのん『…左手で掴んでいるようじゃが?』

王者「…王者はうろたえない」

咲「このっ!離せっ!」ジタバタ

霞「えいっ」ギュッ


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:50:26.70 ID:dcY26DH90


咲「ふにゅう」フニャァ

和「さ、咲さん!」

咲(何だこれは…力が抜ける…)

霞「まったく、おいたはメッ、ですよ」

咲「う、うるひゃい」

霞「…あなたは本当は優しい子。ちょっとふざけちゃっただけだもんね」ナデナデ

霞(やっぱりこの子魔の力が暴走してるわね)

咲「ふ、ふみゅう」

霞「もう大丈夫よ」パッ

和「さ、咲さん!?大丈夫ですか!?」

咲「う、うん。なんだかスッキリしたぐらいだよ」

霞「今度から気をつけなさいね」ナデナデ

咲「あっ//ありがとうございます」

ちゃちゃのん『しょ、勝敗は?』


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:53:00.96 ID:dcY26DH90


霞「ふふふ、可愛い♪私も咲ちゃんのような妹が欲しかったわ」

咲「妹?娘の間違いだろ?」

霞「あ、あらあらあらあらあら」ギュウウウ

咲「ご、ごめんなさっ!モガガガガッ!」バタン

ちゃちゃのん『え、えーっと…』

やえ『宮永咲気絶。石戸霞&俺の勝利だな』

和(あんな技があるんですか…私も使えますかね?)


~控室~


優希「さーてそろそろ私達の出番だじぇ」

まこ「では行くかのう」

智紀「こんにちは」

まこ「ああ、龍門渕の。どうしたんじゃ?」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:56:07.01 ID:dcY26DH90


智紀「次の対決の場所に案内する。ついてきて」

優希「場所が変わったのか?」

智紀「うん。場所変更」

まこ「そんな話聞いてないぞ?」

智紀「さっきの試合の影響で一時的に変更になった」

優希「ああ、咲ちゃん大暴れだったもんな」

まこ「…わかった」テクテク


智紀「ここの控室で待っててね」

優希「なんかボロイところだじょ」

智紀「それじゃあ」バタン



ちゃちゃのん『では二回戦第二試合、片岡優希&染谷まこvs須賀京太郎&萩原ペアだ!』

ハギヨシ「よろしくお願いします」

京太郎「あれ?優希と染谷先輩は?」


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:00:00.93 ID:dcY26DH90


ちゃちゃのん『…ひとペアいないのう。どうしたんじゃ?』

やえ『来なければ不戦勝ということになるが?』

京太郎「ま、待ってください!優希は、優希は必ず来ます!」

ハギヨシ「私が探してきます」シュバッ

ちゃちゃのん『ちょっとは待ちたいがのう…』



ゆみ「なんだ?いったい何が起こってるんだ?」

智紀「簡単なこと。もう須賀君たちの勝ちはきまり」

ゆみ「智紀…なにか知っているんだな?」

智紀「昨日の見たでしょ?あの子は、邪魔」

ゆみ「なっ!?だからって妨害は駄目だろ!いったい何をしたんだ!?」

智紀「ちょっと終わるまで待っててもらっているだけだから」


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:03:18.53 ID:dcY26DH90


ハギヨシ「なるほど、あなたの仕業でしたか」

智紀「ちっ。ハギヨシさん…早かったね」

ハギヨシ「あなたは前から少し不穏な動きを見せていましたからね」

智紀「気付いてももう遅いよ。結果はついてるでしょ」

ハギヨシ「それは、どうでしょうね」


ちゃちゃのん『でも生放送じゃしのう。あんまり悠長なことはしてられんし…』

京太郎「なら、俺がその時間を繋ぎますので、どうか!」

やえ『…やれやれ、須賀はこれから対決が控えてるのだろう?その熱意、私に伝わった!では王者の漫才百連発をお見せしようじゃないか』

ちゃちゃのん『おお!流石じゃ』パチパチパチ

やえ『なに拍手している?お前もやるんだよ』

ちゃちゃのん『え?』

やえ『それでもアイドルかい』バチーン

ちゃちゃのん『アイドルに漫才は必要ないんじゃー!』


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:06:17.50 ID:dcY26DH90


智紀「あの王者め」ギリ

ハギヨシ「さあ、観念しなさい」

智紀(流石にハギヨシさんには敵わない…ここは退くしかない)

智紀「はい、二人のいるところのカギ。私はもう行くから」ポイッ

ハギヨシ「逃がしませんよ!」

智紀「いいの?私に構ってて?あの二人、ピンチだよ?」

ハギヨシ「くっ、ここは仕方ありません」シュッ

ゆみ「ま、まて智紀!友人としてこれは見過ごせない!」

智紀「そう、ありがとう」プシュー

ゆみ「な、何を…?」

智紀「ハギヨシさんじゃなければ負けはしないよ。少し眠っていてね」

ゆみ「と、智紀…」ガクッ


優希「くそっ!開かないじょ!」ガンガン

まこ「どうやら嵌められたようじゃな。これはどうしたものか…」

ハギヨシ「お待たせいたしました!…ご無事でしたか。」ガチャッ


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:09:44.32 ID:dcY26DH90


ハギヨシ「よかった、あれはブラフだったんですね」ホッ

優希「おお!龍門渕の」

まこ「沢村さんの差し金か?いや、助けに来てくれたのならそうではないんか?」

ハギヨシ「はい!準決勝はもう始まっています!お急ぎください!」

優希「よっしゃぁ!いくじょ!」ダダダダダ

ハギヨシ「さあ、あなたも早く」

まこ「わかった、行こう」


やえ『では王者漫才92!王者銭湯!』

ちゃちゃのん『うぅ、もう視聴率がついに0%に…もう繋げるのは無理じゃ…』

やえ『なに!?さっきまであんなにうけていたじゃないか!仕方がない、ここは王者かくし芸を…』

優希「待たせたじぇ!」ダン

まこ「お、遅れて申し訳ない」ハアハア

京太郎「優希!染谷先輩!間に合ったか!」

優希「おう!みんなのアイドル優希ちゃんだじょ!ヒーローは遅れてくるものだ!」

ちゃちゃのん『やっときたか。それでは、第二試合を開始じゃ!ルールはどうする?』


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:12:58.69 ID:dcY26DH90


京太郎「優希、お前に挑みたい勝負があるんだ」

優希「はっはっはー!犬ごときに私は負けん!なんでもかかってこい!」

京太郎「アピール審査のときのお前を見ていて思ったんだ…」

京太郎「勝負は、歌で決めよう!」

優希「ほう?今人気№1歌手と対決できるなんて光栄だじょ!いいよね、染谷先輩」

まこ「ああ、優希なら勝てるさ」

やえ『さて、ルールはこうだ。お互いが向かい合ったステージで歌う。真ん中で線を引き曲が終了したとき自分の陣地にいる人数の多い方が勝利だ』

ちゃちゃのん『それでは、開始!』

京太郎「♪~」

モブA「きゃあああああ!須賀くーーん!ソロでも素敵ーーー!」

モブB「もうとろけそうだわぁ」

健夜「結婚してーーー!」

はっやり~ん「きゃー!孕ませヴォイスーーー!」


79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:15:44.95 ID:dcY26DH90


優希(流石実力派アイドルだじぇ。歌唱力もダンスも一つ一つの動きに努力の跡が見て取れる)

優希(でも、私は兎に角音楽を楽しむ!それしか出来ないし、それで勝つ!)

優希「Somebody say ho!」

観客「ho!」

優希「Say ho! ho!」

ちゃちゃのん『ho!』

優希「Say ho! ho! ho!」

やえ『ho! ho! ho!』

優希「Now scream!」

観客「「「WAAAAAooooo!」」」

まこ「そうじゃ、それでええ。それでこそアイドルじゃ」

京太郎(…やっぱり、優希には敵わないな。俺はあいつみたいに人を惹きつける力はないみたいだ…)


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:18:27.06 ID:dcY26DH90


京太郎「…」

モブA「京太郎くーん!歌ってー!」

モブB「京太郎君どうしちゃったのかしら?」

健夜はっやり~ん「「結婚してーーー!」」

京太郎「優希…俺も、俺も混ぜてくれー!」

健夜はっやり~ん「ええええ!?」

優希「Whatcha gonna do when they come?」

京太郎「I gotta receive!」

優希「Whatcha gonna do when they come?」

京太郎「I gotta BELIEVE!」


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:21:30.58 ID:dcY26DH90


ちゃちゃのん『ええっと、勝負の方はどうなったんかのう?』

やえ『須賀が片岡の方で歌っていたから須賀の方は0人。圧勝だな』

ちゃちゃのん『まあルール上はそうじゃが…』

やえ『なに、須賀は自分で望んで入ったんだ。試合も勝負も片岡の勝ちさ』

優希「まったく京太郎は本当にあほだじょ。こっち側に来たら負けるに決まってるじゃないか」

京太郎「ははは、まあ楽しかったから良いんだよ。ありがとな」

優希「ふんっ、まあ私が№1アイドルになる姿を指をくわえて見ているじぇ!」

京太郎「ああ!期待してる!」

ちゃちゃのん『それでは、ついに、ついにこの時がやってまいりました!決勝戦です!』

やえ『石戸霞&俺vs片岡優希&染谷まこ。決勝に相応しいバトルだ』

ちゃちゃのん『さあ!会場の方も盛り上がりっぱなしです!この調子でどんどん…って、あれ?』

やえ『なんだ?はやく進めろ』

ちゃちゃのん『いや、視聴率が0%のままなんじゃが?』

やえ『なに?流石にそれは無いだろう。機械の故障か?』


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:25:23.77 ID:dcY26DH90


智紀『もう大会なんて無駄。外部への放送は切れてるから』ザザッ

ちゃちゃのん『な、なんじゃなんじゃ?』

智紀『ここの放送は全部私が掌握した』

ハギヨシ「沢村さん…っ!」

智紀『まだ、まだ私の計画は終わってない。さっきの王者漫才百連発の途中から映像を切り替えてある』

やえ『なるほど、だから私の漫才で0%などというあり得ない数字が出たのか』

ちゃちゃのん『いや、普通にあんな漫才で視聴率は取れないと思うんじゃが』

ハギヨシ「いったい、何を考えてるんですか!」

智紀『その代り、こっちの映像に差し替えておいた。視聴率も上々』ピッ


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:27:23.91 ID:dcY26DH90


~映像~


京太郎「ハギヨシさん、ケーキ出来ました!」

ハギヨシ「流石京太郎君。では早速いただきますよ。…うん、完璧です」

京太郎「やった!」グッ

ハギヨシ「京太郎君も食べてみてください」

京太郎「え?いいですよ、今手も汚れてますし」ハハハ

ハギヨシ「きちんと自分で味を確認した方がいいですよ。はい、あ~ん」

京太郎「分かりましたよ…うん、いけますね」パクッ

京太郎「他にも作ってみたんですけど…」


~会場~


京太郎「って、なんなんですかこの放送は!プライベートじゃないですか!」

健夜はっやり~ん「ぶほぉ!」

モブA「きゃーー!やっぱり時代はハギ×京よ!」

モブB「なんて甘々なのーー!完全に二人はデキてるわね!」


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:30:13.34 ID:dcY26DH90


京太郎「え?ど、どういうこと?」

智紀『そう、二人は間違いなくデキてる。私の眼に狂いはない』

ハギヨシ「…つまり私と京太郎君が付き合っているということですか?」

京太郎「つ、付き合って…って、えええええええ!?」

優希「そ、そうなのか?京太郎?」

京太郎「ま、待ってくれ優希!これは違…!」

智紀『違わない!もう国民の大多数が認めている。視聴率も60%を超えた』

ちゃちゃのん『こ、こんな道もあるんじゃな』ドキドキ

やえ『う、うむ…別に興味はないがな』チラチラ

優希「やっぱり、京太郎はガチホモ野獣野郎だったのか…」

健夜「京×ハギだよ!」

はっやり~ん「いや、ハギ×京だね!」

健夜はっやり~ん「むううううう!」


95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:48:44.70 ID:dcY26DH90


やっと書き込めた!
やばいついにさるさんくらった(汗)あと少し…あと少しなんや…


京太郎「ち、違う…俺は…俺は…」

ハギヨシ「…京太郎君。私が最初にあなたに教えたこと。忘れてしまったんですか?」

京太郎「ハギヨシさん…」

ハギヨシ「思い出してください、漢は!」

京太郎「…そうでしたね。漢は、度胸!」

京太郎「みんな、聞いてくれ!」

健夜「なになに!?私への愛の告白!?」

はっやり~ん「なに言ってるの!私へのプロポーズに決まってるよね☆」

健夜はっやり~ん「むううううう!」

京太郎「俺は、ホモなんかじゃない!」

京太郎「俺には、好きな人がいる!」

モブAB「にぎゃあああああああ!」

健夜はっやり~ん「じゃあやっぱり私に…!」


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:51:53.65 ID:dcY26DH90


京太郎「優希!」ガシッ

優希「な、なんだじょ?」

京太郎「好きだ!付き合ってくれ!」

健夜はっやり~ん「めぎゃああああああ!」

優希「ななな///いきなり馬鹿なこと言うな!」

京太郎「本気だ。俺はお前に憧れていたんだ。誰もを笑顔にさせる、お前に!」

優希「きょ、京太郎//」

京太郎「だから今回の話も受けた。アイドルとして修行すればお前のようになれると思ったからだ!」

京太郎「でも俺はやっぱり…お前に愛されたいんだ!」

ちゃちゃのん『おおお!なんと歯の浮くようなセリフ!』

やえ『ちゃかすな』バシッ

京太郎「付き合って、くれないか?」

優希「う、ううう~//」


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:54:21.93 ID:dcY26DH90


>>97ありがとうございますありがとうございます

~第二放送室~


智紀「今更そんなことしても無駄!流された情報は戻らない!」

ゆみ「残念ながら終わりだよ、智紀」

智紀「ゆみ!終わりとはどういうこと?」

ゆみ「今の須賀の告白は流させてもらった」

智紀「な!?どうやって!?」

桃子「私にかかれば簡単っすよ!」

ゆみ「ありがとう、モモ」

桃子「そんな//もっと褒めてくださいっす//」

智紀「何故、東横さんがそっちに…?」

ゆみ「いや、その…私は両刀になってしまってな」

桃子「さっすが先輩っす!」

ゆみ「…コホン、あんな放送を流されて京太郎君をホモだと疑う人などおるまいよ」

智紀「そ、そんな…」ガクッ


101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:56:41.15 ID:dcY26DH90


ゆみ「智紀、私達はあくまでBLを広めるためにこの活動をしたんだ。その気が無いものを仕立てあげてもすぐにぼろがでるよ」

ゆみ「でも、お前と出来たこのイベントは楽しかった。同士は確実に増えたよ、ありがとう」

智紀「ゆみ…」

ゆみ「またじっくりと活動しようじゃないか!なに、絶対に作れるさ!本当の意味での理想郷が!」

智紀「私と…こんな私とまだ一緒にいてくれるの?」

ゆみ「もちろん。お前は私の初めての同士で最高の親友じゃないか」

智紀「ゆみ…ありがとう…」

桃子「そして私は最高の恋人っすね!」

ゆみ「いや、実はな…その…純との日々が忘れられなくてな//」

桃子「え?」

ゆみ「女性も…悪くないな…」

桃子「…許さないっす…許さないっすよぉ!!!!」

ゆみ「わああああああ!」


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:58:56.81 ID:dcY26DH90


………………………………………………


優希「あーあ、結局優勝は逃しちゃったじぇ」

まこ「まあみんなの前であんな告白されちゃあアイドルとしては失格じゃろうな」

まこ「でもまあ、楽しかったじゃろ?」

優希「うん!後悔はないじょ!満足満足!」

京太郎「俺も、さいっこうに楽しかったぜ!」

まこ「そういえば返事はどうしたんじゃ?付き合うのかのう?」ニヤニヤ

京太郎「そ、そうだぜ優希。教えてくれよ!」

優希「そ、その//…言っわなーい!」

京太郎「そ、そりゃねえよ優希!」

優希「聞きたいなら捕まえてみるがいいじぇ!」ダダダダダ

京太郎「ま、まてこらー!」タッタッタッタ

まこ「はぁ、やれやれじゃの」


103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:59:32.27 ID:dcY26DH90


ちゃちゃのん「そう言えば、結局やえと私の王者漫才の視聴率は何%じゃったんじゃ?」

やえ「ああ、あれか。平均90%、最高視聴率100%だったようだぞ」

ちゃちゃのん「ふ~ん……え!?」


カン

何とか完結ってことで!クソssだっただけにご迷惑かけて申し訳ありませんでしたぁ!ドゲザァ

ありがとうございましたぁ!


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 23:01:16.57 ID:WqwqG0SU0


おつ



108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 23:15:42.17 ID:7bMqnrzZ0


乙乙ー!





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