「高齢者就職支援」として、国から70億円の予算があてられた制度で、高齢者1人
しか雇用されず、予算の99%以上が使われていないことがわかりました。
画像:【高齢者就職支援(厚生労働省のHPより)】
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/kounenrei_katsuyou.html
厚生労働省による「高年齢者雇用安定助成金」は、65才まで働ける社会環境作りをしようと昨年度に
新設された制度。
企業が高年齢者を1人雇用する度に70万円、高齢者が働きやすい環境を作ると上限500万円ま
での助成金を企業に支給するという内容。
この制度で想定された高齢の被雇用者は2025人、高齢者が働きやすい環境作りが945件として、国
から予算70億円があてられました。
しかし、15日、この制度を利用して雇用されたのはたったの1人で働きやすい環境作りも48件と
想定とかけ離れた実績であることが判明。
結局、予算70億円のうち、使用されたのはわずか約4千万円でした。
さらに実績がこの状態にもかかわらず、今年の予算は84億円へ増加しています。
厚労省高齢者雇用対策課は
「類似の助成金を参考にして予算を組んだが、初年度ということもあり、PR不足だった」
と説明しています。
今回の件に【ネットの声】は・・
- 何のために予算70億円も引っ張ってきたのかわからんな
- 利権が絡んだお手盛り示威行為
- PRが足りなかったで済むレベルじゃないな
- 企業に金払わないで被雇用者に払えって
- 高齢者ばかり優遇しないで無職とかニートとか若い奴雇えよ
- 69億円以上を1年間寝かせていたのか
- 助成金使って雇う意味あるのか?
- 高齢で会社から放り出されたら行くアテがなくなるからな
- なんで今年は14億円分さらに増えてんだよw
- 使わず、実績もないのに増える謎の予算
などがあるようです。
本気で高齢者就職支援する気はなさそうです。