処女作で出世作。パリの若者達を捉えたエド・ファン・デア・エルスケンの写真シリーズ「セーヌ左岸の恋」
オランダのアムステルダム生まれの写真家・Ed van der Elsken(エド・ファン・デア・エルスケン)さんが1950年代にパリに滞在し撮影した写真作品「セーヌ左岸の恋(Love on the Left Bank)」(1954)をご紹介します。第2次世界大戦直後のパリ、サン・ジェルマン・デ・プレのカフェに集まるアウトサイダーたちを捉えています。「ドキュ・ドラマ」という現実をドキュメントしながら虚構の物語を編み出すの手法が用いられています。多く登場するアンヌという若い女性はまるで白黒映画の中のパリジェンヌのような印象を与えてくれます。日本の細江英公さん、篠山紀信さん、荒木経惟さんなど日本の写真家にも多大な影響を与えた写真家です。
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Paris! Photos 1950-1954 Ed Van Der Elsken Bookking International – Classiques Francais |