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おなじみのこの看板です。
物を動かすためにはエネルギーが必要である。
エネルギーには熱とか光とか、いろいろな種類があるのだけれど、中でも熱エネルギーを測る単位、それがおなじみ「カロリー」である。 たとえばあの巨大な動くカニ看板、あれを動かすためにはどのくらいのエネルギーが必要なのだろうか。それをカロリーで表すとどのくらいになるのだろう。 計算してみました。 カロリーってなんだっけ中学くらいで習ったような気がするが、1リットルの水の温度を1℃上げるために使うエネルギーが1キロカロリーである。
今回はウイダーinゼリーとのコラボ企画なのでウイダーの180キロカロリーを基準に考える。180キロカロリーというのはいったいどのくらいのことができる量なのか。 これ1個で180キロカロリー。新しくレモン味が出たみたいです。
カロリーはエネルギーが熱に変わった時にその量を表す単位のことである。つまりカロリーが高い食べ物、というのは体の中で燃焼されたときに、たくさんのエネルギーが発生する食べ物、ということ。
ここまでの説明がわからなくても大丈夫である。なぜならこれだけ説明しておいて、ここから先は人じゃないものについて考えるのだから。 突如でかいものについて考えてみようたとえばよく町で見かける動くカニの看板があるだろう。彼らは一日中休みなく動いているが、あれがもし本物のカニで、身が詰まっていて、自分の体を動かすためにエネルギーを使っているとしたら、いったいどのくらいのカロリーを消費していることになるのか。
そんなことありえないけど、ありえないことをあえて考えるのが未来の子供たちに夢を託す、ということなのではないか。 夢とか言い出した。
まずは人から考えるいきなりカニの看板を考えるのも難しいので、まずは同じような動きをした時の人の消費カロリーを知るところから始めたい。カニのあの動きは人でいうところのなんだろう。 ウイダーが提供しているカロリーカウンターを見ると、1分間の手洗いで消費するカロリーは3キロカロリーとのこと。ということはウイダーinゼリー1個で1時間手を洗うことができるということだ。「ウイダーinゼリーを1個飲んで1時間手を洗う」という企画もそれはそれで面白そうだけど、それはまた別の機会にして先を急ぐ。 体重と運動、時間を入力すると消費カロリーが出てきます。
人はわかった、カニはどうか動くカニ看板のあの動きを、人で言うところの手洗いレベルのカロリー消費と仮定する。カニは人とはそもそもの体つきが違うので、可動部分の重さに関しては補正する必要があるだろう。体重に占める足の重さを知る必要がある。 しかしここで新たな問題が発生する。カニの体重がわからないのだ。体重がわからないと可動部分の重さもわからないし、そうなると消費カロリーを計算することができない。 こういう時は作ってる人に聞くのが一番だろう。
というわけで日本で一番動くカニ看板に詳しい人に聞きに行ってきた。 いざ、その人の住むデンマークへ(日本の)
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