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古城「姫柊のことを無視したらどうなるか」



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漆原「暑すぎてやる気でない」 芦屋「お前はいつもないだろ」
春香「ほ~ら、響ちゃんのグラビア巻頭特集だよ!」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 21:55:40.68 ID:ypBy8ZRF0


ヴァトラー「無視しないでくれよ、古城……」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:21:24.65 ID:ypBy8ZRF0


雪菜「先輩、おはようございます」

古城「……」

雪菜「今朝はなんだか眠そうですね」

雪菜「それでも獅子王機関から命じられた以上」

雪菜「今まで通り、今日も先輩を監視させてもらいます」

雪菜「あしからず」

古城「……」

雪菜「先輩?」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:27:37.79 ID:ypBy8ZRF0


古城「……」

雪菜「もしかして挨拶するのも億劫になるほどお疲れなんですか?」

古城「……」

雪菜「ここのところ色んな事件に巻き込まれて大変なのはわかりますけど」

雪菜「先輩は第四真祖なんですから、その自覚を持っていただかないと」

古城「……」

雪菜「あ、あの、聴いてますか? 先輩」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:34:34.39 ID:ypBy8ZRF0


古城「……」

雪菜「せ、先輩」

雪菜「さっきからなぜ黙りこくってるんですか」

古城「……」

雪菜「喋れなくなるような呪術でもかけられたんですか」

雪菜「それとも、私をからかってるだけとか……」

雪菜「とにかくなんとか言ってください、先輩!」

古城「……」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:45:50.38 ID:ypBy8ZRF0


雪菜「先輩、本当にどうしちゃったんですか……」

雪菜「何か話してくれないと私、どうしようも」

雪菜「あっ」

雪菜「わかりました。もしかして」

古城「……」

雪菜「ま、また、私の血が吸いたい……とかですか///」

古城「……っ」

雪菜「吸血衝動が抑えられず言葉を押し殺してまでずっと我慢してたんですね」

雪菜「す、すみません! 鈍くて」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 22:57:00.59 ID:ypBy8ZRF0


雪菜「こういう状況なら仕方ありません」

雪菜「待っててください。今、私の血を」

浅葱「古城。おっはよー」

古城「よお。相変わらず朝から元気だな、お前は」

雪菜「えっ」

浅葱「何よ。まるで元気しか取り柄のないような女みたいに言って」

古城「ンなこと言ってねえだろ」

雪菜「せ、先輩……これは」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 23:04:57.07 ID:ypBy8ZRF0


浅葱「まあ、いっか。それじゃ私、先に学校行くね」

古城「一緒に行かないのか」

浅葱「行きたいのは山々だけど私今日日直なのよね」

浅葱「それになんだかお邪魔みたいだし」

古城「お邪魔? どうして」

浅葱「そんじゃ、また教室で」

古城「お、おう」

スタスタスタ

雪菜「先輩っ……!」

古城「……」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 23:09:58.28 ID:ypBy8ZRF0


雪菜「私が話しかけるとまたそうやって黙りこくる訳ですか」

古城「……」

雪菜「なるほど。ようやくわかりました」

雪菜「今、先輩がしてるのって」

雪菜「いわゆる『無視』って奴ですよねぇ?」

古城「……」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 23:18:50.92 ID:ypBy8ZRF0


雪菜「藍羽先輩とは今までどおり普通に話してたところを見ると」

雪菜「無視する標的は私だけってことなんでしょうね」

雪菜「どこか間違ってますか、先輩……??」

古城「……」

雪菜「そうですか。あくまで、私なんかとは口を利きたくない、と」

雪菜「まさか、先輩がこんな陰険なことを考えついて実行するとは思いませんでした……!」

古城「……っ」ビクッ


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 23:24:02.60 ID:ypBy8ZRF0


雪菜「先輩がその気なら」

雪菜「もういいですっ!」

雪菜「先輩なんて知りませんっ」

スタスタスタ

古城「……」

古城「あぁー、怖かった」

古城「でも、続けないとな」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 23:33:58.13 ID:ypBy8ZRF0


教室

雪菜「……」

凪沙「どしたの? 雪菜ちゃん」

凪沙「今日はなんだか元気ないよ?」

凪沙「もしかして体調悪いの?」

凪沙「それとも今朝、古城君に何かいやらしいことされた?」

雪菜「い、いえ、別にそんなことは」

凪沙「そう? ならいいんだけど」

雪菜「あの、つかぬ事をお聞きしますが」

雪菜「私、古城先輩に何か嫌われるようなことをしてないでしょうか」

凪沙「雪菜ちゃんが古城君に? 絶対ないない!」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 23:39:06.96 ID:ypBy8ZRF0


雪菜「そうでしょうか……」

凪沙「だって、最近の古城君」

凪沙「二言目には雪菜ちゃん雪菜ちゃんって」

凪沙「雪菜ちゃんの話ばっかりだもん」

雪菜「ほ、本当ですか、それ///」

凪沙「どんだけ気にしてるだってレベルだよ」

凪沙「だから古城君に何かされないよう雪菜ちゃんも気を付けなよー」

雪菜「は、はい」

雪菜(そっか。先輩、そんなに私のことを気遣って……///)


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 23:49:57.19 ID:ypBy8ZRF0


放課後

雪菜「よいしょ、っと」

凪沙「あれ、雪菜ちゃん」

凪沙「もう帰り支度?」

雪菜「はい。一応、先輩の監視が任務なのでっ」

凪沙「そっか。何だかよくわからないけど、がんばってね!」

雪菜「はい、ありがとうございます!」

雪菜「それでは」

凪沙「ばいばーい」

スタスタスタ



凪沙「バーカ」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/23(日) 23:58:01.87 ID:ypBy8ZRF0


雪菜「せんぱーい」

古城(おっと、いかん)

古城「……」

雪菜「やっと、追いつきました」

雪菜「さあ、下校中だろうとしっかり監視させてもらいますよ」

古城「……」

雪菜「って、まだ続けているんですか、それ」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/24(月) 00:05:20.57 ID:87LA13kD0


雪菜「やけに引っ張りますね」

雪菜「単純な先輩なことですから」

雪菜「てっきりもう、飽きてやめてくれるかと思ってましたのに」

古城「……」

雪菜「……」

雪菜(でも、凪沙ちゃんの話だと先輩は)

雪菜(私のことをとても気にかけてくれてるらしいし)

雪菜(今だって黙っているけど、本当は私のことちゃんと気にかけてくれてる)

雪菜(ってことなんですよね、きっと///)

雪菜「まあ、いいです。とにかく帰りましょう」

古城「……」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/24(月) 00:24:06.21 ID:87LA13kD0


古城「……」

雪菜「……」

古城「……」

雪菜(これだけ沈黙が続けばさすがの先輩も音を上げて)

雪菜(話しかけてくれると思ったのですが……なかなか手ごわいです)

雪菜(もう、仕方ありませんねっ)

雪菜「あ、あの、先ぱ」

紗矢華「あ、あら、暁古城! 偶然ね」

古城「煌坂!?」

雪菜「さ、紗矢華さん、どうしてここに?」


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/24(月) 00:30:55.05 ID:87LA13kD0


紗矢華「また任務で絃神島に訪れたのよ」

雪菜「そうだったんですか」

紗矢華「いーい? 決して、ついでで暁古城に会おうと何か思って」

紗矢華「わざわざここまで来た訳じゃないんだからね!」

紗矢華「ここで会ったのは偶然よ! 偶然!」

古城「はいはい。そんな強く言わなくたっていいって」

紗矢華「それそうと、あんたまた雪菜に変なことしてないでしょうね」

古城「す、する訳ないだろ」

雪菜「してるくせに……」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/24(月) 00:41:19.45 ID:87LA13kD0


紗矢華「えっ、何かされたの!? 雪菜」

古城「あ、いや、それは」

雪菜「……」

雪菜「いえ、特に」

紗矢華「そ、そうなの? ならいいけど」

紗矢華「いいこと? 暁古城!」

紗矢華「私がいないからって、もしまた雪菜にハレンチなことしたら灰にするからねっ!」

古城「んなことしねえって!」

紗矢華「それじゃ、私は任務に戻るから。ばいばい、雪菜」

雪菜「さようなら……」

古城「ったく、あいつはなんだったんだ」

雪菜「先輩」


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/24(月) 00:56:55.04 ID:87LA13kD0


雪菜「相変わらず色んな女の方と楽しそうにお話しされますね」

雪菜「そう、私以外と」

古城「……」

雪菜「所詮、私の話なんてどれも退屈だから相手にしてくれないんでしょうか」

雪菜「私も随分と見くびられたものです……」

雪菜「だとしたら、いやらしい先輩が好みそうな話を意地でも考えないといけませんね」

雪菜「ねぇ、先輩!?」

古城「……っ」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/24(月) 01:06:39.82 ID:87LA13kD0


古城「……」

雪菜「……」

雪菜「そうですか、先輩の応えはそれですか」

雪菜「私がこれだけ訴えているというのに」

雪菜「今日という今日はもう怒りましたっ!」

雪菜「先輩のその性根、私が叩き直します!」

雪菜「雪霞狼!」

古城「お、おいっ……!」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/24(月) 01:19:03.42 ID:87LA13kD0


雪菜「やはり先輩は何か悪性の心理的な呪術にかかってるんですね」

雪菜「ショック療法という言葉を聞いたことがあります」

雪菜「一度、死ねばそのショックでその呪いから解放されるかもしれません」

雪菜「試してみる価値はあると思います」

古城「よ、よせっ!」

雪菜「きっと、元の先輩に戻ってくれると信じています」

雪菜「それでは……!」


古城「やめろって! おい! ゆき」


サクッ


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/24(月) 01:26:51.83 ID:87LA13kD0


END



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鈴乃「ルシフェルが…バイトだと!?」
紬「御嬢様と呼びなさい」
タモリ「世にも奇妙なニートの物語」
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