先週末、新婚旅行の最中、アメリカ・デルタ航空機内で泥酔し、客室乗務員を殴ったり、
脅迫した疑いで日本人が逮捕・起訴されていたと報じられました。
画像:【デルタ航空機】
http://news.msn.com/crime-justice/feds-drunk-honeymooner-punched-flight-attendant
アメリカ司法当局によると、日本人の建設業・オカモト・ケンジ(30才)被告は関西発ハワイ・ホノルル
行きのファーストクラスにビール4杯、ワイン1杯を飲酒して搭乗。
画像:【ニュースで報じられたオカモトケンジ被告】
搭乗した後もシャンパンとワインを飲み続けました。
検察側の主張によると、オカモト被告は客室乗務員が自分の席にある機内食のトレーをすぐに片付
けなかったことに激怒。
客室乗務員は両手がふさがっていたために対応できなかったとのこと。
怒ったオカモト被告は仲裁に入った別の男の客室乗務員に対して、顔に殴りかかろうとしましたが、
ガードで回避されて、腕に当たった後、その場で乗務員らに取り押さえられました。
画像:【客室内】
http://sous.ws/novosti/eto-interesno/16538-yaponec-provel-medovyj-mesyac-v-tyurme-na-gavajyax-iz-za-draki-v-samolete.html
オカモト被告は繰り返し、
「I’m sorry(ごめんなさい)」
と土下座しながら謝罪した後、酔いがまわり、寝入ってしまったそう。
飛行機が空港に着陸後、現地の警察に逮捕されました。
裁判でオカモト被告は
「何が起こったのか正確には覚えていないが、客室乗務員が私のトレイを持っていかなかったことで、自分が見下されているように感じた」
と述べています。
裁判所は当初、保釈金5万ドル(約510万円)で釈放する認定をしましたが、オカモト被告は過去にも
日本の警察に暴行をはたらき、有罪判決を受けたことを隠していたことが検察側の調査で発覚して、
取り消しへ。
またオカモト被告の全身に入れ墨が入っている写真を提示したことで「危険人物」とみなされ、デルタ
航空への今後の搭乗も禁止された上、引き続き、ホノルル連邦拘置所に拘留されることとなりました。
判決は9月22日に出される予定で、最高で「20年」の懲役刑を受ける可能性があるとされています。
ただ海外では
「乗務員は酔っている客に酒を提供し続けた責任もあるのではないか」
「全身入れ墨ってヤクザか何かの組織に入ってるの・・?」
「前科まで隠していたならしょうがない」
「アメリカはヨーロッパより厳しいんだよ」
などの意見もあるようです。
新婚旅行から一気に地獄へ落ちたような様相ですね。
お嫁さんはどうしたのでしょうか・・
また挙式に招待されていたであろう友人や親族も何を想うのでしょうか・・
いずれにしても、海外では日本とは文化や習慣、法律も異なるので気をつけたいところです。