ポルトガルのDFペペは前半37分にシャワーを浴びるため帰っていった。


バックパスに詰めてきたドイツ代表MFミュラーの顔面にペペの手が入ると、ミュラーが顔を抑えて座り込んだ。ここまでは何も問題なかったが、大げさな演技をしたことに腹を立てたペペがミュラーの頭に自分の頭をぶつけると、それを見ていたセルビア人の主審は迷わずレッドカードを提示した。


レアル・マドリードでは7回レッドカードをもらっているが、ポルトガル代表としては1枚目である。クラブチームでも見られる光景がそのまま再現された形だ。
これまでにも怒りを抑えることが出来ず、多くのいざこざを起こしてきたが今回も擁護のしようのない余計な行動だった。

数的劣勢に加え、ドイツの実力を考えると前半だけで完全に勝負は決まってしまった。


一方のペペを間接的に退場に追いこんだミュラーは、冷静に自身の道を行き前半に2得点、後半にも1点を追加。ブラジルワールドカップ初となるハットトリックを達成している。


ポルトガルは試合中に負傷交代した、アルメイダとコエントランのことも気にしなければならない。ポルトガルは非常に厳しい状況に置かれた。　

参考:as/mund