唯一無二の手法。線香の炎を使って紙を焦がし描く市川孝典の美しく儚い芸術作品

唯一無二の手法。線香の炎を使って紙を焦がし描く市川孝典の美しく儚い芸術作品


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アーティスト市川孝典(Ichikawa Kosuke)さんの作品をご紹介します。市川孝典さんは線香の炎の焦げ跡で絵を描く「線香画」という独特のスタイルで絵画作品を制作しています。60種類の線香を温度や太さなどで使い分けています。下描きを全くしないのも驚きです。こんな手法を考えだすなんてすごいですね。しかも繊細で儚い美しさが作品に宿っています。

紙と火を使って仕立てた作品は、
紙が壊れるぎりぎりまで焦がし焼ききって炙りだした記憶の断片の色気や湿度やスリル。
煙のように消え行く風景やモノ、コト。

-市川孝典

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細部。焦げと穴で黒が作られています。焦げた部分をよく見ると微妙な濃淡が表現されていることがわかります。
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ex-chamber museum
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Photo:市川孝典 フォイル・ギャラリー
B印 YOSHIDA 代官山

現代の肖像 市川孝典 (eAERA)
現代の肖像 市川孝典 (eAERA)