21世紀最悪の前半大韓民国サッカーで21世紀最悪の前半だった。戸惑うほど酷いものだった。どこから指摘すればいいのか、ただただ、酷いという言葉が思い浮かぶだけだ。韓国サッカーを見てこのように戸惑い感じの例は初めての事で、重要な試合で韓国がここまで圧倒されたことがあっただろうか?
守備陣は混乱し続け、撃陣は何のアイディアもなかった。キックオフから45分まで、すべて間違った方向にすすんだ。
エネルギーと情熱は?今回で最悪の部分だった。アルジェリアは大きな情熱とパワーで韓国を圧倒し続け、韓国では何の意志もなくやられた事だ。攻める姿に躍動感は全くなく、プレスも崩壊。アルジェリアの最終ラインに迫ることもなかったという事実は、サッカー競技としての恥だった。
後半には若干の自尊心を回復したが、前半の3失点を最終的に跳ね返す事はできなかった。 ソン・フンミンはワールドカップ初ゴール。しかし守備陣は悪夢のガーナ戦(6/10 4-0で敗れた試合)と同じだった。アジアではこのようになりながらも、解決策を見つけることができるが、ワールドカップの舞台ではそれは難しいことだ。
単純なパスがアルジェリアのFWに渡り、二人のディフェンダーがアルジェリアフォワードを停止する事に失敗する。ディフェンダーのラインが高すぎたため、裏のスペースが広大に開かれる場面が多かった。相手にあまりにも簡単のチャンスを提供したのである。アルジェリアは、それを見逃さずプレーをし、さまざまな問題を韓国に与えた。
韓国代表はチームを落ち着かせ、引っ張る事の出来るプレーヤーが居なかった。今回のワールドカップで出場したチームのなかで最悪の守備を大韓民国が見せたという事実が悲しい。
アルジェリアは良いチームだったが、勝てないほどではなかった、避けることができる4ゴールをすべて失点すれば、その試合で勝つことは不可能である。
最初失点の後、あまりにも早く追加点を許したのは本当に致命的で、ペナルティーエリアに韓国選手が何人もいたが、誰もアルジェリアの選手に詰めていなかった。この時、GKチョン・ソンリョンが飛び出して重大なミスをした。チョン・ソンリョンのミスだけを攻めるわけではないが、彼のミスはゴールに直結した重要な場面だった。
重要なゲームにおいて守備的に入るのは理解できるが、それは守備のラインで確実に止めることができていた場合の話だ。後半にみられたように、韓国の攻撃的にアルジェリアは苦労していた。攻撃的に行けば圧倒することも可能だったはずだ。なぜ前半でそれをしなかったのか?理由が分からない。
今回の試合は、すでに前半に勝負が決まってしまった。後半で自分たちの姿を見せたとしても勝利するのは難しい差だった。
落胆するホン・ミョンボ監督。彼の未来は?我々のワールドカップはほぼ終わったように思える。我々がベスト16に勝ち進む方法はないかを考えた場合、韓国がベルギーを2点差以上で下し、さらにアルジェリア対ロシアの試合結果も見守らなければならない。最終戦のベルギーは主力を抜いてくるだろうが、今のような守備力の大韓民国がベルギーに対して大きな点差を付けて勝つことは難しいだろう。
我々のワールドカップは2試合で終わったようだ。
ソン・フングミンだけは肯定的だった。後半に素晴らしいサッカーをし、代表チームに完全に適応した姿を見せた。彼の疾走とドリブルは印象的だったし、シュートも確実性がある。
将来のことを考えるとソン・フンミンだけは肯定的な部分であったといえる。 参考:
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