キネクトと工業用ロボットで描く緻密な3Dライトペインティング
ライトペインティングって「長時間露光カメラの前でペンライトなど光るものを絵筆みたいに動かして描く自由なデザイン」というのが一般的なイメージですよね。だいたいどんな絵になるか想像つくときもありますが、偶然の産物を楽しむことも多いのではないでしょうか?
一方、Jeff CrossmanさんとKevyn McPhailさんは対極的なアプローチをとっています。彼らが提案するのは、工業用ロボット「ABB IRB 6640」を使い、ピクセル単位でデザインされたイメージを描画する方法。
このライトペインティングの元画像はXboxのキネクトカメラを使って撮影され、3Dソフトなどのツールで加工されたのち、5,000ドット程度のポイントクラウド・データに落とし込まれます。
ロボットアームの先端にはフラッシュ発光するRGB LEDが搭載され、どんな色でも再現可能。約25分かけて、ゆっくりと3Dポイントクラウドをライトペインティングとして描いていきます。
待ってる間はちょっぴり退屈かもしれませんが、ライトペインティングが正確に描けるということは、ライトペインティングのアニメも作れるということですよね。人間に手の動きに頼っていると実現できないアートの可能性も開かれそうです。
source: Jeff Crossman & Kevyn McPhail via Engadget
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(Rumi)