戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://labaq.com/archives/51828664.html


ぜひ知っておきたい…「医者が常識と思っていたら、患者が知らずに大変なことになったケース」経験談いろいろ:らばQ
2014年06月24日 12:26
 

知っておきたい医学の常識
医者と患者とでは医学知識に大きな差があるのは当然ですが、だからと言ってすべてを説明していては、いくら時間があっても足りません。

そのため医者としても、最低限の常識は知っているものとして説明するわけですが、「実は患者がとんでもない誤解をしていた」という失敗例も多いそうです。

「知っていて当然と思っていたら、いちいち患者に説明しなければならなかった」という、医者ならではの経験談をご紹介します。

●救急医療士をしている。
意識のない糖尿病患者の口に、ゲータレード(スポーツドリンク)を流しこむのは良い方法ではないと、何度も多くの人に説明しなくてはならなかった。
「正しい方法」
1. 救急車を呼ぶ。
2. グルカゴン(応急処置薬)のセットがある場合はその説明書に従う。
3. 患者の顔やその近くに何も入れない、何も置かない。救急車が20分以内に来るならそのまま寝かせておく。
4. ゲータレードがあるなら、自分で飲んで落ち着いておく。

●医学生だけど、患者の首の動脈の音を聞き終わったあと、「呼吸をしていい」と指示を出さなくてはならないこと。患者はクレイジーなくらい、自分が呼吸をしていいかの許可を待っている。最近ではわざわざ口で説明することにしている。

↑自分は呼吸を止めるように指示するときは、自分も一緒に止めるようにしている。自分が苦しくなったら相手にも呼吸をするように言う。多くの患者は医師の指図を真剣にとらえるからね。

●友人の息子の話だけど、ピーナッツ・アレルギーの患者がいつも気分が悪いのは、母親が毎日ピーナッツバター・サンドイッチを作って持たせていたことだった。母親はピーナッツバターの原材料がピーナッツだと知らず、息子も中学生だったがそれに気づかなかった。

↑君の友達はいつもそんなに愚かなのか。

↑言葉って難しいんだよ。

↑私のボーイフレンドも、ポップコーンがコーンからできていることを知らなかったので、驚きではない。

↑うちの息子はリンゴ“Apple”アレルギーだが、保育園からパイナップル“Pineapple”を食べさせていいか連絡があった。

●ドキュメンタリー番組で見たんだが、とある女性が糖尿病で足が壊死してしまい、医師から切断しなくてはいけないと言われた。すると女性は「キリストが治癒してくれる(という意味合いのこと)」と言って拒否した。医師はその女性を見て、「ウジがあなたの足を食っているんですよ。キリストがあなたの足を切断させたいんですよ」と説明していた。

●獣医をしている。
女性がメス猫を連れてきたんだが、妊娠していることを伝えると「家の中で飼っているのでそれはありえない」と言い張った。その後、質問を続けたところトムという猫もいることを知るが、そのトムはメス猫の兄妹なのでありえないと言う。猫の世界はそうじゃないんだよ。

↑自分も獣医だが、ペットの知識が足りない人が非常に多い。ひどかったのは特に理由もなく数日に1度しかエサを与えない女性がいて、当然その犬は低血糖症になっていた。担当したナースがそうした無知が許せない性格で、女性に「あなたも食事は3日置きでもいいの?」と怒鳴っていた。

●赤ちゃんを振るのはダメだってこと。
父親が新生児を検診に連れてきた。最後のほうで「熱が出たときはどうしたらいいか」と尋ねられたのだが、救急に連れてくるという以外にその父親は、「重症のときは赤ちゃんを振って揺らすといいのか」と聞いてきた。
私が「赤ちゃんを振って揺らしていいときなんかない」と言うと、「ではどれくらい緊急のときには振って揺らすのか」と聞いてきた。まるで熱を治すための常識かのように思っているのには驚いた。

↑揺らせばリセットすると思ってるんだよ。

↑試してみた。効果はなし。刑務所に入る可能性あり。

●自分のお気に入りは、更年期障害のパッチ剤(ル・エストロジェル)を処方された女性で、1日おきに1枚貼るように言われていた。
次の検診で、女性は貼る場所がなくなるので、このパッチが気に入らないと不満を述べていた。なんと貼り替えをせずに1枚ずつ別の場所に足していて、体中パッチだらけだった。

●子供にハロウィンのキャンディを全部食べさせたという母親が、救急に連れてきた。腹痛を起こしていたからなのだが、キャンディの量を減らさなくてはいけないというと、まるで私の頭が3つもあるかのような顔をしていた。

●教授が教えてくれた話だが、避妊用のピルを処方されたにもかかわらず妊娠する女性がいた。彼女は毎晩使っているのにどうして避妊効果がないのかわからないと不満を漏らしていた。後にようやく教授が真相をつきとめたのだが、その女性は薬を飲んでいたわけではなく、プライベートな場所に直接使用していたとのことだった。

●友人の医師から聞いたのだが、ある女性患者が足を切断せねばならず、手術をするための署名が必要だった。医師はもっと考える時間が必要かどうかを女性に尋ねた。すると彼女はまるで無頓着な様子だった。不思議に思った医師が、どうしてそんなに平気なのかを聞いてみた。すると「手術をしても足はまた生えてくるから大丈夫」だと言う。そこで彼女(人間)がサラマンダー(トカゲ)ではないことを告げたところ、急に深刻さに気付いたらしい。

●救急に、17歳の女の子がお尻が血だらけの状態で運ばれてきた。理由は彼女はお尻を一切拭かず、ひどいおむつかぶれ状態になっていたからだった。ソーシャル・セキュリティに電話して、正しい拭きかたを教えなくてはいけなかった。

●妻と私は子供が欲しくて、産婦人科を訪れて話をした。会話の最後のほうになって、産婦人科医は真面目に「妊娠するためには…、避妊具の利用をやめなければいけない……」と言った。僕ら2人は医師を見つめて「ええと……当然ですよね?」と聞き直すと、医者はそれを言うまで気づかないカップルが多いからと答えた。


お医者さんも大変です。

他人ごとだと笑い話かもしれませんが、自分や身近な人が勘違いすることだってありえるので、こうした失敗談は頭に入れておきたいですね。

Doctors of reddit, what's something you've had to tell a patient that you thought for sure was common knowledge?

アゴをゆるめると健康になる!  肩こり、腰痛、疲れも吹き飛ぶ間質リンパの整え方
佐藤 青児
KADOKAWA/メディアファクトリー
売り上げランキング: 260

関連記事

 
Twitter facebook はてブ コメント ご意見 TB
 
コメント欄を表示する(0)
この記事へのトラックバック
あんてなサイトにブックマークされました。
トラックバックURL
zeronpa | カテゴリ:健康・医学  海外の反応
最新記事
記事検索

スポンサードリンク
以前の記事
トレンド


らばQは、世界中から役立つ・面白いニュースを、毎日厳選して配信しているバラエティニュースサイトです。