ASUS が、4K 解像度の31.5型IGZO パネルを搭載する液晶モニタPQ321Q を国内販売すると発表しました。Computex 2013 で「世界初のコンシューマー向け4K PC モニタ」として発表され、一部の国では昨年7月から販売されていた製品です。


主な仕様は、31.5インチ3840 x 2160 IGZO パネル(非光沢、W-LED バックライト、GtoG 応答速度8ms、視野角水平垂直ともに176度、最大輝度350cd/m2、コントラスト比800:1、最大表示色約10億7374万色)。

映像入力端子はDisplayPort 1.2 x 1、HDMI 1.4 (デュアル接続対応) x 2。ほかステレオミニジャック x 1、2W x 2 ステレオスピーカー、3.5mm ミニジャック x 1 (RS-232C 制御用)など。

4K 解像度での60Hz 表示は、DisplayPort 1.2 接続またはHDMI デュアル接続時のみ可能です。

機能面では、2つの入力ソースを並べて表示するピクチャー・バイ・ピクチャーに対応。2つのソースを重ねて表示するピクチャー・イン・ピクチャーは非対応です。



スタンドは上25度、下5度、左右45度の角度調節と、150mm の高さ調節が可能。縦回転(ピボット)は非対応です。

本体サイズと重さは、W750 x D256 x H489mm、約13kg。対応するVESA 規格は200 x 200mm。

付属品はDisplayPort ケーブル、RS-232C 変換ケーブル、AC アダプタ、電源ケーブル、マニュアル、保証書。

予想実売価格は税別30万5370円。発売は2014年6月27日(金)予定。購入日から3年間の日本国内保証がつきます。

なおPQ321Q の競合モデルと言えるデルの31.5型4K IGZO モニタUP3214Q は、先日大幅に値下げして直販価格19万9980円で販売中です。

また国内ではTN パネルを搭載して8万円を切る4K モニタが各社から販売中です。ASUS、デル、レノボの低価格4K モニタ比較記事もあわせてどうぞ。