虚空間のエロティシズム。すべて手仕事で描かれたデジタル作品のような画家・三尾公三の絵画作品
三尾公三(1923-2000)さんの絵画作品をご紹介します。三尾公三さんは合成写真やパソコンで描かれたような絵画を絵具を霧状に噴射するエアブラシを使って描く作品が有名です。週刊誌「FOCUS」の表紙絵でも広く知られています。なんと、43歳の時に京都市工業試験所塗装科の夜間部に1年間通い、吹き付けの技法を習得したそうです。三尾さん自身にとって試行錯誤の末に行き着いた技法と言えるのでしょう。転機には、過去の作品や画材などを友人に譲ったり、焼却するなど飽くなき探究心とストイックな姿がありました。
ではご覧下さい。奥に吸い込まれそうな空間が描かれていますよ。「FOCUS」の表紙も合わせてどうぞ。
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こちらが1981年から1999年まで担当した週刊誌「FOCUS」の表紙です。
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