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東京おもちゃショー:LINE体験スマホからリアルすぎるネコ型ロボットまで - Engadget Japanese

6月14日・15日に開催された東京おもちゃショーより。Android OSや独自OSを搭載するスマホ・タブレットおもちゃや、ロボット型おもちゃといったアイテムの動向をご紹介します。

東京おもちゃショー2014 LINE体験スマホやネコ型ロボット

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54 枚


Android OSや独自OS搭載のスマホ・タブレットおもちゃ



大人が使うスマホやタブレットは今や子供にとって憧れのガジェット。ですが、本物をおもちゃとして子供に渡すのは色々と支障も出てきます。そのスマホ・タブレットへのあこがれを取り入れたハイテクおもちゃは新しい定番になってきました。「ジュエルペット ジュエルポッド プレミアムハート」と「ジュエルペット ジュエルパッド」以外にもバラエティに富んだ展示が行われています。




タカラトミー「プリパス アイドルリンク」は、独自OSで動くスマホ型おもちゃ。女児向けアーケードトレーディングカードゲーム「プリパラ」と無線LAN通信できるゲーム連動商品です。

ゲームで使用する洋服のコーディネートデータやプリパスで撮影した写真をプリパラに送信、印刷できるほか、プリパラをハブにしてメール配信やコーディネートデータの交換が可能。税込希望小売価格1万778円。8月発売予定。



同じくタカラトミーの「マイタッチスマート」も独自OSで動くスマホ型おもちゃ。LINEの監修を受け、専用アプリがインストールされたiPhone、iPad、iPod touch、AndroidへLINE風のメッセージやスタンプを送信できます。



スマートフォンやタブレットとはBluetoothで通信し、通信範囲は最大10メートル。親権者の目の届く範囲でのみ事前に認証した端末と通信することで、安全性を高めています。本体のmicroSDカードスロットを使うと写真・音楽データの利用・再生も可能です。税別9980円。8月7日発売。



メガハウスのFairisia (フェアリシア)は、Android 4.2 搭載のティーンズ向けスマートフォン。チャットやデコカメラなど30種類以上のエンタメ系アプリの他、IP電話やブラウザ、マップ、ミュージックプレイヤーなどのツール系アプリを初期段階からセットアップしています。

カラーバリエーションはラベンダーとホワイトの2パターン。予価は税別2万2990円。7月31日発売予定。

なお利用には子供の安全を守るための遠隔ロックやWiFiセキュリティ、アプリ利用制限機能などが含まれた専用の回線契約が必要です。

通信基本料(データ通信・IP電話)・1GB通信・遠隔ロック等の安全機能を含んだパックで、月額税別2390円から(※初月無料、事務手数料税別3000円別)。




同じくメガハウスのtapme とtapme+ は、Android 4.0搭載のタブレット型おもちゃ。対象年齢3-6才のtapmeは、ひらがな練習アプリやおじゃべり図鑑など知育系アプリをプリインストールしたモデル。「あんしんキッズロック」で設定したアプリのみを表示させるコントロール機能や、「使いすぎ防止タイマー」・「パパママモード」を搭載。利用にはWiFi経由でのインターネット接続が必要です。

カラーバリエーションはホワイトのタブレット本体にレッドとブルーのシリコンバンパーを装着した2パターン。本体税別価格1万9800円で販売中。

tapme+ は対象年齢6-12才のジュニア向けタブレット。明鏡国語MXなど4つの辞書アプリ・時間割カレンダーなどの教育系アプリをプリインストールしています。tapmeと同じ「使いすぎ防止タイマー」・「パパママモード」も搭載。利用にはWiFi経由でのインターネット接続が必要です。

カラーバリエーションはホワイトのタブレット本体に、ピンクとライトブルーのシリコンバンパーを装着した2パターン。本体価格税別1万9800円で販売中。

多様さを増すブロック型おもちゃ





ビバリー「カーパズル3D」は、3Dピースを組み上げていくと車が完成する立体ジグソーパズルです。タイヤ部が可動式のため、動かして遊ぶことも可能。 ピースは比較的大きくて簡単に制作でき、子供も大人も楽しめます。

写真の「ランボルギーニ ムルシエラゴ」の他、「MINI クーパー」、「BMW Z4」、「ハマー H2」の4車種を発売段階で用意。それぞれ2700円(本体価格2500円)、7月販売開始予定。



カワダの「ナノブロック」は、最小部品は4×4×5mmと極小サイズのミニサイズブロック。1つのブロックを小さくすることでよりリアルで小さい模型が作れます。通常のブロックセットから、仮面ライダー・くまモンなどのキャラクターコラボセットも豊富。シリーズ、内容など幅広いため、価格など詳しくはオンラインカタログをご覧ください。

またナノブロックを使って作る「ナノゲージ」は、台車ユニットやモーターを組み合わせることで動かすことが可能な鉄道模型。ナノブロック・ナノゲージを組み合わせた大きなショーケースには操作を待つ人、様子を眺める人など多くの人が足を止めていました。こちらもラインナップなど詳細はオンラインカタログへ。



アイキューキージャパン「iQ KEY」シリーズは、モーターや歯車が内蔵されたカプセルや部品を組み立てて動くおもちゃを作り、科学を学ぶ電動知育玩具。動く仕組みを理解し、組み立て方によっては動かないことも含め知育効果が期待できます。

ラインナップはIQ KEYアドバンス1200(パーツ44種類・205個)税別1万8500円、IQ KEYパーフェクト1000(パーツ41種類・199個)税別1万3800円、IQ KEYパーフェクト600(パーツ36種類・130個)税別9800円、IQ KEYパーフェクト400(パーツ21種類・54個)税別6800円の4つ。それぞれ販売中。

さらに身近に、かわいくまたはリアルになったロボット型おもちゃ


ロボット型おもちゃは多色LED・赤外線やタッチセンサー、音声センサーなど多機能化が進み、動きや仕草が増えて親しみやすい存在として展示されています。



タカラトミーの赤外線・音声センサーで動く「Omnibot+」シリーズ、「Hello! mip」、「Hello! zoomer」はおもちゃならではの遊び心を感じるロボット型おもちゃです。

Hello! mipは手の動きをセンサーで検知するジェスチャーコントロールが可能。手を追いかける・回転するなどの反応を行います。また、iOS・Android向け専用アプリをインストールしたスマホやタブレットをリモコン代わりに使い、Bluetoothで通信。缶ジュースなど物を運ぶ・パンチのように体を降る・描いた軌道を再現して走行できます。

カラーバリエーションはホワイトベース×ブラックと、ブラックベース×ホワイトの2種類。単4乾電池4本で動作します。希望小売価格税別1万5000円で販売中。


Hello! zoomerは人の言葉を理解する犬型ロボット。LED・赤外線センサー・音声センサーを搭載し、40種以上の仕草が可能で、タイヤになっている前後の足を使い、リアルな子犬のようにダイナミックに動きます。

音声センサーは日本語と英語に対応。話しかける言葉を変更する前に本体の言語モード(日本語2種・英語1種)を切り替える必要があります。カラーバリエーションはホワイトベース×ブラックの模様で、身体の模様は1万パターン以上と豊富です。リチウムイオン電池駆動(USB充電)で約1時間の充電で連続20分間可動。希望小売価格税別1万5000円、7月下旬発売。



ペット型ロボットのリアル化も進んでいます。セガトイズは「夢ペットシリーズ」のネコ型ロボット「夢ねこセレブ」、ひよこ型ロボット「夢ひよこ」を展示していました。


夢ねこセレブ・夢ひよこ共に本物のような見た目・動き・鳴き声が特徴。

夢ねこセレブは頭・左右頬・お腹・背中にセンサーを内蔵し、触ると目や耳を動かしながらゴロゴロと鳴いたり眠ったりします。しっぽの根本を握るとまれに不機嫌な声をあげるなど、リアルすぎる鳴き声が印象に残ります。

カラーバリエーションはホワイト1パターン。毛並みを梳かすコーム付きで税別1万1000円。7月3日発売。なお、発売を記念して毛色や模様がデザインできる「世界で一匹だけのあなたの夢ねこキャンペーン」9月30日まで実施中です。

夢ひよこは頭にセンサーを内蔵。撫でるとパタパタと羽を動かします。抱いたまま撫でると眠り込む場合もあります。カラーバリエーションはイエロー1パターン。税別2500円。7月3日発売。

「おもちゃ」と聞くと子供向けの製品をつい思い浮かべますが、多機能化・多様化で年齢や性別を超えるジャンルの製品へよりシフトしていることを感じました。

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