ライオラ「バロテッリだけを非難するのは恥ずべきことだ。これはバランスを崩し、カルチョが死んだこの国を反映しているね。
そもそもイタリアがワールドカップで優勝するとでも思っていたのかい?私はこれを失敗だと思っていないよ。
なぜならヨーロッパでは既にイタリアのクラブは勝てていないじゃないか?それが代表なら奇跡を起こせるとでも思っていたのかい?」
「本当の問題とサッカーを区別するべきだね。私はチェレーザ・プランデッリ監督の事をよく知らないが、彼の戦術は敗者で、ピッチに1人だけストライカーを置く失われた戦術だった。コスタリカだって3人を起用していたのに」
-マリオ・バロテッリはどうしていますか? 「絶望し、悲しんでいるよ。ガッリアーニだけ擁護していたね。イタリアサッカー連盟は完全に沈黙していたがな。バロテッリは(お前らのように)誰も非難していない。バロテッリは自分の才能を表現することができなかったから落ち込んでいる。」
「しかしだよ、イタリア代表で誰がいいプレーをしてたよ?」
-誰かいましたか?
「ピルロは素晴らしプレーをしていたと思うが、残りはどうだろう……私はデ·ロッシのコメントを読んだが、彼らにコメントする気がしない。失望していたのは理解するが、ウルグアイでの失点は全てバロテッリのせいなのか?」
-ブッフォンが若手に対して批判していた事については? 「私はベテラン選手と若手選手がグループとして団結できなかったのだと予想する。だが例として、ポール・ポグバは若いがフランス代表からはこんな話は出ないじゃないか。私はおそらくこれが欠けていたものだと思うよ。」
-バロテッリは人種差別のことも言っていましたよね?「バロテッリはイタリア人になることを選択したんだ、それを思い出してくれ。彼を批判している連中のように偶然イタリア人だったわけじゃない。そしてその選択をバロテッリは誇っているんだよ。」
-彼のいくつかの傲慢な態度が指摘されていますが?「それはいつもの誤解だね。バロテッリは信じられない程の重圧にさらされているんだ、イタリア全体を背負っているんだから。彼は彼の独自の方法で反応するが、置かれている状況は容易ではない。俺がバロテッリに何を言えばいいんだ?教えてくれよ」
-イタリア代表としての未来をどう見ていますか? 「バロテッリは常に情熱をもって代表招集に応じてきた。イタリアのためにプレーするのは最大の喜びでもある。だが、彼が決める事ではない。この批判を信じる監督ならバロテッリを招集しないかもしれないね」
「アルゼンチンには世界最高のメッシがいるだろう。ワールドカップでは勝っていないが、彼らはメッシに怒っていない。だが、イタリアではバロテッリだけに怒っている。ほかのすべてに目をつぶってね」
Via:
Gazzetta