パトカーが、”スピード違反”で検挙されるという異例の珍事件が起きていたことがわか
りました。
画像:【”スピード違反”で検挙されたパトカー】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140628/t10015580091000.html
28日にNHKなどが報じたもの。
それによると今年2月、「当て逃げをされた」との通報を高速道路上のサービスエリアにいる一般人から受け
た京都府警がパトカーを現地に向けて出動させ、兵庫県内の高速道路(中国自動車道~西宮名塩サービス
エリア)を緊急走行でスピードを出していたところ、兵庫県警にスピード違反で検挙されていたとのこと。
画像:【中国自動車道】
http://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:中国自動車道・大阪中央環状線.jpg
法定速度では最高速度が100キロと定められていますが、京都府警のパトカーは145キロを出して走行し
ていました。
兵庫県警は運転していた20代の巡査長を「道路交通法」違反の疑いで書類送検しましたが、検察は起訴
を猶予する処分としたとのこと。
この不祥事を受け、京都府警は先月、巡査長に「訓戒」、同情していた巡査部長を「注意」としています。
「道路交通法」では、取り締りなどの緊急時には警察車両が最高速度を超えることを例外的に認めています。
が、兵庫県警は
「現場に早く到達しなければならない緊急性があるなら、他府県警と連携すればよいことで、速度超過の正当性はないと判断した」
とパトカーを検挙した理由を明かしています
兵庫県警は、京都府警のパトカーの速度違反に緊急性と正当性があるとは認めなかったようですね。
警察は身内に甘いとよくいわれますが、とても珍しいケースです。