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体組成計にもデュアルの時代がやってきた : ギズモード・ジャパン

体組成計にもデュアルの時代がやってきた

2014.06.30 22:00
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デュアル」という単語に思わず反応しませんでしたか?

ガジェットを扱う記事ではこの「デュアル」という言葉がよく出てきます。古くはデュアルCPUやデュアルブート、デュアルスクリーンなんてものもありました。ここ最近はデュアルSIM、デュアルバンド、デュアルショットもそうですね。

デュアルとは、「二重の、二元的な」を意味する言葉で、ガジェットにおいては「2つのものを使い分ける」という場合に使用されることが多いようです。

最先端ガジェット好きの方なら、この「デュアル」という言葉に無意識に反応してしまいますよね。 1つよりも「2つのものを使い分ける、どっちも使える」というニュアンスがあり、時代の先を行くスマートな感じがたまらないのです。

そんな中、今度は「デュアル」な体組成計なるものが発売されました。

それがタニタの「体組成計 インナースキャンデュアル RD−900シリーズ」。


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何がデュアル?と真っ先に疑問が生じますが、この製品は医療分野でも主流となっている2つの周波数(デュアル周波数)の電流を使ってカラダを測定する技術を家庭用機器に取り入れた、国内初の体組成計らしいんです。

体組成計の測定原理を簡単に説明すると、乗るところにある金属部分からカラダに微弱の電流を流し、その際の電気の流れにくさ(電気抵抗値)を測定することで体組成を推定しています。


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今までの家庭向け体組成計は1つの周波数でカラダを測定していました。でもこの製品は細胞外を流れる低周波電流と、細胞膜を透過できる高周波電流の2つの周波数を使い分けることによって、より正確な測定が可能になったんだとか。

この最先端感。やっぱり、「デュアル」は裏切らないですね。

それにしてもこれまでのタニタ製品はシングル周波数の測定でも十分正確な測定ができるのに、そこにあえて医療分野や研究施設で使われるプロフェッショナルな先進技術を導入するあたり、相当のこだわりがありますよね。

それなら「デュアル」以外にも何かこだわりがあるかもしれない。というわけで「インナースキャンデュアル」をお借りしてもう少し詳しく調べてみました。


デュアルだけじゃない、国内メーカー初のBluetooth LE対応


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この体組成計はBluetooth LEに対応しているので、iPhoneと連携してスマートに健康管理ができます。NFC技術でスマホと連携する体組成計もありますが、こちらはBluetoothを使用しているので、かがんでスマホをタッチさせる必要はありません。この一手間を省くことも大きなこだわりといえそうです。


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iPhoneでも本体を起動できますが、乗るだけでも自動で電源が入ります。さらに最初に登録すれば、誰が乗っているかを自動で認識し、測定結果を表示します。体組成計は家族で使うことも多いので、わざわざユーザを手動で切り替える手間がないのは楽ですね。ちなみに登録した個人ごとによってバックライトの色が変わるという、細かい配慮も行き届いてます。


実際にiPhoneと連動させた動画が以下になります。



専用アプリ「HealthPlanet」で本体を起動させたあと、測定後に自動でiPhoneにデータが送られてきてますね。


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家族で使用する場合は、複数台のiPhoneをペアリングすることもできます。iPhoneが手元にない場合でも、測定データを後からiPhoneで受信して管理することもできるんですよ。


機能だけじゃない、最先端のデザインにもこだわりが


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体組成計は機能や正確性のほかに、毎日使うからこそデザインにもこだわりたいという人も増えています。この「体組成計 インナースキャンデュアル RD−900シリーズ」は、天板に強化ガラスを用いたモダンなデザイン。デュアル周波数をイメージした2本の縦に光るラインがアクセントとなり、まるでSF映画のオブジェのような存在感があります。あえて漢字で表現するなら、「」とした佇まいが漂っています。


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標準モデルの「RD-900」と上位モデル「RD-901」の2機種があり、カラーはそれぞれブラックとホワイトがあります。上位モデル「RD-901」は体重や筋肉量を50g単位で高精度に測定できるのもこだわりが感じられますね。


測定だけじゃない、連携アプリで楽しく健康管理


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この「体組成計 インナースキャンデュアル RD−900シリーズ」には4つの専用アプリが用意されています。単に体組成を測定するだけではなく、これらの専用アプリと連携することでゲーム感覚で健康管理やダイエットができます。


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例えばこの「365日腹筋アプリ SitApp」は角度センサで腹筋した回数を自動カウントする人気アプリ。「インナースキャンデュアル RD−900シリーズ」で測定したデータをアプリに送ることができるようになりました。


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例えば腹筋の前に測定して、目標の体重をオーバーしていると、腹筋の回数が追加されるという連携もしてくれます。ちょっとしたペナルティがあることで、モチベーションを維持できそうですよね。

こういった連携アプリのおかげで、体組成計との関わり方が根本的に変わってくる可能性もありそうです。機能やデザインだけではなく、実用性や拡張性があるのも「インナースキャンデュアル」のこだわりといえそうです。


進化するスマホ連携ヘルスケア


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「デュアル」というスマートな響きだけでいろいろとこだわりの機能を紹介してきましたが、実は、私は体組成計に触れるのが初めてでした。スマホやPCは数年で買い替えますが、体重計・体脂肪計は長い間同じモノを使い続けているため、ガジェット好きの方でも体組成計の最先端がわからない、という方もいると思います。

今回実際に「インナースキャンデュアル RD−900シリーズ」に触れてみて、かつてフィーチャーフォンから初めてスマホに変えた時の感動を思い出しました。最先端かつスタイリッシュ、そしてこれからの日常が変わるかもしれないというあの興奮。自分の生活がスマホ以前と以後に分けられるほどの衝撃でした。今、あの時のブレイクスルーが体組成計でも起きていると言っても過言ではありません。

この「インナースキャンデュアル RD−900シリーズ」も単に最先端なだけではなく、この体組成計があるだけで自分の健康を見直すきっかけになるかもしれません。

スマホを選ぶ時と同じように、最先端の機能やデザイン、実用性を兼ね備えた「インナースキャンデュアル RD−900シリーズ」は、ガジェット好きの方にとって自然と「機種変」の候補に入ってくるのではないでしょうか。

※6.25kHz、50kHzの周波数


source: タニタ

(瀧佐喜登)

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