鉄オタも唸る精密な風景。記憶だけを頼りに描く知的障害者・福島尚の鉄道画
自閉症である福島尚さん(44)は記憶だけを頼りにリアルで臨場感溢れる鉄道の風景画を描いています。なんと下描きをせずに描いているそうでその精密さに驚かされます。作品への集中力と鉄道への情熱が画面から伝わってきますね。4歳の頃から鉄道に興味を持ち、それ以降ずっと描き続けてきたそうです。
小学校に進んでも行き交う電車を一日中眺めては、鉄道の風景画を描いてばかり。家族旅行で行った先でもローカル線の電車や線路、駅舎をスケッチしたり写真を撮っては喜んだ。中学卒業後は障害者施設に通い始めたが、鉄道画に没頭する生活が10代、20代と続いた。
「先生から技法を教わったわけでもない。描き方は全部、自己流。画力も年相応のものだった」。清さんは当時をこう振り返る。
MSN産経ニュース
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福島 尚 鉄道絵画展2009年11月23日~28日
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一個人別冊 大人の鉄道最強図鑑 (ベストムックシリーズ・31)