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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:15:15.17 ID:V/BZHnlAO
サン「はあ！？」
アシタカ「頼む！ いつもはカヤにさせて貰っていたんだか、旅に出てからは一度ナデナデして無いんだ！」
サン「だ、だからってナデナデって…」
アシタカ「サンにしか頼めないんだ！」
アシタカ「足りないんだ！ 妹力が！！」
サン「(何だ、妹力って？)」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:15:28.59 ID:gk/HhGQL0
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15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:30:32.87 ID:FSQfMBwj0
>>2で俺の腹筋がメルトダウン
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:23:34.31 ID:O9Lm3puJO
>>2が>>2でよかった
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:21:46.71 ID:0DS9f037O
>>2
速業すぎワロタｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:20:48.36 ID:6tTSFOIR0
>>2のおかげで便秘が治りました
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:17:34.09 ID:V/BZHnlAO
サン「…どうしても、か？」
アシタカ「頼む！ 少しでいいん「おーい、アシタカ！」
アシタカ・サン「「エボシ！？」」
サン「何故貴様がここに居る！」
エボシ「まぁそう噛み付くな、山犬の娘よ……それより何をさっきから言い争いをしておるのだ？」
サン「……！！ 貴様には関係無い事だ！」
アシタカ「……」
アシタカ「(この際エボシでもいいか)」
サン「アシタカ？」
アシタカ「エボシ、頼みごとがある」
サン「アシタカ！？」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:19:19.87 ID:V/BZHnlAO
エボシ「何だ？ 言ってみろ、アシタカ」
アシタカ「ナデナデ…させてくれないか？
エボシ「ナデナデ？」
サン「アシタカ……お前……」
エボシ「いいぞ」
サン「！？」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:21:23.55 ID:V/BZHnlAO
アシタカ「本当か！」
エボシ「ああ、遠慮なくナデナデしてくれ……お兄ちゃん」ﾎﾟｯ
アシタカ「ｶﾞﾊｧ！？」
サン「なっ……アシタカ！」
アシタカ「ハァハァ……ま、まさかエボシがこんな高等妹力技を持っているとは……」
サン「(……心配した私がバカだった)」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:23:11.61 ID:V/BZHnlAO
エボシ「あっはっは。どうだ？ 兄ちゃん。どこぞの山犬娘より私の方がいいだろう！」
エボシ「私なら幾らでもナデナデさせてやるぞ！」
サン「うっ…！ そ、そんな事はない！ そうだなアシタカ！？」
アシタカ「……」ｸﾞﾗｸﾞﾗ
サン「アシタカ！！」
アシタカ「ﾊｯ！ ……マズい、意識が飛んでいた……」
エボシ「チッ！ (もう少しだったのに……)」
サン「(何とか止められたがアシタカも限界だな……)」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:31:56.12 ID:V/BZHnlAO
サン「(そうだ！)」
サン「アシタカ！」
アシタカ「どうした、サン」
サン「アシタカは妹力が足りないんだろ？」
アシタカ「ああ、そうだが……」
サン「エボシのタイプじゃ、妹力は補充できないんじゃないか？」
アシタカ「……確かにそうだな」
エボシ「なっ！ くっ、山犬の娘め……！」
サン「(よし！)」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:36:21.96 ID:V/BZHnlAO
アシタカ「なら、サン……改めてナデナデさせてくれ」ｼﾞﾘｼﾞﾘ
サン「うっ……そ、それは……」
サン「(エボシを止めることはできたけど、これからどうすれば……)」
アシタカ「さあサン、私のことをおにぃとｙ「エボシ様ー！」
エボシ「ゴンザか？」
ゴンザ「エボシ様、ここにいらしたんですか」
アシタカ「……」
サン「ア、アシタカ？」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:43:25.20 ID:V/BZHnlAO
ゴンザ「ん？ なんだ貴様」
サン「アシタカ、まさか……」
アシタカ「ゴンザ……頼みがある」
ゴンザ「？」
サン「やっ、やめろアシタカ！」
エボシ「そうだ、やめておけお兄ちゃん。ゴンザのどこに妹分がある？」
ゴンザ「妹分？ なんのことですかエボシ様」
アシタカ「いや、可能性は0じゃない……ゴンザ」ｼﾞﾘｯ
ゴンザ「な、なんだ」
アシタカ「ナデナデ……させてくれ 」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:50:57.59 ID:V/BZHnlAO
ゴンザ「ナッ、ナデナデだと！？」
アシタカ「ああ……頼む」
サン「アシタカ、正気に戻れ！！」
エボシ「……」
サン「おい、お前も何とか言え！」
エボシ「……確かに、可能性がないとは言えないな……」
サン「なあっ！？」
エボシ「ゴンザ！ アシタカにナデナデさせてやれ！」
ゴンザ「ええっ？ ……まあ、エボシ様が言うなら……仕方ないな」
アシタカ「すまない、ありがとう」
サン「くっ！」
アシタカ「……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:55:43.64 ID:V/BZHnlAO
アシタカ「ぐっ！？ う、うおおお……！？」ｶﾞｸｯ
サン「アシタカ、アシタカ！！」
エボシ「どうしたアシタカ！」
アシタカ「い、妹力が……」
ゴンザ「おお……」
アシタカ「吸い取られた……！！」
サン･エボシ「な、なんだって……！？」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:02:26.00 ID:V/BZHnlAO
アシタカ「ぐうっ……はあっ、はあっ……」
ゴンザ「こ、これが妹力か……」
ゴンザ「みなぎってくるぞ……！！」
サン「大丈夫かアシタカ！」
アシタカ「み、右腕が疼く……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
サン「見せてみろ！」
アシタカ「だ、駄目だサン、危ない！」ﾊﾞｯ
サン「！？ くっ！」
アシタカ「うぐっ……」
エボシ「ここのもの全てをナデナデするまで収まらぬか……！」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:07:19.44 ID:N+6JA6Ke0
サン萌えスレがこれまでないのがおかしかった
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:11:22.06 ID:V/BZHnlAO
アシタカ「サン、頼む！ ナデナデさせてくれ……！」
サン「う……」
サン「で、でｍ「お、アシタカじゃないか！」
エボシ「おトキじゃないか」
おトキ「エボシ様まで！」
アシタカ「うぐっ！」
トキ「ちょっとアシタカ、アンタどうしたんだい？」
アシタカ「おトキさん……」
アシタカ「(こうなったら……)」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:15:06.67 ID:4qnTm0UbO
おトキさんならナデナデよりモミモミした方が得だな
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:17:22.67 ID:zETpJvbXO
もののけ姫がここまで可能性の塊だったとは……！
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:17:52.75 ID:V/BZHnlAO
アシタカ「おトキさん！」ﾊﾞｯ
トキ「ん、なんだ……うわっ！？」
アシタカ「うおおっ！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
サン「やっ、やった……！」
ゴンザ「まずいですぜエボシ様」
エボシ「何がマズいんだ？」
ゴンザ「おトキを撫でることによって、奴は補充してしまう」
ゴンザ「禁断の力……」
ゴンザ「人妻力を……！」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:29:25.73 ID:V/BZHnlAO
アシタカ「う、おおお……！」
サン「アシタカ！」
トキ「アッ、アンタなんだいその腕……」
アシタカ「見ろ！ これが人妻力の力だ！！」ﾊﾞｯ
アシタカ「脳を腐らせ、破滅を呼び寄せる呪いだ！」
アシタカ「うおおっ！」ﾊﾞｯ
サン「うわあ！？」ﾄﾞｻｯ
エボシ「こっ、これが人妻の力か……！」
トキ「もののけ姫が！」
ゴンザ「もう、誰も奴を止められない！」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:36:27.02 ID:V/BZHnlAO
サン「やっ、やめ……アシタカ……！」
アシタカ「はあっはあっ……今、ナデナデしてやる……」ﾊﾞｯ
サン「いやああっ！」
ﾊﾞｷｲｯｯ
アシタカ「ぐっ！？」
サン「……？」
モロ「私の娘に手を出さないでもらおうか……」
アシタカ「モロ……！」
サン「お母さん ！」
ゴンザ「エボシ様、山犬が！」
エボシ「モロめ……出おった」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:45:41.83 ID:V/BZHnlAO
モロ「グオオオッ！！」ﾊﾞｯ
アシタカ「甘い！」
モロ「なっ……」
アシタカ「はああ！！」ﾓﾌﾓﾌﾓﾌﾓﾌ
モロ「うおお……！」
サン「お、お母さん！」
ゴンザ「獣力まで補充しちまいやがった…」
エボシ「モロをやるとは……もう私達の手にはおえん」
トキ「エボシ様！ 誰か来ましたよ？」
トキ「ここらじゃ見ない顔です」
エボシ「何？」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:50:49.97 ID:V/BZHnlAO
アシタカ「さあサン、私に体を委ねて……」
サン「いや、お母さん！」
モロ「サン……すまない……」
アシタカ「ナデナデ……させてもらおう！」ﾊﾞｯ
サン「……っ！」ｷｭｯ
？？「待ちなさい、アシタカ」
アシタカ「！」
エボシ「おに、いやアシタカ……お前の知り合いを連れて来たぞ」
サン「え……？」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:58:48.87 ID:V/BZHnlAO
ヒイさま「それ以上その娘をいじめてはいけないよ……」
アシタカ「ヒイさま……！？」
サン「(この隙に！)」ﾊﾞｯ
アシタカ「っ、サン！」
ヒイさま「アシタカ」ｿｯ
アシタカ「な……ぐ、うおおおお！！？」
アシタカ「うっ……」ｶﾞｸｯ
トキ「アシタカが倒れた！？」
エボシ「どういう事だゴンザ」
ゴンザ「おそらくあの婆さんに撫でられたことで婆力を補充してしまい」
ゴンザ「人妻力が相殺されたんだと思いますぜ」
サン「はあ、はあ……(助かった……)」
アシタカ「ううっ……」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:05:04.59 ID:V/BZHnlAO
ヒイさま「アシタカ……妹力が足りないんだね」
アシタカ「はい……」
ヒイさま「補充の為に、彼女を連れて来たよ」
アシタカ「ま、まさか……」
サン「！」
カヤ「兄様、お久しぶりです」
アシタカ「カヤ！」
カヤ「……」ﾁﾗｯ
サン「(こっちを見た？)」
カヤ「……兄様、私があげた玉の小刀……」
カヤ「彼女にあげたんですね」
アシタカ「え、あ、ああ……」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:10:40.74 ID:V/BZHnlAO
アシタカ「それは……」
カヤ「……いいんですよ、それよりほらはやく兄様」
アシタカ「？」
カヤ「ナデナデ、していいんですよ？」ﾆﾔｯ
サン「(こっ、こいつ……私を見てる……？)」
サン「(わざと見せびらかす気か……！)」
アシタカ「あ、ああ……」ｿｯ
サン「(アシタカ……)」
カヤ「んっ……」
アシタカ「……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:15:18.91 ID:V/BZHnlAO
アシタカ「……」
カヤ「兄様？」
アシタカ「あっ、ああ、いや……ありがとうカヤ」
カヤ「ふふ……補充できました？」
アシタカ「ああ……」
サン「(アシタカ……)」
カヤ「(こんなどこの馬の骨ともわからない女に、兄様を渡すもんですか)」ﾆﾔｯ
アシタカ「……だが……」
サン「え？」
カヤ「！？」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:21:58.53 ID:V/BZHnlAO
アシタカ「確かに妹力は補充できた……」
アシタカ「だが……何か足りない」
アシタカ「何か違うんだ」
カヤ「そんな……何が違うっていうの、兄様！」
ゴンザ「諦めるんだな、嬢ちゃん」
カヤ「！？」
ゴンザ「今の奴に足りないのは妹力じゃなかったんだよ」
エボシ「どういう意味だ？」
トキ「……わかる気がするよ」
ヒイさま「そう、今アシタカに必要なのは……」
ゴンザ･トキ･ヒイさま「愛力だ」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:26:40.60 ID:V/BZHnlAO
カヤ「ま……愛力……！？」
カヤ「そんな……」
サン「ア、アシタカ……」
アシタカ「サン、さっきはすまなかった」
アシタカ「だから、頼む」
アシタカ「ナデナデ……させてくれ」
サン「……」
サン「…………仕方ないな……」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:32:40.78 ID:4qnTm0UbO
デレたか……
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:32:04.95 ID:owVgYIYiO
「あいりょく」なのか「まなぢから」なのか
はたまた「まなりょく」なのか
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:34:06.16 ID:V/BZHnlAO
>>66
「まなぢから」です
妹力は「いもうとぢから」です
アシタカ「本当か、サン！」
アシタカ「ナデナデされて、お兄ちゃんと呼んでくれるか！」
サン「うっ……わ、わかった！」
サン「ナデナデもお兄ちゃんも言ってやる！ ただし……」
アシタカ「ただし……？」
サン「……もうこれからは私以外の人間をナデナデするんじゃないぞ！」ﾌﾟｲｯ
アシタカ「サン……」
アシタカ「……ありがとう」
サン「うっ、うるさい！ バカ……」
カヤ「くっ！ 私の妹力が負けるなんて……！」
ゴンザ「愛力の前ではなにも敵わんさ」
モロ「ふっ……あの小僧……」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:41:20.13 ID:V/BZHnlAO
アシタカ「なら、さっそく……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
サン「んっ……」
サン「……お兄ちゃん」
アシタカ「どうした、サン？」
サン「……好き」
アシタカ「……ああ、私もだ」
end
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:41:53.65 ID:rO0hBsVqO
愛力… ふぅ
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:43:16.16 ID:V/BZHnlAO
ジブリが好きだからやった
反省はしてない
見てくれた方ありがとうございました
ネタ思いついたら他にもやりたいです
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:43:33.44 ID:ruEK3TPIO
愛力 いいものだな
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:49:38.17 ID:B3/3HyVb0
これはいいものだ
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/05(水) 00:39:21.40 ID:ehOqTsPwO
ふぅ...
愛力は素晴らしいな...
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