妊婦が電車と接触して死亡…ホームドアはなぜ設置されないのか
滋賀県草津市の駅のホームで、妊娠中の女性が、電車に接触して死亡する事故がありました。駅には、転落防止用の装置などは設置されていませんでした。なぜ、ホームドアの設置は進まないのでしょうか。
更新日: 2014年07月07日
滋賀県草津市の駅のホームで、妊娠中の女性が、電車に接触して死亡する事故がありました。駅には、転落防止用の装置などは設置されていませんでした。なぜ、ホームドアの設置は進まないのでしょうか。
更新日: 2014年07月07日
ホームドアがあれば、防げたかも…
滋賀県で、駅のホームで妊娠中の女性が(28)が、進入してきた新快速電車の側面に頭をぶつけて死亡した
JR東海道線南草津駅
死亡した女性は、妊娠約4カ月で、胎児も助からなかった。
周囲に妊婦であると気付いてもらえない場合が多い
妊婦は1人で、黄色い点字ブロック付近で電車を待っていて、気分が悪そうだったという
管轄がJR西だから東京とか関係ない。乗降者の多い環状線や新快速の停車駅は優先的にホームドアを設置するべき / “ホームで妊婦倒れ電車と接触し死亡 滋賀 NHKニュース” htn.to/5bRwGG
効果が証明されても、全国的に普及していないホームドア
東京メトロ・有楽町線のホームドア
ホームドアが設置された駅では、転落事故がほぼゼロに
(写真)山手線・恵比寿駅
(写真)山手線・目黒駅
しかし、恵比寿・目黒駅以外の山手線の駅では、2010年だけで、13件の人身事故が発生
現在は、その他の山手線各駅にも、ホームドアの設置が進んでいます
順調に増えているように見えますが…
しかし、国土交通省が定める全国で1日10万人以上の利用がある駅では、まだ10%程の設置率しかない
また、ホームごとの実質的な普及率になると5%に満たない。
駅ではなく、ホームごとでカウントすると、まだまだ本当に少ない…
どうして、ホームドアの設置は進まないのか
ホームドアの設置には、
1駅で2億円程度かかるといわれる
さらに、技術的・物理的に多くの課題がつきまとう
写真は、新宿駅のロマンスカーの停車状態。
特急列車と通勤電車で扉の位置が異なれば、ホームドアの位置を決めることが出来ない
(写真)東急つきみ野駅
ドアを統一する車両改造をするだけでも、路線によっては2000億円程かかるといわれるため、可動式タイプの整備が割安とされる
そんなにお金がかかるんですね…
乗客にとっては、当たり前でも…
ホームドア設置によって、運転士には通常よりも3倍の正確さが要求されることになる
さらに、電車を定位置に停止させなければ、遅れなどの支障が出る
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