昨年オリンピック・リヨンから移籍してきたデヤン·ロブレンは、プレミアデビューシーズンにも関わらず印象的な活躍をしたディフェンダーだった。
リバプールはこの夏の移籍市場で、サウサンプトンからFWリッキー・ランバート、MFアダム・ララーナを獲得しているが、更にDFデヤン·ロブレンの獲得を希望した。しかし、サウサンプトンはランバート、ララーナの時とは違いロブレンに向けた移籍のオファーを拒否しただけでなく、オファーがあった事実すら伝えていなかった。
ロブレン「これ以上サウサンプトンに心はない。サウサンプトンは私にリバプールの申し出を知らせなかった。調べてみると、十分な金額を提示してくれていたよ」と怒りを語る。
「
サウサンプトンに残留する考えはない。リバプールからの2,000万ポンドのオファーを断ったんだ、私を獲得したときの2倍以上の金額なのにね(ロブレンは900万ポンドで移籍してきた)。数日前にリーグトップクラスのチームが私にこれだけの金額を提示した事には驚いている。
サウサンプトンは私を移籍不可に設定しているが、私の心は既にリバプールのがあるよ。」リヴァプール移籍に向けた強い意志を語った。
また、ロブレンはサウサンプトンの野心のなさに絶望している。 前述のFWランバート、MFララーナの放出に加え、イングランド代表にも選出されているDFルーク・ショーをマンチェスター・ユナイテッドへ放出。更にチームを指揮していたポチェッティーノ監督までもがトッテナム・ホットスパーへとステップアップしていった。
ロブレン「サウサンプトンが少しでも野心を見せてくれたら私も残留を考えた。しかし今回の移籍市場では、核となる選手を全て売ってしまった。この行動に私は大きく失望したよ。」
「私がサウサンプトンに加入するとき多くの人が驚いた。でも、当時のクラブは大きな野心をもっていたから私は移籍したんだよ。
ポチェッティーノ監督が4月という早い段階で去ることが決まり、私はこのチームが終わったんだと気がついたんだ。加入した当時に話していた約束と今はあまりにも異なっている」と話した。
今年1月、クラブをここまで育ててきた Cortese会長がオーナーと意見が合わずに辞任している。
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Sportske