環太平洋連携協定(TPP)交渉で、アメリカの業界幹部が日本に対し、
「乳製品の関税を完全撤廃せよ」と迫っています。
画像:【乳製品】
http://www.nmpf.org/NDPC/national-dairy-producers-conference-program
今週、「時事通信」の取材により、アメリカで最大の生乳生産者団体「全米生乳生産者連盟(NMPF)」
のジェイム・カスタネダ副会長が答えたもの。
画像:【ジェイム・カスタネダ副会長】
http://www.wds2013.com/eng/biography/Jaime_Castaneda.html
カスタネダ副会長は
「日本は乳製品に関し、一切の例外扱いをなくし、全ての品目で関税を撤廃すべきだ」
「日本は酪農業の改革を実施するとともに、全ての乳製品に関し、意味のある包括的な市場開放をすべきだ」
と強調。
特にチーズ、バター、脱脂粉乳、ホエイ(乳清)の輸出をしたいとのこと。
アメリカの業界幹部の姿勢は、TPP交渉に影響を与える可能性があると指摘されています。
今回の件に【ネットの声】は・・
- 圧力か
- 日本がアメリカに同じこと要求したらどうなる?
- はねのけろ
- 関係団体が自分の利益主張するのは当然だが受け入れる必要はない
- 一つ崩れたらなし崩しにされるで
- 体力のない日本の酪農家や業者が潰される
- 海外の乳製品は結構うまいけどダメなんか?
- 鎖国しよう
- 食料の自給率がどんどん下がるな
- 移民も増えて輸入製品だらけになって、本来の日本はどこへ・・
などがあるようです。
アメリカ産の安い乳製品が広がる可能性がある一方、日本の業者の立場が厳しくなりそうです。